転生したら五河琴里だった女子高生と魔防隊四番組組長の悶々 作:XIYON
ではどうぞ。
・変身
ある世界の日本各地で『魔都』と魔都から人を殺す『醜鬼』が出現した。
人類は魔都に存在する『桃』が女性にのみ特異な能力をもたらすことによって通常兵器は通じず桃で得た異能でしか倒せない醜鬼に対処すべく『魔防隊』と呼ばれる女性兵が組織される。
だがその反面、この果実の存在で人類の男女の力関係は崩壊し、女尊男卑の世界になってしまうのだった。
(男性の方が結構、数が多いけど…)
私の名前は紅蓮琴里。え?なんで五河琴里じゃないんだって?そりゃ私がこの魔都精兵のスレイブの世界に転生した女性だからよ?悪いかしら?そんなことを思っていたら醜鬼が次々と現れたわね?
お……
京香「優希!ありったけの力を叩き込んでやれ!」
優希「うおおおおぉお!」
琴里「これはこれは……魔防隊七番組組長の羽前京香じゃない。これはなかなか面白いことになっていたわね?」
そう言った私はドラゴンレイズバックルを取り出し、それをデザイアドライバーの右側にあるスロットに装填する。
SET!
口の近くで右手を蛇のような動作をしたあと、舌を舐めたあと、不敵な笑みを見せながらあの掛け声を言う。
琴里「変身。」
DRAGON!
READY? FIGHT!
琴里「ふん!」
ドォーーン!
「「!?」」
京香「な、なんだ!?」
魔法隊七番組の連中の前に堂々と現れた私はドラゴンフォームに元から常備されているドラゴンソードを取り出す。
Dragon Sword!
琴里「さて、どいつから狩ろうかしら?……ドイツだけに。」
「「うぅ……」」
日万凛「お、親父ギャグ?」
朱々「さ、寒い…」
寧「た、隊長…」
京香「……」
優希「(何なんだアイツは?)」
ドンドンと周りにいる醜鬼たちを次々と虐殺していく私。だがあまりの数に痺れを切らした私はドラゴンレイズバックルをドラゴンソードに装填してエネルギーをそれに充填する。
BLESS・CHARGE!
DRAGON!SLASH!
琴里「その場で焦土となりなさい!」
ドラゴンソードに炎を纏わせた琴里はそれで目の前にいる醜鬼たちを燃やし尽くした。
琴里「ふっふふふ♪まだ倒し足りないわ!もっと暴れるわよ!」
朱々「ま、魔女だ…」
寧「しゅ、朱々さん?」
日万凛「確かに……あ、あれは化け物ですよ?」
京香「(全く琴里ってやつは…)」
優希「……仮面ライダー。」
「「え?」」
優希「噂で聞いたことがある。男女問わず人々の為に戦う者たちが魔防隊以外にいるってことを…」
日万凛「仮面ライダー…」
後ろで魔法隊7番組たちが色々と話しているなか、私はもう1つのレイズバックルを取り出して、それを空いている左側のスロットに装填する。
SET!
琴里「さぁ、ここからは私のステージ?」
ドラゴンレイズバックルを操作したあと、ブーストレイズバックルのグリップを捻った。そして…
GET READY FOR BOOST!& DRAGON!
READY FIGHT!
琴里「さぁ、私たちの
そう言った私はドラゴンとブーストの力で残りの奴らを蹴散らしていくが、突如醜鬼たちが一斉に集まりだし、巨大な醜鬼へと姿を変える。
琴里「姿を変えたところで私に適うことなんて出来ないわよ!」
BoostTime!〜♪
琴里「大きければ勝てるって勘違いしないでちょうだい!」
そう言った私はブーストライカーは龍の形へと姿を変え、私の周りを浮遊していく。そして私がその頭に乗った後、龍は天高く昇っていく。
琴里「これで終わり!」
ドラゴン!ブースト!グランドビクトリー!
ブーストライカーから飛び上がった私はソイツが吹いた炎を纏い、醜鬼に向かってライダーキックを放った。それを食らった巨大醜鬼は撃滅。赤い炎に身を包んで消えるのだった…
そして…
京香「……」
優希「あ、あのぉ…」
琴里「ふっ、また会いましょう魔防隊の皆さん。」
優希「ま、待って!せめて名前だけ!」
琴里「……ドラゴナー。」
優希「え?」
琴里「仮面ライダードラゴナー…その言葉を…アナタは信じるかしら?」
意味深な言葉と共に名前を言い放った後、私はブーストライカーに乗ってその場から立ち去ったのだった。
京香「相変わらず派手にやるな?」
優希「え?」
京香「いや、何でもない。」
そして現実世界に戻った私に魔導輪で私の相棒であるザルバが話しかけてきた。
ザルバ「おい琴里、いいのか?アイツら、次に会った時にはつけ狙う気がするぞ?」
琴里「ザルバ、京香以外の人たちは知らないのよ。人々を陥れているのは醜鬼だけじゃないってことにね?」
ザルバ「だな…んで?今日は帰るか?」
琴里「そうね。明日はメグのとこに行きましょう。きっとナオもいるはず。」
これは五河琴里に転生した天才女子高生が様々な敵と戦うだけの話である。
次回
・邂逅