『ヒリングとリバイバルが、ヤられたか……』
リボンズはそう言いながら、迫ってきた一夏機のGNソードⅢ改を、ビームサーベルで受け止めた
そして、追撃しようとしていた一夏機を蹴り飛ばした
そこに、戻ってきた直哉機が合流
直哉機は、フェザーファンネルを射出した
そのフェザーファンネルをリボンズは、自慢の脳量子波で感知し全て回避
直哉機に、反撃のファングを放った
そのファングを直哉は、乱数機動で回避した
それを見たリボンズは
『この速度……改修してきたか!』
と声を上げた
それを聞いた直哉は
『貴様らに、勝つためだぁ!!』
と声を上げて、突撃した
そこに、弾が合流
三人は、リボンズに攻撃しようとした
だが
『散開、回避!!』
三機は、一気に散開した
その理由は、三機を縦横無尽にビームが襲ったからだ
『ちいっ! サーシェスにクルーゼ!!』
それは、サーシェスとクルーゼの小型移動砲台からの攻撃だった
『やっぱ戦争は、白兵戦だよなぁ!!』
『はっ!』
サーシェスは自身の欲求に従って
クルーゼは、憎しみから攻撃を繰り出した
『さあ、
リボンズはそう言って、サーシェスとクルーゼの二機と連携して三機と交戦を開始した
単機でも厄介なのに、三機での連携
直哉達は、押され始めた
回避か防御で精一杯で、まともに反撃出来なかった
そこに
『直哉!』
『その戦争狂いは、お任せを!!』
とシャルロットとセシリアが現れた
そして二人は、サーシェスに攻撃を仕掛けた
『雑魚が!!』
二人の攻撃をサーシェスは、バスターソードを盾代わりにして防御
そして
『逝っちまいな! ファング!!』
腰部のコンテナから、ファングを一斉射出
計16基が、二人に襲いかかった
そのファングを見て、二人は
『セシリア!』
『合わせますわ!』
背中合わせになり、両手に武装を保持
乱射した
それにより、サーシェスが射出したファングを全て破壊
そして、サーシェスに迫った
『貴方は!』
『僕達が倒す!』
二人はそう言って、サーシェスに攻撃を繰り出した
それにより、サーシェスはリボンズ達から離れた
その隙に、直哉達は態勢を立て直した
そして、セシリアとシャルロットの戦いが始まった
『こいつらの反応……NTってやつか!』
サーシェスは二人の反応の早さが、進化の一つ
NTだと気付いた
それに対して、サーシェスは普通の人間
だがその反応速度は、普通の人間を越えている
だがそれでも、NTたる二人の方が反応速度は早い
しかしその反応速度を、サーシェスの経験と技量が補う
今も、セシリアが放っていたライフルビットをバスターソードで両断
更に、シャルロットが撃ったビームを、バスターソードを振った勢いを利用して回避
そのまま、踵落としの要領で脚部ビーム刃をセシリアに振り下ろした
そのビーム刃を左手GNピストルで受け止め、折り畳んだライフルを至近距離で撃った
その一撃ですら回避され、サーシェスは機体を独楽のように回しながらバスターソードを振った
『くうっ!?』
『流石に、強いっ!?』
その一撃で、二人は弾き飛ばされた
『纏めて、お陀仏!!』
サーシェスはそう言って、GNメガランチャーを二機目掛けて発射
爆発が起きた
だが数瞬後、多少の損傷を負いながらも二機が爆煙を突き破って出てきた
『ありがとう、セシリア!』
『ですが、これでライフルビットとシールドビットは無くなりましたわ!』
先程の爆発は、セシリアが咄嗟に残存のビット全基を盾にしたために起きたのだ
しかし咄嗟だったために、安全距離を取れなかった
だから、多少の損傷を負ったのだ
それでも二人は後退せず、サーシェスに詰めた
『散開!』
『
そして二人は散開して、サーシェスを挟み込むように機動した
それは、直哉達の機動を参考にした二人が編み出した戦術
格上の相手に勝つために、必死に編み出したのだ
『小賢しいんだよぉ!』
サーシェスはそう言って、バスターソードを二刀保持
その切っ先を二機に向けて、ライフルを撃った
だがそれを、セシリアは回避
シャルロットは、小型盾で防御
そして、ある程度詰めたら
『TRANSーAM!』
セシリアは、TRANSーAMを発動した
それを見たサーシェスは
『ちいっ!?』
と舌打ちした
実はサーシェスの機体には、TRANSーAMは実装されていないのだ
一度は案があったが、それよりもより戦えるようにと重武装化と疑似GNドライヴの三基搭載になったのだ
三基搭載とは言っても、最高出力はツインドライヴより低い
その理由は、一基はコア機体たるアルケーガンダムに搭載されている
残り二基は、後付けなのだ
だから二乗ではなく、三基分の出力を得ただけ
しかしそれだけで、サーシェスは十分に強かった
TRANSーAMを発動したセシリアの機動を予測し、ライフルを発射
機動を予測されるのは、セシリアも予測済み
だからこそ、囮を引き受けたのだから
サーシェスが気付いた時には、シャルロット機が肉薄
至近距離で、連装式ショットガンを発射
一発目は散弾で、出来たのは背負っていたGNメガランチャーを破損させる位だった
しかし、それでGNメガランチャーは使用不能になり、サーシェスはデッドウェイトになると判断しパージ
二発目は、
また散弾だと思ったのか、頭を守ったバスターソードの一本を弾き飛ばした
そして、真打ちたる三発目
それは、炸裂弾だった
サーシェスは回避しようと離れていたが、近接信管により近くで炸裂
機体を覆っていた増加装甲が剥がれた
『ちいっ!?』
まさか押されるとは思わず、サーシェスは舌打ち
そして、セシリアとシャルロットは
『私達を!』
『なめないで!!』
と宣言したのだった