ISGジェネレーション   作:京勇樹

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短いです
ごめんなさい


未来の行き先は

宇宙に上がって、三日後

 

「大分、宇宙戦にも慣れてきたね」

 

「ですわね」

 

「後は、敵の居場所の断定か……」

 

と彼女達一同は、食堂で話し合っていた

今スピリッツは、宇宙に慣れてないメンバーの訓練をしながら、オーブ軍と協力して、宇宙に上がった敵

リボンズ達の行方を探していた

この世界の宇宙は、未開の地である

闇雲に探しても、見つからない

今のところ候補に挙がっているのは、かつて国連主導で進められていた国際宇宙ステーション、グランド・ゼロ

次に、月近くにある小惑星

プラトー・ワン

そして、暗礁宙域だ

怪しさで言えば、暗礁宙域が一番怪しい

しかし、簡単に踏み込める場所ではなかった

何故ならば、暗礁宙域は余りにも広大なのだ

迂闊に踏み込めば、遭難しかねない

立地条件では、プラトー・ワンだ

プラトー・ワンは数年前に、飛来した小惑星で、本来ならば調査が行われる筈だった

しかし、女性権利主義者達が宇宙開発費用を奪った為に、ずっと放置されてきていた小惑星だ

そして最後に、グランド・ゼロ

広さや規模は、アメノミハシラに遠く及ばない宇宙ステーションである

しかし、グランド・ゼロには高度な研究施設や工作設備が整っている

機体や艦の整備には、打ってつけだろう

しかし、余りにも地球から近い

幾ら何でも、リスクが有りすぎるのだ

だから、慎重にかつ早く調査していた

時間が経てば経つほど、リボンズ達に機会を与えることになる

だから、誰もが焦れていた

その時

 

『スピリッツは総員、第三会議室に集まれ! 繰り返す。スピリッツは総員、第三会議室に集まれ!』

 

と放送が掛かり、彼女達は立ち上がって、食堂から出た

そして数分後、彼女達は指定された第三会議室に集まった

既にその室内には、先達達が揃っていた

遅れたことを謝罪しながら、彼女達も後ろに並んだ

それを確認し、マークが

 

「奴等の潜伏場所が判明した」

 

と言った

それを聞いた何人かが目を見開き、会議室はピリピリとした空気に包まれた

そしてマークは、モニターに表示された宙域地図を指摘棒で指し示しながら

 

「奴等が居るのは……暗礁宙域だ」

 

と太陽系の外れを指し示した

すると、それを聞いたシャルロットが手を挙げて

 

「そもそも、暗礁宙域とはなんですか?」

 

と問い掛けた

すると、マークが

 

「暗礁宙域と言うのは、太陽系の外れ……人類にとって、未解明の宙域だ……そこでは、何が起きるか分からない……」

 

と言った

事実、一年戦争終結後にジオン残党が暗礁宙域に脱出

そこで、小惑星アクシズに拠点を作った

そして、グリプス戦役末期に地球圏に帰ってきた

そうして起きたのは、第一次ネオジオン抗争だった

 

「なお決定に至った理由は、そこに送った人工衛星からの通信が途切れたからだ」

 

「GN粒子による、電波妨害……ですか」

 

マークの言葉を聞いて、ニキがそう言った

するとマークは

 

「もしくは、破壊された……かだな」

 

と返した

確かに、その二択だろう

 

「よって我々は、暗礁宙域に向かう! いいな!?」

 

『はい!』

 

マークのその言葉を聞いた後、全員は会議室から出た

これから、暗礁宙域に向かう準備をするのだ

生きる為に

まず母艦には、高速移動が可能なようにとミノフスキードライブが接続された

これは、MSならは最速で亜光速の域まで加速出来る装備である

これを使えば、例えば、本来だったら数ヵ月掛かる木星までを、僅か数日で到着させることが出来るのだ

スピリッツはこれを、二隻に装着

艦としては有り得ない速度で、暗礁宙域に向かうのだ

そして物資を積み込み、二隻は暗礁宙域に向かった

これが、世界の命運を賭けた戦いの幕開けになった

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