ようこそコロシアイ学園生活へ   作:yellowpurple

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《CHAPTER 1 イキキル》(非)日常編②

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次回の投稿は出来れば1週間以内に行う予定ですので気長にお待ち下さい。

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私達は、体育館を出て購買部へと向かった……

恐らく、5分程度だろうか……不気味な廊下を、電子生徒手帳の地図を頼りに進んで行くと目的の場所へと辿り着いた。

 

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購買部

 

「ここが、購買部……」

 

私が、この空間を見ての第一印象は「異常」だった……

天井には、お祭りとかで使うであろう提灯が吊るされており、商品棚にはアンティークな時計や古びた電子レンジ、ゲーム機、黄金の壺などが所狭しと並べられており、和洋折衷というか……購買部よりも古物商店の様な風変わりな様相を呈していた。だか、その中でも特に目を引く物があった……

 

「な、何よコレ……?」

 

そこには、スーパーや家電量販店の出入口とかに良く設置されている「ガチャガチャ」が堂々と鎮座していた。

配色はモノクマを意識してなのだろうか、白と黒のツートンカラーである。

普段であれば何とも思わないのだが、この場の不気味さも相まってか、何とも言えない違和感を感じた……

 

「何で、こんな所にガチャガチャが置いてあるんだよ?」

 

「それは、分からないけど……」

 

疑問を浮かべる2人を横目に、辺りを見回していると想定外の人物から声を掛けられた……

 

「うぷぷぷッ……ソイツに目を付けるとは慧眼だねぇ……」

 

「モノクマ……」

 

「テメェ……何の用だよ……」

 

警戒する私達には、我関せずという感じで件のマシンについての説明を始めた。

 

「別に大した事じゃないよ……ただ、この「モノモノマシーン」について、説明してやろうかと思っただけさ……」

 

「モノモノマシーン……?」

 

一同は首を傾げる。

 

「そうッ! この機会の名前は「モノモノマシーン」といってね……まぁ、いわゆるガチャガチャってヤツだねッ!でも、唯のガチャガチャだと侮ることなかれッ!中身には、かな〜りこだわってるからねぇ……」

 

「こだわってるって……一体何が入っているのよ?」

 

困惑する私達へニヤリと醜悪な笑みを向け、モノクマが口を開く。

 

「うぷぷっ……それはねぇ……この学園からの脱出スイッチだよ……」

 

「脱出スイッチ!?」

 

一同は目を見開いた……

 

「そうッ!脱出スイッチだよ。押せば此処から出られるスイッチ……でも確率はかな〜~〜り低いから、あまり期待しない方が良いよ。それよりも誰かを殺して学級裁判で勝ち残った方が確実に出られるよッ!」

 

此処から出られるという言葉に一瞬、期待したが誰かを殺すという言葉で再び現実へと引き戻された。

 

「あっ、そうだ1つ言い忘れてたんだけど、このモノモノマシーンは普通のお金じゃ回せません!回すにはこの『モノクマメダル』を使用して下さいッ!」

 

そう言うと、モノクマは懐から銅色のメダルを3枚取り出し、私達に手渡した。

 

「今、オマエラに渡したのが、モノクマメダルだよ。モノモノマシーンを回すのに使うんだ。入手方法は、学園内の色んな所に隠してあるから、頑張って拾い集めるんだよ。今回は特別に1枚ずつあげるから、早速回してみなよ!」

 

私がモノクマの説明について思索している中、須藤君がおもむろにモノモノマシーンへと歩を進めた。

 

「よっし!なら、俺から回させてもらうぜッ!」

 

彼はメダルを入れると、いきよい良くハンドルを回し始めた。

 

ガチャガチャ……コロン……

 

マシーンから赤色のカプセルが飛び出した。

 

「……何だこりゃ?」

 

カプセルを開けると彼は怪訝な面持ち向ける。

それもそのはずだ、中に入っていたものは……

 

『モノクマのグラビア写真』

 

「おいッ!モノクマ……一体、何なんだよ、このふざけた写真は!」

 

そこには、艶かしいポーズをとったモノクマの写真が1枚入っていた。

 

「うぷぷぷ……大当たりじゃないか。」

 

モノクマが心底、人をバカにした様な表情で彼を見つめる。

 

「いや、ただのゴミじゃねぇか!」

 

即座に須藤君が反論し、写真をクシャクシャに丸め床に投げ捨てた。

 

「そんな……ゴミだなんて……鋼のメンタルを持つボクでも流石に傷つくよ……」

 

モノクマが露骨に傷ついた様子を見せ、床に伏せる。

 

「……じゃあ次は僕が回そうかな。」

 

伏せたモノクマを無視し、平田君がマシンにメダルを入れハンドルを回した。

 

ガチャガチャ……コロン……

 

今度は青色のカプセルが飛び出した。

 

「これは……錠剤かな?」

 

カプセルを開けた平田君が呟く。

 

『謎の錠剤×3』

 

「モノクマ……コレは何の薬なのかな?」

 

平田君の問いにモノクマが答える。

 

「あぁ、それはねぇ……ただの栄養剤だよ。」

 

モノクマが、意味ありげに述べた。

 

「……栄養剤?」

 

「そうッ!ただの栄養剤。但し、この薬はとっても強力でね。飲んで体に支障が無いのは3日に一錠だけなんだ。あまつさえ同時に3錠なんて飲んだ場合、身体にどんな影響があるか保証出来ないから、気を付けて飲んでねッ!」

 

「3日に一錠って……飲んだら一体どれだけ元気になるのよ……」

 

と、そんな事を呟きつつ私も、モノモノマシーンを回そうと1歩前へと出る。

 

「さて……何が出るかしらね……」

 

8割の不安と2割の期待を胸にハンドルをゆっくりと回した。

 

ガチャガチャ……コロン……

 

又もや赤色のカプセルが飛び出した。

 

「ッ!?」

 

出てきたカプセルを開けると、絶句した。

そんな私の様子を見て心配になったのだろうか、須藤君が声を掛ける。

 

「お、おい鈴音? 一体どうし……」

 

彼がカプセルの中へと目を向けると、思わず気まずそうな顔をし、言葉を詰まらせた。

 

『動くこけし』

 

「うぷぷぷ……まさか1回でコレを引き当てるなんて……実は堀北さんって相当なむっつりスケ……」

 

モノクマが喋り終える前に私は、カプセルの中のソレを思いっ切り床に叩き付けた。

すると、ソレは「ガコン!」と大きな音を出しモノクマの言葉を遮った。

 

「もうそろそろ、待ち合わせの時間になるわ……集合場所へ向かいましょうか……」

 

私はモノクマを睨みながら、後方の2人へ多少の威圧感を込め発した。

 

「……おう」

 

「そ、そうだね……」

 

景品を壊すな、などと喚いているモノクマを無視し、若干気まずそうな雰囲気を出しながら私達は、集合場所の食堂へと電子生徒手帳のマップを頼りに、歩を進めた。

 

To be continued...

 

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『動くこけし』について分からない人は、ダンガンロンパ 動くこけし で調べてみて下さい。

 

次回から、セリフの前に発言してるキャラクターの名前を書くべきかどうか?

  • 書くべき
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