IS学園から離れたスピリッツは、ある程度離れると海中に潜航
パイロット達は、各々休憩に入っていた
その中、弾は
「じいちゃん、母さん、蘭!」
と家族と再会した
「弾!」
「お兄!!」
厳と蓮は弾がMSパイロットだったことに驚き、蘭は泣きながら弾に抱きついた
弾は、蘭を受け止めると
「蘭、無事で良かった……」
「怖かった、怖かったよぉ……」
蘭は繰り返しそう呟いた
そして直哉は、同じように結城園の居る場所に向かっていた
「先生、皆!」
「直哉!」
「直兄!」
「兄ちゃん!」
子供達は直哉に抱きついて、麻里耶は直哉に向き合った
そして一夏は、千冬と会った
「千冬姉!」
「一夏……」
そして、進んでいた時
『スピリッツ各員に通達します。本艦隊は現在、オーブに向かって航行中です。オーブ近海に入るまで、ブリーフィングルームにて待機願います。繰り返します』
と放送がされた
それを聞いて、三人は
「悪い、じいちゃん、母さん、蘭。俺、行ってくるわ」
「先生、皆、行ってくる」
「千冬姉……それじゃあ」
と言って、収容区画から出た
そして、直哉達を含めたトライアド中隊はエウクレイデスのブリーフィングルームにて待機していた
その時、ブリーフィングルームのドアがノックされた
それを聞いて、ドアに近かったラウラがドアを開けた
するとそこに居たのは、専用機持ちを含めた代表候補生達だった
「君達は……」
と直哉が言うと、代表候補生の中から楯無が前に出て
「私達に、出来ることはないかしら?」
と問い掛けた
それを聞いて、直哉が
「どういうことですか?」
と問い返した
すると、乱音が
「幾らなんでも、助けられといて何もしないってのは、性に合わないのよ」
と言った
更に、ヴィシュヌが
「それに、見たところ人手が少ない様子……何か手伝わせてください」
と言った
それを聞いた直哉が
「……少し待て」
と言ってから、通信で
「ゼノン艦長、マーク隊長……今しがた、手伝わせてほしいと言ってきた子達が」
と確認を取った
そして、数分後
「了解。では、そのように」
と言って、通信を切った
そして、代表候補生達に視線を向けて
「許可が降りた。それぞれ、得意なことを教えてくれ」
と言った
そして、得意なことを聞くと
「では、ベルベットさんとフォルテさんは負傷者の治療のために、医務室に行ってください。道順は、壁に書いてあります」
と指示を出し始めた
そして、全員に指示を出すと
「では、頼みます」
と言った
直哉の指示を受けて、代表候補生達は動き始めた
やはり、軍事訓練を受けた者が大半なだけあって、動きは早かった
代表候補生達はテキパキと怪我人の手当、避難民達用の調理
更に、先の戦闘でISとMSからの対空砲撃で浸水が起きてないかの確認、起きていた場合はハロに指示を出しての修理をさせた
そうこうしながら、暫くすると
『避難民の方々にお伝えします。当艦隊は間もなく、オーブ領海に入ります。繰り返します』
と放送がされた
どうやら、無事にオーブに到着したらしい
『つきましては、これより潜航モードを解除し海上に出ます。皆様、衝撃に備えてください』
それを聞いて、避難民は支えあった
そして数分後、二隻は浮上
オーブの管制に従い、港に入港
避難民を下ろし始めた
直哉達はISとしての機体を展開
怪我人を救急車に引き渡し始めた
『よく頑張ったな、オーブだ。今から救急車だからな』
『気張れ。助かったんだ』
『諦めなければ、未来は開けるさ』
直哉達は一人一人に声を掛けながら、ゆっくりと救急車に引き渡した
そして引き渡しを始めて一時間後、全避難民の開放を完了
スピリッツは、二隻を秘匿ドックに入れて修理を始めた
その中には、あの代表候補生達の姿もあった
彼女達は自ら立候補し、同行してきたのである
そんな中で、一番活躍していたのは
「これは……A12ケーブル持ってきて~」
「この装甲は、補強材で十分行けそうですね」
「誰か、サンダー持ってきてー!」
本音、虚、薫子の三人だった
彼女達は元々、整備科のエースと呼ばれていたのだ
艦とはいえ、修理はお手のものである
それは、モルゲンレーテの本職達も脱帽レベルだった
その間、千冬と真耶はゼノンと面会していた
「二度目、ですね」
「ですな。まさか、貴女から依頼が来るとは思いませんでしたよ」
「間に合ってくれて、助かりました」
「こちらも、急ぎましたからな」
と
その頃、エウクレイデスのハンガーでは
「ようやく、完成!」
と束が喜んでいた
その理由が、束の機体が完成したのである
ガンダムAGE2・フルバレットだ
束は身体能力が、かなり高い
特に難しかったのが、レスポンスとOS設定だった
それが、ようやく完成したのである
「いやぁ、長かった! ありがとうね、クーちゃん! 簪ちゃん!」
「完成、おめでとうございます。束様」
「協力出来て、良かったです」
束の言葉に、二人はそう言った
こうして、束の機体は完成したのだった