最近、キャストリアが後ろにいることが……まぁ前からそうだけど最近は特に、多い。
「……ああ、マスター。私の、マスター」
おそらく、前回の特異点が原因だろう。その時の特異点には藤丸とマシュ、俺とキャストリアで別れてその特異点を攻略。
その時に俺は臨時としてマスターになりキャストリアと共に行動した。カドックくんは待機してもらっていたのだが、それはそれ。
その時からだろう。キャストリアの顔がすんごい赤くなりながら相手をボッコボコにしてた。真っ赤っか。真っ赤っかなのだ。敵が可哀想になるほどにボッコボコしながらかお赤くしてるんだよ。
怖い、普通に怖い。
──あー、キャストリア?落ち着け?
これを何度も特異点で言ったし、今も言ってる。なんなら寝てる時に鎖付き腕輪をつけられそうになったが抱きしめてなぁなぁにしてる。
可愛いのでそのままにしてるけど、これはどうしたらいいのだろうか?
「──あ、スタッフさーん!」
──あ、藤丸〜
あ、藤丸だ。とりあえず挨拶しておく。……キャストリアが後ろから抱きしめて来たのでとりあえず頭をヘッドロックして撫でておく。コレで大人しくしてくれているなら安いものである。
「…アルキャス、スタッフさんにベタベタになってますね〜(ニヤニヤ)」
──おいコラニヤニヤすんな。
とりあえず藤丸を〆たいがキャストリアの手を退けるとまーたさっきみたいに抱きしめて来るのでとりあえず強めの言い方をしておく。
「それにしても、アルキャスとマスターやっていた時すごく息ぴったりだったよね!」
──まぁ色々あったからな。合わせる程度なんて事ないだろ。
「いやそんな事ないよ?ジークフリートとクリームヒルトみたいに熟年夫婦感あったよ??」
──んなわけねーよwww
……まずい、そんな話したらキャストリアが張り切り出す。このままでは、キャストリアがいつの間にか受肉して来る可能性が出て来てしまう……!なんとしてでも阻止しなければ……!
俺は後ろを向きキャストリアの様子を見ると、
「────///」
まずい、キャストリアが顔を赤くしている。しかも頭のアホ毛的なやつがブンブンしてる……マズイのでとりあえず頭撫でて落ち着かせる。
──おーよしよし……
「………うへへ( ◜ω◝ )」
こいつ可愛いなおい。
(ピーピーピー)
すると通信機が作動し、ダ・ヴィンチちゃんを映し出した。
『やっほー2人とも。今時間いいかい?』
「あ、ダ・ヴィンチちゃん」
──どうしたんですか?
『あ、もしかして2人とも一緒にいる感じ?ちょうどよかったー!実は2人に頼みたいことがあるんだ〜!指令室まで来てくれないかい?』
──了解です。
「了解!」
通信をきり、俺たちは足速に指令室に向かった。
「今回!2人に特別訓練を実施することになりした!」
──特別
「訓練?」
「そう!この前の特異点では魔力エンジンの故障で酷い目にあったからね、それ対策も兼ねて3人に今までより高い訓練を受けてもらおうと思ったんだ!カドックくんは今回敵役として頑張ってもらうから、よろしくお願いね?」
「わかった。それより、具体的な内容はなんだ?」
「ふふーん!ズバリ!更に制限がキツくなった聖杯戦線をしてもらう!今までは複数体複数体だったけど今回からはカドックくんは複数、2人はサーヴァント一体のみで戦ってもらう!」
──なるほど、より従来の聖杯戦争に近づけた感じか?
「そうだね!スタッフくんの言うとおり従来の聖杯戦争はマスター1人に対してサーヴァントは一基のみ。けどそこに魔術師としての使い魔とか魔術など色々絡み合って成り立つのが聖杯戦争だ。なら本来の聖杯戦争にもっと近づけて見ようと思ってね!……ちなみにカドックくんは複数基のサーヴァントを使役しているとするからそこの所は許してね?」
「それはいいけど……俺とスタッフさんのパートナーは?」
「はい!先輩のサーヴァントは私が立候補したいです!」
「それはいいんだけど、あらゆる状況でも対応して欲しいから要所要所で君自身が選んで欲しい。クラスも何も問わない代わりに一基のみの出撃となるよ。これはスタッフくんも変わりないよ。」
「……そうですか。わかりました……」
「(ちょっとだけ拗ねちゃった…!)」
──……俺はキャストリア一択だから関係はないな。
「全力で対応します。……マスター、無敗で終わらせましょう。」
──やれる所までやるさ。
「うん!2人とも気合いバッチリみたいだね!なら聖杯戦線-全力全開バトル!行ってみよーう!」
「「「おー!!」」」
──おー…
「……なら俺は先に配置に行ってくる。……手加減はしないからな。」
「やれるものなら!」
──やってみな!
こうして俺たちの新たな修行が始まる!
続かない。
感想よろしくお願いします!