「うなっ!!」
気絶している伊織ちゃんをビンタで起こした。
「と、俊希くん。いきなり何ですか?」
「何ですか、じゃねぇ。厄介なことになってんだよ」
「……ああ、思い出しました。確か、気持ち悪い二人に罰を与えようとしていたら、いきなり変な二人組が現れてやられたんでした」
思ったよりも、落ち着いているな。人類最強の依頼で、こういうのも慣れてきたか。
「あの二人は何者なんでしょう?」
「あいつらは蜻蛉。匂宮の分家だ」
「そうだったんですか?どおりで強いわけです」
「あいつらは、恐らく教頭の依頼で動いている。必要以上の殺しはしないそうだが、放置しておくわけにはいかない。文月学園が崩壊する可能性があるからな」
ん?今、気付いたんだが、俺がどうにかする必要があるか?この学園には新しい家族を探すためだけに入ったんだからな。この学園自体はどうでもいいんだが。
「そうなんですか。そういえば、瑞希さんは大丈夫なんですか?」
「ああ、大丈夫だ。気絶しているだけだ」
「それですか。それは良かったです」
多分、抵抗したからだと思うが伊織ちゃんの方がダメージが多かったんだがな。まぁ、特にケガはしていないみたいだ
「それでこれからどうするんですか?」
「とりあえず、様子見だ。人類最強はもう帰っているし、欠陥製品に相談するか」
いや、あいつが関わったら余計にめんどくさい事態になるかもしれないな。どうしようか?
「そうですね。瑞希さんも休ませないといけないですし、一旦、Fクラスに戻りますか?」
「そうだな。そうだ、伊織ちゃん。自殺志願は持ってきているのか?持ってきているなら装備しとけ。いつ襲われるか、分からないからな」
俺は人類最強に依頼用にと貰ったナイフがあるが、今は持っていない。こんなメイド服のどこに仕込めばいいんだ?結構、露出があるから仕込みようがない。
「一応、持ってきていますよ。でも、そこまで警戒しなくてもいいんじゃないですか?必要以上の殺人はしない、って言ってるんでしょう?」
「殺人をしないだけで、他に妨害をする可能性はある。用心に越したはねぇ」
「そうですね。ところで他の人達には教えるんですか?」
「教える訳ないだろう。余計なパニックになるだけだ。 それに素人が下手に動いても事態が悪化するだけだ」
それに敵はあいつらだけじゃない。あの気持ち悪い二人みたいに、他に一般人の協力者もいるかもしれない。吉井逹に対処してもらうなら、そっちだ。プロの相手はプロがする。
ああ、たまにはのんびりするのも悪くないと思っていたのに、こんなことになるとは本当に傑作だぜ。
実は現在、スランプぎみでして調子が悪いです。
こんな調子で書いても良い作品が出来るとは思えません。まぁ、元々良い作品だったかと聞かれると答えづらいですが。
そこで一旦、休んで調子が戻ってから再開しようと思います。
とりあえず、1ヶ月ぐらいで復活する予定です。
待ってくれている人がいるか知りませんが、頑張って調子を取り戻そうと思います。