要塞表面で戦っていた直哉達は、MDの動きがおかしくなったのを利用し、一気に撃破
新たに、三機のGNフィールド発生機を破壊した
その時、直哉は何かを感じて
『散開、回避!!』
と声を上げた
その直後、凄まじいビームが直哉達に次々と襲い掛かった
直哉は、それを回避しつつ
『そこだ!』
とビームを放った
そのビームは、一機のMSを撃ち抜いた
その機体を見た一夏が
『今のは……ビットMSか!?』
と声を上げた
ビットMS
それは、アフターウォー世界で連邦軍が開発したNT用の兵器だった
一人のNTで、中隊規模のガンダムタイプビットMSを操作し、中隊規模のNTが居れば、約連隊規模のガンダム部隊と化す
しかも、アフターウォー世界のガンダムの中にはGXタイプが居る
そのGXタイプが複数存在すれば、一人のNTに艦隊が全滅する
故に、アフターウォー世界のガンダムタイプは戦術級に属する機体だった
『ってことは、来るぞ!!』
弾がそう言った直後、その機体が姿を現した
ガンダムタイプMS
エアマスターとレオパルドだ
しかも、見分けが付きにくいように頭部がまったく同一になっている
数は全部で23機
それらが、直哉達に襲い掛かった
『ちいっ! 見分けが付かない!』
『一機ずつ、潰していくしかないか!?』
弾と一夏は分からないらしく、手当たり次第に撃破しようとビームライフルを撃ちまくっている
だが、直哉は
『ファンネル!!』
フェザーファンネルを射出
そして
『行け!!』
とフェザーファンネルを向かわせた
そして、ある程度行かせると
『NTを……舐めるなぁ!!』
と声を張り上げた
その直後、フェザーファンネルは一斉にビームを発射
二機を撃破した
その直後、他の機体の動きが止まった
どうやら、感じた感応波から位置を割り出したらしい
そこに
『やはり、NTは兵器にこそ相応しいな』
と男の声が聞こえた
『アイムザット!』
それは、オープンチャンネルで聞こえたアイムザットの声だった
『NTの力は、正に一騎当千……そんなNTの力は、兵器に使ってこそ真価を発揮する』
『違う! NTは兵器なんかじゃない! NTは宇宙に適応した只の人なんだ! 一人の人間なんだ!』
アイムザットの言葉を否定するように、直哉は感情的に叫んでいた
アイムザットはNTを人の革新者ではなく、兵器と考えていた
だがその考えは、直哉からしたら許せない考えだった
その考えの極致が、DOMEにされた最初のNTだったのだから
『貴様みたいな奴が居るから、戦争が起きて、終わらないんだ!』
『だったら、どうするかね?』
『消し飛ばすに決まってる!』
アイムザットの問い掛けに、三人は同時に答えた
その直後、今度は別の機体が来た
対NT用NT機
ベルフェゴールが、団体で
それを見た直哉は
『デルタぁぁぁぁぁ!!』
愛機の力を解放した
可能性の獣の力を
その直後、劇的な変化が起きた
それは、周囲に漂っていたビットMS
更に、ベルフェゴールのビットMS
それらが、ベルフェゴールや要塞に攻撃を開始したのだ
『こ、これは!?』
それが何なのか分からず、アイムザットは狼狽した
それは、ユニコーン系に搭載されていた対NT用兵器
サイコミュ・ジャックだった
サイコミュ・ジャックは、本来はその機体しか扱えないサイコミュ兵器を操れるようにする兵器だ
直哉はそれを使い、ビットMSを自身の支配下に置いたのだ
その効果は圧倒的で、ベルフェゴールはあっという間に撃破
更に、要塞表面に絨毯攻撃を開始
次々と、GNフィールド発生機を破壊していった
『これだ! やはり、NTは兵器にこそ相応しい!』
その光景を見て、アイムザットは興奮した様子で叫んでいた
すると直哉は
『そこかぁぁぁぁぁ!!』
とある一ヶ所に、自機とビットMS軍の攻撃を集中させた
その結果、その場所で大爆発が起きた
それから、通信は途切れた
どうやら、観戦していたらしい
これで、アイムザットも倒れた
その直後
『やれやれ……これだから、英雄気取りの相手は疲れるんだ』
と声が聞こえて、ビットMSが一気に撃破された
それを成したのは
『リボンズ・アルマーク!!』
三人が見た先に居たのは、リボンズを筆頭にした敵MS隊だった
リボーンズガンダム改
ニクス・プロヴィデンス
ヤークト・アルケー・イェーガー
三機のガンダムと、ガ系MSの部隊だった
『さあ、創世記の始まりだ!』
リボンズはそう言って、動き始めたのだった