転生したら五河琴里だった女子高生と魔防隊四番組組長の悶々 作:XIYON
ではどうぞ。
純牙side
突然、人型酷鬼の里に現れたジャマトライダーたち。それを俺、陽斗、優希の3人で防衛していた。
優希「コイツら、さっきよりも数が増えてる!」
陽斗「油断しないで優希くん!相手は普通じゃない!」
純牙「しかし妙だな?コイツら、里を襲いはしたが、あまり強さを感じない。」
優希「え?それって…」
その瞬間、純牙は辺りの感覚を研ぎ澄まし、あらゆる方向にいる何かを探し出す。そしてアストラルライザーの銃口をある場所へ向け、そこに言葉をかける。
純牙「出てこいよ。隠れても匂いで分かるぞ?」
紫黒「ありゃりゃ、勘づかれちゃったかぁ〜…」
長い黒髪の美少女が俺たちの前に現れる。紫色の蛇を仕え、堂々と俺たちの前に現れたその姿。どうやら相当な自信でこの人型醜鬼の里へ襲撃したみたいだ。
純牙「紫黒…」
紫黒「久しぶりだね純牙。まさかここまで成長してるとは…」
純牙「お前こそ、ついに同族にまでも手を出したか?しかも、コイツらは罪もない。」
優希「純牙さんとあの人型醜とは知り合いなんですか?」
陽斗「訳ありなんだよ。あぁ、見えて彼らは腐れ縁なんだ。」
優希「く、腐れ縁…ですか。」
陽斗「とにかく…彼女を止めるよ!」
そう言った陽斗はミューズフォンに搭載されてある「AXEL」のアプリを起動し、アクセルフォームへと変身する。
Complete!
陽斗「さぁ、いくぞ!」
Start up!
陽斗は高速攻撃で紫黒に攻撃を仕掛けようとするが、そこに邪魔をするかのようにもう1人の八雷神が乱入する。
紫黒「助かったよ。壌竜。」
壌竜「油断をし過ぎだ紫黒。」
紫黒「ごめんごめん♪」
陽斗「コイツ、一体どこから!」
浅黒い肌に純白の翼を持つ人型醜鬼。それを見た陽斗は今の状態で壌竜と戦闘を続けるが…
壌竜「そのようなスピードで勝ったと思うな…!」
そう言って陽斗を右手で捕らえ、ミューズフォンをもう1つの手で破壊して吹っ飛ばし、変身を解除する。
陽斗「ミューズフォンが…」
純牙「ちっ…」
優希「マズイ…姉ちゃん、そっちは大丈夫か?」
青羽「優希!あそこ!」
優希「ん?……あっ!?」
俺たちがよそ見をしている間、なんと壌竜が次の行動に移っていた。なんと波音とココを襲い、追いつめていた。
陽斗「純牙!」
純牙「分かっている!」
2人を攫われたら新たな人型醜鬼が誕生してしまう。俺はそんなことを知った上で、壌竜に襲いかかる。
青羽「純牙!みんなは避難させたからここは完全に壊しちゃって大丈夫だよ!」
純牙「お前、正気か!」
青羽「やらなきゃ、2人が攫われる!お願い、波音とココを助けて!」
純牙「はぁ……わかった!」
ライズチャージ!
純牙「はぁ〜……!」
俺はアストラルライザーから風の力を凝縮させる。そして満タンになった状態でライザーのトリガーを押した。
ダイナマイトバハムート!アルティメット・フィニッシュ!
純牙「おりゃああああ!!!」
アストラルライザーから放たれる強力な風をリング状に高速回転させ、壌竜に向かって投げつける。しかしそれを見た紫黒が彼女の前に立ち塞がり、それを破壊した。
純牙「しまった!」
爆発で発生した煙幕…それを使って波音とココを連れ去られると悟った俺。しかし、そこに更なる乱入者が現れた。
???「逃がしたと思ったのかしら?」
紫黒「!?」
壌竜「こ、コイツは!?」
煙が晴れた途端、人型醜鬼の前にアイツが現れた。女性のシルエットでタテガミ氷獣戦記をベースに、トランジェントガンダムとブレイヴを合わせたようなヤツが現れる。
壌竜「貴様、何者だ?」
???「あら、零番組のことを知らないのね?なら教えてあげる。」
そう言った途端に彼女は変身を解除してその姿を現す。そして腰に装着していた鞘から抜刀し、それを2人の人型醜鬼に向けた。
郁子「私は蒼乙女郁子!零番組 組長にして魔都と人間界に潜む悪を成敗する者!さぁ、覚悟を決めなさい。八雷神とやら!」
次回
・零番