転生したら五河琴里だった女子高生と魔防隊四番組組長の悶々 作:XIYON
ではどうぞ。
六番組と七番組の交流戦が始まる3時間前…
海桐花「ふむ…」
陽斗「ばあちゃん入るよ?」
海桐花「おぉ、陽斗か。」
陽斗「母さんは今はいないの?」
海桐花「九番組の仕事でバタバタしているからのう…そういえば陽斗よ。日万凛と八千穂の面倒を見ているのではないのか?」
陽斗「そうなんだけど、ちょっと色々と報告があってね?」
陽斗は魔都でジャマの実と魔都産の桃を作っている連中がいることを報告した。
海桐花「なるほど…桃と…そのジャマの実とやらを魔都で育てている連中がいると?」
陽斗「最初は八雷神の奴らが育てていると思ってたけど…ここ数日前、隠密部隊の部下たちが色々と面白い情報をくれてね?どうやら天花と同じような異空間能力を持っている奴らが現実世界と魔都を行き来しているらしいんだよ。どういう原理かは知らないけど。」
海桐花「だが、なぜそやつらが現実世界と魔都を?」
陽斗「現実世界にジャマトが現れていることを考えれば…ソイツらは悪意がある人達を密かに現実世界から魔都に集め…」
海桐花「魔都で育てた桃やジャマの実を使って第3勢力を作ろうとしている…か。」
陽斗「ばあちゃんはどう思う?」
海桐花「どう思うと言われても此方に言われてものう…」
陽斗「とりあえず、この件は僕たち四番組と琴里たちで調べてみる。」
海桐花「くれぐれも気をつけるんじゃぞ?闇雲に親玉が分からない組織に突っ込んだら大変なことになるぞ?」
陽斗「うん。」
海桐花「あぁそれと…お主に伝えたいことがあってな?」
陽斗「なんだ?」
海桐花「陰陽寮が解体されたのじゃ。」
陽斗「なに!?」
海桐花「1週間前……ある組によって陰陽寮は解体された。零番組によってな?」
陽斗「零番組!?アイツら、ついに動き出したのか!」
海桐花「あぁ…此方も信じ難い話ではあるがのう…」
陽斗「ありがとうばあちゃん。ちょいと色々と警戒してみるよ…(郁子の奴…あんだけの人型醜鬼の患者を運んできたと思えば…陰陽寮を解体しただなんて…)」
3時間後…
純牙「陰陽寮が零番組によって解体ねぇ…通りで人型醜鬼の患者が沢山と運ばれてきたわけだ…これまた穏やかじゃないことが起きたな…そこで実験体にされたヤツらは零番組に救われたのか?」
陽斗「人体実験された人達は全員、無事だったみたいだよ。陰陽寮は人型醜鬼の治療法の確立を口実に一部の人達を魔都災害に巻き込ませ、人型醜鬼になってしまった民間人を利用して非人道的な人体実験を行っていた噂は聞いていたけど…」
純牙「それを聞いてアイツらが閉鎖して解体したんだろ?」
陽斗「うん。研究で身体中を調べて時に身体を傷付ける人体実験も平然と行ってる奴らだったからね…今はこっちで保護している人型醜鬼は何人かはいるけど… 一部の人達は陰陽寮から脱走したみたいだよ。」
純牙「人型醜鬼…調べようがあるな?」
そんななかで日万凛と八千穂の戦いを観戦する純牙と陽斗。そして2人は日万凛が連れている優希に目をつけていた。
純牙「アイツ…どう思う?」
陽斗「強い…としか言えないね。まさかあんな力を隠し持ってたなんて…」
優希「はぁあああああああ!」
ドォーーーン!
純牙「おうおう凄いパワーだな?」
陽斗「(八千穂に
八千穂「こ、これ程とはのう…まさか私様をここまで追い詰めるとは…貴様、なかなかの実力じゃな?」
優希「まだやられるぜ?やってみろよ。時戻し、お前がボロボロになるまでぶん殴ってやるよっ!」
八千穂「甘いわ!東の辰刻(ゴールデンアワー)!」
優希「遅すぎるんだよ!」
そう言った優希は懐から薙刀を取り出し、彼女を切り裂こうとした。しかし八千穂は既に優希の時を止め、銃を取り出して打とうとした。だが…
バァーン!
八千穂「なっ!?」
彼女の左腕を誰かが撃ち抜いた。それは優希の後ろにいた日万凛だった。
日万凛「私の勝ちね?八千穂。」
八千穂「や、やるではないか…我が妹よ…」
バタン!
銃弾を撃たれた八千穂と優希はその場に倒れたしまった。心配になった日万凛は急いで2人のところに向かった。
日万凛「優希!八千穂!大丈夫?」
優希「あ、あぁ…俺は何とか。」
日万凛は優希と八千穂を抱えて休憩場所へと向かうのだった。
純牙「凄いな…和倉優希…アイツ、魔防隊だけじゃなくてスフィア天界でも活躍しそうだな?」
陽斗「ちょっと、もうスフィア天界の話をしてるの?この前までデート・ア・ライブの世界で暴れてただろ?」
純牙「五騎士だけじゃ暴れ足りないんだよ。もっと強い奴と戦って強くなる…それが俺のモットーだ。」
陽斗「全くこのトンチキ野郎は…」
一方、七番組のベンチでは…
寧々「まさか八千穂さんに勝っちゃうなんて凄いです優希さん。」
京香「私が認めた奴隷で、琴里が認めた戦士でもあるからな?」
すると後ろから…
琴里「やっほー、試合は順調かしら?」
京香「あぁ、ちょうど日万凛と優希の戦いが終わった。」
琴里「アギトスレイヴの能力を見させて貰ったけど…やはり彼に渡して正解だったわね?」
京香「あぁ…ところで、どうして魔都に来た?」
琴里「あぁ、それなら……」
琴里が魔都に来た理由を話そうとしたその時だった。
寧々「あ、あぁ……」
京香「どうした寧々?」
寧々「醜鬼、醜鬼が近くに来ます!千里眼で見たら私に話しかけてきて…」
京香「分かった…交流戦は中止だ!」
そしてその様子は陽斗と純牙も見ていた。
陽斗「随分と乱入が早いね。」
純牙「みたいだな?どうする?」
陽斗「助けるに決まってるでしょ?いくよ。」
純牙「あぁ、雑魚は任せておけ。」
七番組の寮周辺に現れた醜鬼たちを迎え撃つ六番組と七番組、だが交流戦で疲労した組員もいることを認知していた琴里は腰にドライバーを装着し、ドラゴンレイズバックルを取り出す。
琴里「ちっ……まさか醜鬼が来るなんてね?」
銀奈「ひいいいえええええ!?醜鬼がこんなにぃいいいい!?」
琴里「落ち着きなさい!これぐらい、どうって事ないわよ!変身!」
DRAGON!
READY? FIGHT!
仮面ライダードラゴナーに変身した琴里は手から灼爛殲鬼に似た斧を召喚し、それを使って辺りにある醜鬼たちを次々と倒していく。
琴里「おりゃあ!燃え尽きろ!」
炎を纏った戦斧を振り回す彼女の姿を見て京香を負けてられないのか、自身の刀で次々と切り倒していく。
琴里「懐かしいわね?アナタとスフィア天界のある依頼を受け持った時以来かしら?」
京香「そうだな?お前と私はお互いに力を示していたからな。当然だろう。」
そして別の場所では…
日万凛「八千穂、体力は?」
八千穂「これぐらい、私様は何ともないぞ!」
日万凛と八千穂が醜鬼を倒しながらそんなことを話していたその時だった。どこからとも無く雷撃が日万凛に向かって迸り、直撃寸前。
それに気づいた八千穂は日万凛を助ける。そして2人を襲った雷が放たれた方角を見ると…
雷煉「見つけたぞ。廃れ者ども。」
日万凛「見たことがない人型醜鬼!?」
八千穂「なんじゃ!?奴から凄い圧を感じる!」
雷煉「
陽斗「それは君の方なんじゃないかな?」
「「!?」」
その声が聞こえたと同時に、日万凛と八千穂の間を平然と通る人物が現れた。そう、2人の兄、東陽斗だった。
日万凛「陽斗兄さん!?」
八千穂「兄者!?」
陽斗「2人とも下がってて。交流戦の怪我が残ってるだろ?」
日万凛「え!?見てたの!?」
陽斗「うん、こっそりね?」
八千穂「は、恥ずかしいぞ…私様たちの戦いをこっそり見るなんて…」
雷煉「なぜ男が魔防隊に…女だけじゃなかったのか?」
陽斗「僕は例外でね?特別に教えてあげる。僕は魔防隊四番組組長、東陽斗だ。」
雷煉「ほーう……なら我も名乗ろう。我は雷煉、醜鬼を統べる八雷神の一柱の1人だ!」
八千穂「(八雷神?)」
日万凛「(聞いたことがない名前…もしかして、醜鬼を使役している奴らなの?)」
陽斗「親玉が顔を出すなんてね?だけど…お前はもうあと数秒で倒される。」
雷煉「なに?」
陽斗「これ以上僕の妹に手を出しては困るからだよ。」
そう言った陽斗はヴァルバラドライバーを取り出し、それを腰に装着する。
ヴァルバラドライバー!
日万凛&八千穂「!?」
雷煉「むーん?」
陽斗は次に2つのケミーカードを取り出し、それをヴァルバラドライバーに装填する。
MACHWHEEL!イグナイト!
DAIOHNI!イグナイト!
陽斗「……変身!」
ガッチャーンコ!バースト!
ヴァルバラド!
八千穂「おぉ!?兄者もその姿に!?」
日万凛「兄さんも…仮面ライダー!?」
雷煉「貴様ァ…何者だ?」
陽斗「
次回
・異能