ISGジェネレーション   作:京勇樹

5 / 265
ふふふ……
何か月連続投稿できるかな?


試験結果と入学式

三人の試験も終わり、三人が談笑していたその横では

 

「織斑先生……この数値を見てください」

 

「これは……」

 

千冬は真耶が見せた画面を見て、目を細めた

 

そこに表示されているのは、IS適性Sランクという数値だった

 

IS適性Sランク

 

この数値はもはや、IS世界大会の各部門優勝者しか確認されていない

 

普通の代表クラスはAランクほどで、代表候補生は平均Bランクである

 

しかし、三人のIS適性はSランク

 

つまり三人は、世界大会優勝者と同格なのだ

 

「しかも、機体のエネルギーも実質、無限です」

 

「核融合炉だからか……」

 

先ほど試験した時に、三人の機体のデータ収集も行ったのだが、はっきり言って規格外だった

 

ビーム兵器だけでなく、可変機構や核融合炉や半永久機関による実質無限のエネルギー

 

三人だけで、戦争すら可能だと二人は思った

 

そして、二人は少し話し合うと、談笑していた三人に向けて

 

「お前達、試験ご苦労だった」

 

「三人共、文句なしですね」

 

と声を掛けた

 

「あ、さいですか」

 

「まあ、手抜きだったけども」

 

「本気出すほどでもなかったよな」

 

千冬と真耶の言葉を聞いて、三人がそう言うと、千冬と真耶は僅かに驚くが

 

「これで、三人はIS学園に入学することが決まりました」

 

「ただし、こちらから提案として、機体の制限と機体の情報を提供してもらう」

 

と二人が言った数舜後

 

「一つ目は承諾しますが、二つ目は拒否します」

 

と直哉は言った

 

「なぜだ?」

 

「その機体の情報があれば、よりISの性能が上がるんですよ?」

 

二人が問い掛けると、三人は並んで

 

「それは、機体を預けられた俺達の責任です」

 

「もし、機体の情報を拡散しようものならこの学園を破壊して、俺達も自爆します」

 

「ですから、先ほど得ただろう情報も破棄もしくは、秘匿してください」

 

と言った

 

「……本気か?」

 

「「「本気です」」」

 

千冬が問い掛けると、三人は同時に告げると一瞬にして拳銃を手にして向けた(直哉のは連邦軍の拳銃。弾のはオーブの拳銃。一夏はCBの拳銃)

 

「お前達……」

 

「どこから……」

 

千冬と真耶は驚くが、三人は意に介さず

 

「すいませんが、こちらは本気です」

 

「こちらの提案を拒否するなら、こちらはここを徹底的に破壊します」

 

「決断してください」

 

三人が続けて言うと、二人は三人の決意を知った

 

「……わかった。お前達の提案を飲もう」

 

「織斑先生、いいんですか?」

 

千冬の言葉を聞いて、真耶は問い掛けた

 

「こいつらは本気だ……それに、こいつらの本気は恐らく、私を超えている」

 

千冬の言葉を聞いて、真耶は驚愕した

 

千冬は第一回世界大会優勝者であり、総合部門優勝者のブリュンヒルデである

 

つまりは、世界最強と言ってもいい

 

その千冬が、自分を超えていると言った

 

つまりは、目の前に居る三人は世界最強を超えている

 

「わかりました……」

 

真耶が頷くと、千冬は三人に対して

 

「とりあえず、お前達はその拳銃を仕舞え」

 

と言った

 

三人がゆっくりと拳銃を下ろすと、消えた

 

千冬はそれを確認すると、頷いてから

 

「ただし、お前達のことに関してはIS委員会に報告することになるぞ」

 

千冬のその言葉を聞いて、三人は頷いた

 

「それでは、少しの間はIS学園の寮で過ごせ。いいな?」

 

「「「わかりました」」」

 

千冬の提案に三人は頷き、この場は解散した

 

その翌日、三人のことはニュースで瞬く間に世界中に知れ渡った

 

そして、そのニュースで世界中は驚愕した

 

ISを使える男が現れる

 

それは、誰も予想出来なかったことだった

 

ゆえに、世界中で女尊男卑が蔓延したのだ

 

世界中の研究者達はなぜ男なのにISが使えるのかと、三人に実験させてくれ。と迫ったが、三人は見事に研究者達を振り切った

 

その後三人は、それぞれ実家へと戻った

 

一夏は家が大変なこと(汚物屋敷)になっていたことに驚愕し、弾は妹に泣きつかれて祖父に殴られて、直哉は自身が過ごした孤児院にて泣いた院長先生を慰めるのに四苦八苦した

 

三人がそんな日常を送っていた時、とある国では、髭を蓄えた人物がニュース番組に映っている三人を見て

 

「そうか……この世界の生まれだったのか……」

 

と呟くと、机の上の電話を取って

 

「    三佐、すまないが   を私の執務室まで連れてきてくれ」

 

と電話した

 

◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

 

そして、時は経ち3月

 

「俺達は珍獣か……」

 

「流石に、この視線の槍衾はキツいなぁ……」

 

「しかも、席の位置も最悪だろ……」

 

三人は向けられる視線の多さに、精神がガリガリと音を立てて削られていた

 

そして、三人の席の位置も悪かった

 

三人の席の位置は、ど真ん中の一番前から一夏、直哉、弾の順番だった

 

これでは、視線が集まるのも仕方ないだろう

 

すると、チャイムが鳴ると同時に真耶が入ってきた

 

「皆さん、おはようございます。私は副担任の山田真耶です。よろしくお願いしますね」

 

真耶が挨拶するが、誰も返事をしなかった

 

三人は精神的にギリギリで、返事をする余裕はなかった

 

「……えっと、これから皆さんに自己紹介してもらいますね? それでは、廊下側の一番前の人からお願いしますね」

 

真耶は誰からも返事がこなかったので、少し気落ちしながらも自己紹介を促した

 

そして、自己紹介が始まったが三人の耳には入ってなかった

 

そして、真耶は一夏の前に立って

 

「織斑くん、次は織斑くんの番ですよ?」

 

と声を掛けた

 

「はい……」

 

一夏はゆっくりと立ち上がると、振り向いた

 

一瞬、視線の多さにたじろぐが気を取り直して

 

「織斑一夏です。趣味は格闘訓練と読書、特技は料理です……よろしく」

 

一夏は手早く自己紹介すると、さっさと座った

 

そして、次は直哉の番となった

 

「えっと……神崎直哉です……趣味は音楽鑑賞と読書……特技は料理と射撃です……よろしくお願いします」

 

直哉も自己紹介を終わらせると、一夏と同じようにさっさと座った

 

そして、最後に弾が立ち上がり

 

「五反田弾……です……趣味は音楽鑑賞で特技は料理とギター……よろしく」

 

と自己紹介して座った

 

そのタイミングで、ドアが開いて千冬が入ってきた

 

「山田くん、HRを任せてすまなかったな」

 

「あ、織斑先生。大丈夫ですよ。私は副担任ですから!」

 

千冬が謝辞を述べると、真耶は両手を握って頷いた

 

すると、千冬は両手を教卓に突くと

 

「諸君! 私の名は織斑千冬だ! 私の仕事はお前達を一年掛けて、教育することだ! 私の言ったことには返事をしろいいな!」

 

「「「「「はい、千冬様!」」」」」

 

千冬が自己紹介を終えると、女子達は一糸乱れずに敬礼した

 

その光景を見て、三人は思わず

 

(((ここはどこぞの軍隊か……)))

 

と呆れた

 

すると、真耶が千冬に近づいて

 

「そういえば、新しい編入生はどうでした?」

 

と問い掛けた

 

すると、千冬は頷いてから

 

「ああ、一組に編入することになった。入れ!」

 

真耶に言ってから、千冬はドアの方に向けて声を上げた

 

すると、ドアが開いて二人入ってきた

 

「「失礼します」」

 

二人は同時に頭を下げると、教卓の前に立った

 

なお、入ってきた二人を見て、一夏達ですら固まった

 

「お前達、挨拶しろ」

 

千冬が促すと、二人は頷いた

 

そして、肩辺りまで伸ばした青髪にメガネを掛けた女子が前に出て

 

「私の名前は、ジュリ・ウー・ニェンと言います。よろしくお願いします」

 

と挨拶した

 

そして、短い金髪の男子が前に出て

 

「俺はカオル・リオ・アスハだ。オーブ連邦首長国から来た。まあ、よろしくな」

 

と挨拶した

 

「オーブ……だって?」

 

「この世界にも……あったのか……」

 

「というか……アスハにジュリだと?」

 

三人はカオルの自己紹介に驚いていた

 

オーブにジュリ・ウー・ニェンという名前

 

それは、三人が居たジェネレーションワールドにて、思い出深い名前だった

 

ここから、三人は激動の戦乱を駆け抜けることになるとは、思ってもいなかった

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。