広い大地の片隅で眠る   作:黒兎可

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つなぎ回です


P035.さび付いたマシンガンで今を撃ち抜こう

 

 

 

 

 

 一般に南米のデボロ遺跡、「前世的な」ことを言えばおおよそカラル遺跡かマチュピチュ遺跡に該当するエリアなんだろうが、日本から件の場所へのルートを考えると大体11時間以上、つまりは半日~1日はかかる。

 清磨君たちが「本当ありがとうございました! だけど時間がないから、ごめん!」と俺の見舞いもほとんどせずに帰っていったのはそういう事情があるからで、要するに大忙しなんだよな。ましてやデボロ遺跡から人里くらいまでボートで4半日だし、2日くらいは潰れる勢いなのは間違いない。

 

 そんな訳で、本来ならいまだ清麿君たちは飛行機の上の人、たぶん深夜25:00くらいにはなるだろうと予想が経っているんだが…………。

 

「お帰りなさいませ()主人様ァ゛? 鉛玉にする? 血の池にする? それともネ・ク・ビ(寝首)?」

「物騒なメイドさんですこと……、いや全くメイドじゃないけど」

「オイ何白目向いてんだよ、()ぐぞ」

「何処を!?」

 

 飛び退く俺を前に、ミールさんはぎろりとこちらの下半身に視線を落とす。

 今日はまだセクハラらしいセクハラは働いていないと言うのにその殺意、良いでしょうならば戦争だ。捥ぐか捥がれるか、分は俺にある。なにせミールさんは対象一つ、俺は対象二つ。どちらかをモゲ(ヽヽ)ば俺の勝ちなのだ。

 距離を取ってマ〇リックス的なカンフー的構えを取る俺に、ミールさんは呆れたように肩をすくめて腕を組む。そんな俺達をスギナが半眼で見つめていて――――。

 

 

 

「ゴーム」

「ゴ――――?」

 

「――――サーセンしたッ!!!!!」

 

 

 

 彼女が軽く手を叩いた瞬間、俺の頭上に現れた真っ黒なリングみたいなものと、そこから出て来たちょっと掃除機にシルエットの似ている手、あるいは口が、こっちの眼前に構えられた瞬間に戦意喪失した。全力土下座だった。ミールさんの相棒たる魔物の能力に掛かれば、このまま首くらいは軽く捥がれるだろうし、当然の対応である。

 やっぱり暴力……、暴力は全てを解決する……!

 まあ今回はこっちが折られた側なんだけどな。

 

「快ッ感……!」

 

 頭上から魔物の気配が消えたのと同時に、ミールさんが愉しそうに震えた声を出す。一体何がそう快感なんでしょうかねと顔を上げれば、喜色に染まっているわけでも無くむしろ「人を殺している時のように」暗い笑みそのもので、思わずガタガタと四つん這いのまま後退。

 春彦、とこれにはスギナもこっちの横に立つ。脚はガクガク震えており、そのまま俺にひしっとだきついた。

 さっきまではミールさんときゃっきゃウフフとじゃれているだけだったので生暖かい視線を送っていたスギナだが、相手の浮かぶ表情のヤバさにこっちもビビリモードになりかけているらしい。

 

 と、こっちが怖がってるのを見て「あー」とバツが悪そうに頭をかいて、頭を振った。うん、これで多少病んでそうだけどチワワっぽさが復活した可愛い系美女に戻ってたな、ヨシ!

 

「本当、やりたい放題っスよねミールさん……」

「何か文句あるかよ、あ゛?」

「凄まない、凄まない……」

 

 四つん這いの姿勢も限界になったので、とりあえず座椅子にぐったりして軽口を言う俺。そんな俺を見下ろす様に鼻で笑うミールさんはいつも通りいぢめて楽しんでいるらしい。

 

 まあ、話は戻して(?)。

 

「まさか清麿君たちよりさきに日本に戻ってくることになろうとは……」

 

 現在時刻は昼の12時。あっちとこっちの時差がざっくり12時間くらいだと考えて、ノータイムでの時間移動により昼間の日本に帰って来た、というか強制連行された。

 例によって彼女のパートナー魔物の能力により、大体10か所くらいの場所をノー休憩でワープし、そのまま日本へ直帰。俺の方はようやく自力で小用を達せるくらいに回復してたところだったが、そこにいきなりのミールさん襲撃は色々と辛すぎた。

 

『わぁ……、ぁ……! みみみ、ミールさん! どうしたの?』

『帰るぞ』

『えっ』

 

 そのままリアクションを取る前にスギナはあっちのパートナーに引きずられて、共にお互いの名前を呼びながらずるずると連行される流れだ。

 流石に荷物とかを準備するくらいの猶予はくれたが、またこうして密入国を重ねてしまうわけなんですねぇ……。久々だろうが何だろうか、ミールさんは相変わらずのミールさんだった。

 

 そして俺はといえば、録画してたニチアサをチェックしつつちらりとミールさんの服装を見る。というか視線を吸い寄せられる。見れば見るだけ「何だチチもげか?」とか言われて暴力をリズムよく振るわれそうな気もするが、こればっかりは仕方ない。

 そんな恰好してるミールさんが悪い。

 

「……どうでも良いけど、なんでミールさんバニーガール? しかもタイツはいてないし……」

「あたしの恰好に何か文句あるか? ん? チチもぐか? ん?」

「いや、そのですねぇええとミールさん…………?」

 

 正直目のやり場に困るのだが、こっちの困惑など素知らぬ風に、がっつり背中が空いた光沢の入った高露出なバニースーツにうさ耳が絶望的に似合っていないミールさん。ただ気がかりなのは、その衣装は個人的に非常に見覚えがあると言うか、こう、スギナが来てからお子様の手が届かないところに隠した秘蔵コレクションのキャラクターな恰好というかですね。

 ひょっとして我が封印されしウ=ス異本でも検閲なさいましたかね? 具体的にはハ〇ヒの。

 いや、検閲してあえてその恰好する意味は正直わからないけど。

 

 首を傾げるミールさんの仕草自体は妙な可愛さがあるものの、やっぱり頭上から飛び出きれてないうさ耳が絶望的に似合っていなかった。

 って、何なんスかね? いきなり前かがみになって胸を寄せてウインクして片足上げて? だっちゅーの? パイレ〇ツか何か? 古い……、いや古くないか一応今、21世紀初頭だし。

 

 とりあえず視線をテレビ画面に戻す。スギナが音叉的な何かを持っているようなポーズで額に手をもっていったりしているのが、なりきり遊びの限界を感じて微笑ましい。画面には屋久杉とか色々映ってるが、そういうのもスギナ的にはヒットしているポイントなんだろうか。

 で、視線を逸らしたら視線を逸らしたでミールさんが「オイ何か言えよ、気の利いたセリフくらい言えねーのかハゲ」とか言ってくる。

 

「ハゲてねぇから!? ただオシャレしてるだけだしッ! 夏場はサングラスだしッ!」

「えっ? そういう理由じゃなかったのか、そのニット帽。……あっ本当に生えてる。ふぅん」

 

 咄嗟に振り返って叫んでしまった俺。そんなこっちの帽子を適当にとって頭頂部に指をやり、禿げあがりでも家探ししているのだろうかこの人。あるいはカツラでも疑っていると?

 だがそんな些事を気にしている場合ではない。

 

 チチ! おっぱい! ボイン!

 

 今、俺の目の前に迫るのはそんなギリギリの緩衝地帯だ。彼女自身、バニースーツなんざ着慣れちゃいないせいか、いまいち自分の状態がどう見えるかについて自覚が薄いらしい。普段ならツッコミを入れそうなスギナもスギナでテレビのライダーに合わせて太鼓でも叩くような動きをしているし(太鼓? まあ太鼓だな、今回はキックじゃなく)、お陰でかなり無防備そのものな状態なのだ。

 もっと具体的に言うと、鼻先数センチに谷間だしちょっと視線を下ろすと捲れかかってるゥ!? 頑張れば先っちょも見えてしまいそうなくらいの、雑な着こなしだ(というかニップレス用意しないで着てるのかこの人)。

 

 ラッキースケベだと素直に喜べないのは、バレたら間違いなくこのまま首を捥がれてポイっとされる運命だからだろう。

 

 そんでもって、無理やり振りほどこうにもがっちり彼女手が頭の上にあり、わざわざ目を瞑った方が「見てないアピール」としてむしろ疑われそうでもある。なんならギリギリまでは見てるので言い逃れは難しく。

 

「…………殺す」

「ヒィ!?」

 

 不可抗力ゥ! と叫びながら彼女の脚に抱き着き許しを請うも、例によってどす黒く澱んだ目を向けられて、本格的に死を覚悟した俺だった。

 

 まあ運が良かったのか、サッカーボールからの崩袈裟固で「そんなに見たいなら間近で見せてやるよ」と思いっきり肩を外しにかかられたり。何で柔道!? という思いが出て来るよりも、普通に激痛。急激な過労から急速に回復しつつあるとはいえ、流石にこれは堪えた。

 思いっきり彼女の胸の片方が顔に当たってそっちの意味でも呼吸が荒くなっている状態で、さらに関節に負荷をかけられて痛い状態だったので、そのあたりで色々と体力が尽きた。

 

 今度こそ本格的に座椅子でぐったりしている俺に、ミールさんは不機嫌そうだ。

 

「何でそんな疲れてるぴょん?」

「色々限界ギリギリなエナドリの副作用みたいなもんっスよ」

「それゼッテー普通に摂取したらヤバイやつだろ、何飲んでんだお前……」

 

 口調が高速で切り替わるミールさん。最初の方はぶりっ子な感じだったのに、こっちの返答へのリアクションは完全に地だった。

 いやしかしですねぇ、そうでもしないと俺たち全員生き残れるかどうか微妙なラインだったわけでしてねぇ……。

 

「そういうミールさんこそ、なんかいつもより不機嫌じゃないっスかね。お疲れ?」

「んー、まあ否定しないぴょん?

 慣れねーことやらされてるし、時間貰って逃げたら見合いパーティとか開かれてるし。何考えてんだあのジジィは」

「子育てに、お見合いか…………」

「そ。ま、使えるうちに使っちまおうってハラだろ。このままあたしが残ったら、ファミリーは最終的にこっちで引き継いで乗っ取る感じになるし、その前に嫁に出しちまえば有名無実化できるって寸法。

 暴力の世界で生きてる連中に好みの相手なんていねーっつーのに」

 

 ジジイ、というのは多分彼女の保護者の……、ボルサリーノさんだったっけ? ボルサリーノ・ゴッドフェローズ。白髪オールバックに白いお髭、見た目は好々爺とした風の姿勢が良いお爺さんだったが、時々ミールさんみたいなどす黒い目をするお方。血のつながりも無いのに、人の事を虫みたいに見てすりつぶす感じはよく似ている。

 一度だけ、それこそミールさんとの逃走劇の終幕時、ラスボスみたいな感じで立ちふさがって来たのを覚えてる。只者じゃないサングラスの似合い具合と濁った眼は、ミールさんと揃って Bla〇k Lag〇〇nしていて怖い(断言)。

 

「養父さんっスよね、あのお爺さん。ジジイ呼びはどうなのさ」

「お前の所みたいに、普通の絵本に書いてあるような親子関係を期待するだけダメぴょん♪ もともとテメェん所で娼婦育てようとしてスラムから拾って来て、反抗しねーように暴力ぶつけまくって、素質があればそのまま被虐(スナッフ)用のエサとして売られたり買われたりするってだけの話」

「エサとか言うの止めません? 不憫さが……」

「同情しろって言ってる訳じゃねーよ、あ゛?」

「いやでも、そんな形で一番大事な初めて奪われるっていうのは、結構歪みそうな……」

「…………」

「ミールさん」

「悪かったな、未経験でッ!」

 

 良いとも悪いとも言ってないんだが……。というより、ん? ということは、ミールさんはずっと「加害される側」だったと。その割に色々と手を出されず、ひたすらに傷だけつけられていたと。。つまり背中の傷ってそういう……。

 流石に所々濁しながら聞いてみると、ミールさんは特に隠しもせず、ただ微妙な表情になった。

 

「まー、あたしくらい最後まで反抗してたのはいねーからか? 変に気に入られたっぽいのは判ンだけど、それで娘ってことになって…………、それでも上下関係っつーことで、まあ、こう」

 

 背中を指さす彼女にかける言葉が見つからず、とはいえギャルゲーみたいに撫でポ(※頭を撫でて惚れるという雑なチョロシチュ)出来る話でもないので何か慰める仕草も思いつかず、とりあえず「お疲れ様っス」とだけ返した。

 

「なるほど、それで暴力的な相手との見合いは駄目と……」

「小突くふりでも、どう見たって手が殴りなれてる硬さだし、その時点でもうやる気出ねぇのはあるな。なんなら、全然そーゆー心配のないお前の方が付き合いやすいくらいだし。冗談抜きに、一々相手に忖度しなきゃいけねー夫婦生活とか、頭、狂うわ」

 

 肩をすくめた彼女は、そんなバニーガール風な恰好のまま立ち上がり。

 

「……と、とりあえず何か作るか? 材料、ありあわせのになるけど。何あんだ?」

「パスタっスね」

「パスタだね」

「お前……、栄養バランスとか考えるぴょん」

 

 口調はともかく真顔でそんなこと指摘してくるミールさんに、こちらは苦笑いしか出来なかった。

 

 

 

 なお材料の関係で、最終的にはレトルトカレーをぶっかけたパスタと千切りキャベツ。「せっかく練習してンのによぉ……、料理の腕ふるう所ないとかどういうことだよ」と不満げだったミールさんに、触らぬ神に何とやらといった感じの俺とスギナだったりした。

 

 

 

   ※  ※  ※

 

 

 

「……まさか、あなたがそれほどボロボロの姿にされるとは」

「ハン! 回復はそのうちするさ。だがそれ以上に、オレは得るところもあった。力を、術を得て……、あまり知りたくないことも知ったがな。お陰でやらなければならないことが増えた。

 だが、そんな事よりキサマの方も中々『仕上がっている』じゃないか。魔界でワイズマンに次ぐ座学の成績だったキサマが、ついに術でも追いつき始めたか」

「止してください。あれほどの力を持ち得てなどいない。それにボクのこれは……、結局、パートナーを不幸にしている。パートナーを守るために得た力のはずなのに、ボクは、彼女を…………」

「力のせいで変わる人間には、素質があったんだろうさ。あるいは環境が悪かったか? オレのデュフォーや『ガッシュの高嶺清麿』のような当たりなぞ、早々にあるわけもない。精神の相性もそうだが、信念、感情の強さ、頭の良さ、その他諸々を込みとしてな。

 だがそんなこと、関係はないのだろう? お前はお前としてやれるだけのことをやるつもりなのだから」

「…………変わられましたね、ゼオン様」

「む、そうか?」

「以前より、物言いが柔らかに感じます。いかに親戚(ヽヽ)と言えど、以前のあなたは……」

「大した違いなどないと思うがな。オレはオレだ。

 だが、そうは言ってもキサマではオレの目的に到達せん。キサマの術を相手にするなら『バオウを育てる』ことは出来んだろう。デュフォーもそう言っているし……、()()()()の顔を見ればな」

「…………」

「……まあ何にしてもだ。心せよビブリオ。この先、勝っても負けても地獄が待ち受けている。少なくともあの男がいる以上はな」

「………………」

「オレとて勝てるかわからん。『竜の神童』は協力を最初から拒んだ」

「な……っ! そ、それはっ」

「オレのこの不格好さをみて、同情したのかすらわからん。一つ言えるのは、巻き込みたくないとだけ語られた。アレの心を溶かすには、もっと多くの時間か、新たな出会いが必要だとデュフォーは視ている。その間にこっちも回復と、あとはせいぜいバオウにジガディラスをすべて食わせて撃てる(ヽヽヽ)程度には鍛えねばならん。

 そのための材料もそろってることだしな。……演技は苦手だが、知ってしまった以上は見過ごすことも出来ん」

「……力添えすら出来ぬこの身を、お許しください」

「構わん。元より顔出し程度だし、キサマたちのそれは大局に影響は与えんだろう。イレギュラーな生き残りが増えた以上、そちら側に収束していくらしい。

 そこでどれだけキサマが、キサマの目的を果たせるか、だ。せいぜい気張ると良い」

 

 嗚呼、そう言って彼は、ゼオン・ベルは――――長さが不揃いになった髪から見える目から頬に走る傷痕と、それを覆う右の眼帯。以前の彼であれば考えられもしなかった、そんな容姿であるものの。どこか優しさも感じる微笑みを浮かべ、その姿を掻き消す。

 

 ボクはそんな彼を見送りながら、自分の手が震えるのを自覚した。

 ベルの血を継いでいるにもかかわらず、雷への適性がなかったこの我が身。結局、パートナーを歪めてしまった自分にできる、彼女への償いのために精一杯な、この矮小な自分。

 その上で、例え彼女を正気に戻せたとて――――その先に待ち受ける、勝ち負けを超えた絶望。

 

「滅びの子、か。……だが、ボクはボクのやるべきことをやるんだ」

 

 手を握り、そして来たる日に向けて準備を始める。

 ガッシュ・ベルの力を借りて、心の何かが壊れてしまったパートナーを元に戻すための、そんな作戦の準備を。

 

 

 

 …………この時のボクは、その作戦がある意味で根底からひっくり返されるだろうことに、まだ気付いていなかった。

 

 

 

 

 


・わざわざ拉致しに来たミール:

 春彦からすると彼女側の動機がさっぱり不明なので、かなり困惑している。本人はストレス解消のためだが、結局日中いなかったのに「つまらねぇ!」とキレて探しに来た流れ。色々悶々として待てなかったのでしょう。

 強制的に子育て(?)させられていたのが、ちょっとだけひと段落ついたのかもしれない。

 

・生足バニーガール:

 大体スギナに隠してる春彦の手元にあるハ〇ヒ関係の諸々を「どーせここら辺にエロいのあんだろ?」とか探られて引き当てられたのが原因。何だよこの趣味はとかドン引きしながらも何故か着用しているあたり、いまいち彼女の考えがわからない春彦である。作中年度からして本やら何やらの刊行年度がしっちゃかめっちゃかなのは、1話あたりで言及していた通り。

 なおエロい目で見続ければ当然、首かチ〇コもぎもぎされる。もぐかもがれるかの運命である。オーイェ~イ!!

 

・ミールの家庭事情:

 当然本作捏造設定です。軽く語ってますが、しっかり描写すると少年誌の域を逸脱するノリな塩梅で調整。

 ちなみに時々命を狙われているので、日本まで高跳びしてたのはそんな理由もある(が春彦には言わない)。

 

・ゼオンとビブ……:

 次章「魔界のブックマークRTAもしくは101冊目の魔本」(予定)にて……!

 

 

 

 

 

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