muv luv black witch   作:ひっがしら

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ちなみにもう書き始めてから1年たったらしい


神格化

「まだかよ!!こんなの持たないよ!!」

 

いさなは音を上げながらも前に来るBETAを倒し続けていた。

 

「斯衛、頼むから来てくれ!こっちは弾薬もつきそうなんだ」

 

「それより教官!さっきより数が増えてきてる!!」

 

見ればどんどん密度が濃くなっている。

そして音も大きく、響く。

 

「大阪湾が落ちたか、よく耐えていたと思うべきだろうか、光線級に注意!!」

 

大阪湾にいた海軍支援部隊が耐えていたがそれが無理になりそしてその効果が時間差で来た。

それだけでこんなにつらいのか。

 

身動きもとれず本来の戦い方ではない。

それでも耐えなければ。

 

耐えなければ!!

 

 

「ブーメラン3、カバー!」

 

いさなはリロードのために伊歩と場所をスイッチする。

それをセシルが庇いながら受け止め続ける。

 

「あれだ!教官、支援砲撃!もうそれだよ、海軍に支援砲撃させて」

 

「多分、渋るぞ。都に撃つなんて」

 

「核が落ちるよりはましだろ!!」

 

弾薬がもう半分を尽きる。

推進剤は8割。

 

「CP、こちらタイガーリード。支援砲撃を要請する」

 

「こちらCP…司令部に掛け合ってみます」

 

CPでさえも難しい問題だ。

というか京都の少し外れだから別にいいじゃんとか思っちゃうけど。

 

 

「支援砲撃の警告!?退去警告だ!つまり!」

 

「大隊、さがれ!」

 

ってことはきた!!

 

「CPより各隊へ、支援砲撃が許可されました。撤退するまでの間は継続的に砲撃する予定です」

 

「了解、CP」

 

教官が少しうれしそうにしながら無線を切る。

CPは他の戦域で忙しそうだったのによくさせてくれたな。

 

こっちも

 

「こちらブーメラン1.聞こえる?せつなさん」

 

「聞こえてます、拡張ユニットは京都駅の手前に輸送させます」

 

斯衛がきたら京都駅まで行って補給と拡張ユニットをもらい、岐阜に行ってそこから帰る。

とりあえずね。

 

「頼んだよ!!」

 

長刀を構える。

突撃砲をマウントする。

 

「節約なんてしないほうがいいから、やるよ」

 

砲撃をかいくぐったBETAを大振りで斬る。

少し前に出て変な手みたいなのをよけながらそれを斬る。

とりあえず斬る。

何も考えるな、斬れ。

 

リミッターは外さない。

推進剤は余分には使わない。

ばねのように、むちのように、縦横無尽に

 

二刀流、逆手持ち

前に出て、斬ればいい。

 

それだけをずっと繰り返す。

 

「ブーメラン1!いさな!前に出すぎだ!」

 

ただの作業だ。

教官よりもやれる。

自分だけがまえにでてればいい。

警告音だって今は心地いい。

その触手だってその甲羅だって

斬ればいい。

 

真正面からだって斬ればいい。

なんで避ける。

 

前に出て、すべてを殺せばいいんだよ

 

 

何言ってるんだろ

 

天津風、もう少し、やれるでしょ?

だからさ、魔女と踊ろうよ

 

《I have control.Mr black witch...》

 

マスター?黒魔女?

矛盾しているけど…

 

「You have、天津風」

 

僕は、海に飛び込む景色が見えた。

 

「反撃の、狼煙はどこ?」

 

 

海の中、それをおちていくと底がある。

底に立つと海は消え、海岸になった。

そこには砦。

 

一機のずんぐりボディーの機械がいた。

それに近づくといきなり腕で捕まれ中に放り込まれた。

窮屈だ。

 

「パイロットに管理権限を移行、システムはいつでも行けます」

 

目の前にはさっきの風景が広がる。

扉を閉められたがそれでも同じだ。

 

「砦を攻撃してください」

 

この機体の搭載AIか何かが言ってくる。

 

どうやって攻撃すればいいのか知らないがなんかレバーを握りトリガーを引く。

すると銃を構えて撃ち始めた。

 

なんでこれでいいのかわからないけどそれでも砦は崩壊し始めた。

 

「あと何個あるんでしょうね。ではまたお会いしましょう」

 

そういって機体からほっぽり出されるとまた海に落ちるように落下感を感じた。

っていうかこれだけのためにここ来たの!?

 

 

次に来たのはなにかしらない、緑のような青のような変な世界。

目の前にはなにかがいる。

戦闘機…みたいなものだ。

いや形が違いすぎる。

 

風貌は空いているみたいだし昇るためのはしごもある。

せっかくだしということで近づいて乗ることにする。

 

梯子を上り前席に着く。

座り込む。

 

そこにあったヘルメットを被りバイザーを下す。

シートベルトをする。

 

なぜか見覚えがある。

使い方もわかる。

 

キャノピーを閉じJFSをオン。

左エンジンから始動していく。

ふと頭をぶつけない程度に立ち上がるとそこには時雨と書かれていた。

ここでもか

 

 

右エンジンを始動。

チェックリストを見ながら確認していく。

すべてを確認

 

滑走路が見当たらないのでこのまま発進。

 

「その前に、パーキングブレーキオン」

 

そして

 

ミリタリー推力までスロットルを上げる。

一気に姿勢が前のめりになる。

 

「よし!そしたら、燃料もたっぷり、増槽付きだしアフターバーナーで行くよ」

 

そのままスロットル位置をアフターバーナーへ

パーキングブレーキリリース。

 

時雨は大空に舞って行った。

 

《Where is jam.I want kill__》

 

メインディスプレイにはその文字が浮かび上がる。

レーダー諸々が勝手に起動されていく。

 

「フローズンアイ、起動」

 

空間受動レーダーを起動。

 

「敵は、いないか?いやいる、どこかに、ジャムがいる」

 

武装は超長距離超音速ミサイルを選択。

するとフローズンアイにジャムが映った。

 

数は3、タイプは不明。

Unknown表記だ。

 

「IFFは?応答なしか、ならば」

 

アラームが鳴る。

表記がEnemyへ

 

「敵だ」

 

ロックオンして発射、リリース。

 

回避された。

近接信管は作動せず、あいつはなにものだ!?

高速で接近してくる。

 

中距離ミサイルを選択、ロックオン。

そしてリリース。

 

回避されまたはずれに。

 

ドッグファイトだ。

高速ですれ違う、マージ

翼をエアブレーキのように縦に折りながらも敵を追従する。

見えた。

敵は、スーパーシルフ

 

1つ前の機体だ。

 

《Gun ready》

 

トリガーを引くとすさまじい音と共に相手の翼が折れていく。

するといきなり制御ができなくなった。

いや制御権をとられた。

 

そして着陸するとキャノピーを開けられた。

まるで終わりだという風に。

 

 

そうこうしていると今度は何もない荒野にいる。

目の前にはなにもない

いやもうすでに乗っているのか。

 

「頭の中に直接情報がっ!!」

 

ネクスト、クリュザンテーメ

右腕部武器、大型レールガン

左腕部武器、パイルバンカー

右肩部武器、ビームライフル

左肩部武器、レーザー砲

 

 

オーバーブーストをする

敵を捕捉する。

 

クイックブーストをしながらレールガンを撃つ。

相手に当たるがそれはPAをはぎ取るだけだった。

近づこうにも相手のミサイルがうまいところに来て避けるので精いっぱいになる。

咄嗟にビームライフルに持ち替えてすべてを薙ぎ払った。

ミサイルも敵機も

 

でも敵機はおちない。

足は止まる。

それだよ!!

底にパイルバンカーをドーン!!

 

としたように見えたけど相手はなんか変な奴を球体を広げて守った。

 

こっちはPAも削られたし。

ただレーザー砲は撃てた。

それがかなりのダメージになっているみたいだ。

自由落下に身を任せレールガンで撃ちぬく。

 

また海の落ちていく。

でもすんでのところで飛行術式を発動する。

 

そして海を光学系術式で撃ちぬく

 

 

 

 

 

 

俺はため息をつくと相棒に声を掛ける。

 

「I have control」

 

状況がわからない。

戻ってきたのか、それとも

 

「斯衛があと10分で来る、そして損耗はないけれど物資がない。限界だ」

 

「僕が天津風に操縦権を渡してからどれくらいたった?」

 

「結構前だね」

 

伊歩はそう答える。

推進剤の残りは…なんで!?

 

推進剤は満タンだ。

弾薬はない、でも長刀はまだまだ余裕だ。

 

「計器類チェック、オールグリーンか」

 

ならば暴れるまで。

 

 

「リミッター解除、燃料節約用のセーブ機能も解除、枷を外せ。天津風」

 

Apotheosis

魔女は今、神になりかけた。

 

だが、それはジャム、いやBETAによって引きずり戻された。

 

それでも神になりかけたんだ。

触媒をもつ魔女…魔導士として。

 

それを自覚してほしいけど…したら壊れちゃうもんね。

だからいさなはもう少し眠っててね。

 

 

私がいさなを動かしててあげるから。

 

 

だからずっと、今は囚われててね。

 

 

 

 

 

「伊歩さん、ちょっとこれってすごすぎませんか?」

 

「セシルちゃん、確かに無理をしている感じはしないけど…」

 

いさなは、伊歩の目から見てもおかしいぐらいに強くなった。

リミッター解除とかそういうのを考えなくなったのもあるだろうけど

 

それでも動きは尋常じゃない。

まるで、戦術機においての長刀の扱いの究極のような

うまく人型というのを扱えているというか

 

よってたかるBETAをまるでいとも簡単に切り裂く。

その機体は、いや長刀は緑のような怪しい光を放ちながら次の獲物を探しに行っている。

 

「ブーメラン1、推進剤は!?」

 

ここまでいさながめちゃくちゃな動きをしているせいでなくなっているかもしれない。

 

「大丈夫!満タンだよ!」

 

 

わたしは耳を疑ったよ。

なんでなのってね

そしてある結論に至る。

やっぱり彼、いや彼女は血の通り魔女になったんだなって




なんか最近ぐちゃぐちゃだからどっかでまとめとかないとだな
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