どうもご閲覧いただき誠にありがとうございます。
小説自体初めて書くのでおかしな描写や誤字脱字、原作との矛盾点等あるかもしれません。
その場合コメント欄で教えて下さると有難いです。
以下注意点です。
・本作は、ダンガンロンパとのクロスオーバー作品です。
・ダンガンロンパの登場人物は現状、モノクマだけです。
・作品の仕様上、キャラクターが死にます。
・グロテスクな表現を含みます。
・時系列は、11巻の選抜種目試験の数日後です。
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side 堀北
「……ん……あ、あれ……?」
掠れた声と共に、頭をのそりと持ち上げる。
霧が掛かかった様に前がよく見えない。
顔を上げ、数分間ぼーっとしていると、だんだんと視界に光と色が戻ってきた。
「こ、此処は……?」
肌に硬い感触があった。
どうやら突っ伏した状態で眠っていたらしい……
そのせいか、体がやけに怠い……
ぼんやりしたまま周囲を見渡してみる。
並んだ椅子と机に、教卓、それに黒板。
此処が何処かの教室であるという点は間違い無いだろう。
しかし、それは私が毎日通っている高度育成高等学校とは全く違う不気味さを呈していた。
それにしても、なぜ私は見知らぬ教室で眠っていたのか…
確か私は、学校が終わってその足で部屋に戻って、そのまま自室で眠ったはずなんだけども……あれ?
「どう・・・なってるのよ・・・?」
ぼう然と呟き、とりあえず腕に力を込めてみた。
丸まった背筋を伸ばし、なんとか椅子から立ち上がった。
これだけの動作でも大仕事だ。
とにかく身体が怠い。
立ち上がった所で不意に違和感を覚えた。
視線は自然と窓の方を向くが、そこには想像していた外の景色などは存在しない。
「な、何よ……これ……?」
よろよろと近づき、その異様な物体に触れてみた。
本来窓があるべき場所に、巨大な鉄板が打ち付けられていたのだ。
セピア色の巨大なボルトでしっかりと固定されている。
試しに緩く握った拳で叩いてみると、頑丈な素材である事が伝わって来た。
いや、冷静に分析している場合ではない。
問題は、なぜ鉄板が窓に打ち付けられているのかだ……
それに、ある種の不気味さの様なものを感じたが、自分の力でどうこう出来るとは思えない。
次に黒板へと視線を向け、その隣にある『常在戦場』と書かれた意味深な立て札を眺める。
と、その上に設置された物から強烈な視線を感じた。
「監視カメラ……?」
普通の高校生であれば、教室に堂々と監視カメラが置いてある事に違和感を感じるのだろうが、私は特には違和感を感じなかった。
「……あら?」
ぐるりと教室内を見渡した所で、床に何かが落ちている事に気づいた。
先程まで私が寝ていた机のすぐ近くだ。
恐らく起きるときに落としてしまったのだろう。
そちらへ戻り、身を屈めて拾いあげる。
安っぽいパンフレットのような冊子だ。
表紙には『入学案内』と書かれていた。
最初のページを開いてみるとそこには、子供が書いた様な杜撰な字でこう書かれていた……
「あたらしいがっきがはじまりました。しんきいってん、この学えんがオマエラのあたらしいせかいとなります?にゅうがくしきは"はちじ“から行いますので、それまでにげんかんほーるにしゅうごうしてください……?」
まさかの手書き。
しかも、心配になってしまう程の漢字力の低さ。
書いてある意味もさっぱり分からない。
なぜ文末が疑問形なのかも謎だ。
「新しい学園……新しい世界……一体何を言っているの?
それに、8時までに体育館に集まれって……」
奇妙なパンフレットの内容に困惑しながら、ふと、時計に目をやると時計の針は8時5分を指していた。
集合時刻は午前8時。
黒板の上の時計を見ると、すでにその8時を5分ほど過ぎていた。
「……まぁ、ここに居ても仕方が無いし、玄関ホールに行ってみましょうか。 何か、この状況を打破する情報を掴めるかもしれないし……」
今後の指標を決め、大きく息を吸い、入学案内を掴み、教室の扉を開け、玄関ホールへと歩を進めた……
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廊下
「なんだか、廊下まで不気味ね……」
窓が塞がれた教室も十分に異様な雰囲気を醸し出していたが、廊下も普通からは程遠い仕様だった。
元々薄暗い事に加えて、なぜか照明の色が紫。
バイオレットな光の中、視線を何気なく右へ向けると……
「な、なによあれ……?」
毒々しい程に赤い巨大な扉が目に入った。
好奇心に駆られて近付いてみると、表面には魚の鱗の様な個性的な模様が入っていた。
異質さに拍車をかけるデザインだ。
近づかない方が無難かもしれない。
とにかく、いまは玄関ホールへ向いましょう。
紫の廊下を抜けると、照明の色が緑色に変わった。
微妙なセンスという点は同じだが幾分かマシな気もする。
緑の廊下を進み、半開きになっていたドアを押し開けてみると……そこには、見知った彼らの姿があった……
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玄関ホール
十数人分の瞳が一斉に私の方へと向けられる。
玄関ホールの広さは先ほどの教室と同程度だ。
リノリウムの床は入念に磨かれ、塵一つ落ちていない。
壁際には使用感のないホワイトボードが置かれている。
その上には小ぶりの掛け時計があった。
「堀北、お前も来たのか?」
「来た……と言うよりかは、連れて来られたの方が正しいんじゃないかしらね……綾小路君……」
「これで、18人目……一体あと何人来るのかな……」
一之瀬さんが、不安そうに呟く。
「本当に何なんよ……この状況は……学校側からは何の連絡も無いし……」
伊吹さんは、苛立ち混じりに吐き捨てる。
「目が覚めたら、見知らぬ場所って……もしかして、私達全員、拉致されたとかなんじゃ……」
「軽井沢さんも目が覚めたら此処に?」
「私どころか、此処に居る全員がそうよ……」
「そんな、全員って……いくら何でもそんな……」
「堀北さんが疑う気持ちも分かるけど、本当に軽井沢さんの言う通り、此処に 居る全員が目が覚めたら机に伏して寝ていたって言うんだよ……」
平田君が、軽井沢さんの説明に補足を加える。
「妙な話しね……」
「いや、妙なのは、ソレだけではないんだ……」
平田君な神妙な面持ちで再び口を開いた。
「皆も教室や廊下の窓を見たよね?至る所に鉄板が打ち付けられていた…あれは一体どう云う意味なんだろうね?」
平田君の問に思考していると、葛城君も続けて喋った。
「それに、妙なのはこの玄関ホールもだ。奥にある出口が、妙な鉄の塊で見事に塞がれていて開く気配が無い…」
「それじゃあ、此処から出られねェって事かよ!?」
葛城君の発言に、須藤君が苛立ち混じりに反応した。
「何も出口が1つだけって事は、ねぇだろ。」
「そもそも今現在、我々が置かれている状況は学校による意図的なモノなのか、そうでは無いのか……まずは、そこから考えてみてはどうでしょうか?」
流石、クラスのリーダと言うべきか、坂柳さんと龍園君はこの状況でも落ち着いた様子を見せる。
最も、彼らの様な反応を示す者は稀で、大半の者は不安げに周囲を見回していたりするのだが……
そんな2人に感心していると、横から神室さんの呟きが聞こえた。
「え……嘘……スマホが無くなってるんだけど……」
彼女の発言を皮切りに皆、制服のポケットをまさぐり始め、スマホが無くなっている事に気がついた。
「何で、スマホが無くなってんのよ?何時も胸ポケットに入れてる筈なのに」
「学校側に回収された……もしくは……」
私達がこの状況についての談義をしている……
と、その時だった……
突然『ソレ』は始まった……
「ピンポンパンポーン……」
唐突なチャイムの音に、全員が一斉に口を噤んだ。
「あー、あー!マイクテスッ!マイクテスッー……
大丈夫?聞こえてるえーっ、ではでは……」
スピーカーから声が流れてくる。
それは、場違いな程に能天気で明るい声……
それ故に……私はその声に強烈な不快感を抱いた。
『えー、新入生の皆さん。今から入学式を執り行いたいと思いますので至急、体育館までお集まりくださ〜い!
……ってことで、ヨロシク!』
強烈な違和感と不快感だけを残して、声は途切れた。
どことなく不気味なものは感じたものの、玄関ホールに残っていた所で新たな情報は得られそうにない。
そんな結論に至り、一同はぞろぞろと体育館へ向かった。
To be continued...
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登場キャラクターは、以下の通りです。
Dクラス
綾小路・堀北・軽井沢・櫛田・平田・高円寺・須藤
Cクラス
龍園・伊吹・椎名・石崎・アルベルト
Bクラス
一ノ瀬・神崎
Aクラス
坂柳・葛城・神室・橋本
合計18人
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次回の投稿は1週間後くらいになると思いますので、気長にお待ち下さい。
次回から、セリフの前に発言してるキャラクターの名前を書くべきかどうか?
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書くべき
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いらない