秘密結社とワタリガラス   作:ガチタン愛好者

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ござるさんのギフトも刺さった…同接9000人で。なんか今年分の運を使い果たした気がして恐ろしいです。

筆者は今年からホロにハマりました。友人におすすめライブは無いかと聞いて勧められたのが夜空メル生誕祭2023でした。ええ、読者の皆様にも様々な感情があるでしょうから感想は簡潔に、チャンネル消える前に見られて良かった(2月27日時点)。


第10話~交流~

白上フブキ、百鬼あやめ、大神ミオの三人と他愛もない話をした後は入れ替わり立ち替わり様々なメンバーがやって来た。皆一様に強すぎる個性を持っており

 

「ルビコンだっけ?どんな惑星だったの?海とか大陸とか山とか!」

 

やたら地理に詳しくて、ルビコンの地理を根掘り葉掘り聞いてくる歌姫

 

「あなた、大勢殺してるのね。そんな香りがする。ああ、警戒しないで、ワタシ何もしないよ」

 

死臭に敏感な死神ラッパー

 

「「BAU! BAU!」」

 

じゃれついてくる魔界の番犬双子

 

「ルビコン、随分カオスなところですね。居心地よさそう」

 

カオスなネズミ

 

「片手でARを使うのか。今度競ってみるか?」

 

同じ歴戦の猛者の気配を漂わせる白いライオン

 

それはそれは個性的なメンバーだった。holoXのメンバーで慣れているつもりではあったが、普通の人間が珍しいそのメンバーの中には確かに腕っぷしのある者が数名いた。ロニーも彼女らに様々なことを話した。勿論全てを話すことはできない。それでもロニーの唯一の課題については様々な意見を聞くことができた。

 

Q:普通の人生とは?

 

この問は人によって異なる。それでも多少の違いはあれど全てのメンバーの答えは共通していた。

 

A:ここにいる仲間と今この瞬間を全力で楽しむこと

 

刹那主義とも取れるその答えは彼女らが数年の活動を経てたどり着いた答えだった。未来は分からない。特に配信者という生業はそれが顕著だ。だから今を悔いがないように、それこそ明日死んでも構わないように生きている。奇しくもそれはルビコンに昔から生きる住民の考えと一致していた。

 

それを聞いたロニーが抱いた疑問。すなわち楽しむとは何なのか、それに対する答えはまさに千差万別だった。

 

「歌うこと!君も一緒に歌おうよ!それともゲスする?」

 

「ラップって知ってる?楽しいよ?」

 

「「耳と尻尾以外なら撫でてもいいよ!」」

 

「予想不可能のサイコロ即ちカオス。つまり!チンチロリン!ギャンブル!狂気の沙汰ほど面白い!」

 

「射撃訓練…はちょっと違うか。ラーメンでも食うか?旨いぞ」

 

約1名、いや双子は楽しむというより愛でる、癒されるに近いが、それはそれとして一つだけ分かったのは

 

「何の参考にもならない…」

 

何が楽しいと感じるかは人それぞれ。勿論ロニーにとっての楽しみと言えばもっぱらガレージに籠ってアセンブルだった。膨大な種類の数値とにらめっこしている時間こそが至福の一時だ。しかし今は他のACパーツが無い上にACの出番が無いためそれができない。他の楽しい何かを見つけなければいけない。幸いなことに他の何かを探すのにホロライブという環境は最適だった。

 

 

 

★★★

 

 

 

「終わったぞー、待たせたな…?」

 

お仕事を終えたラプラスの目に飛び込んできたのは

 

「インベタの更にインを攻めます!掟破りの地元走りだ!」

 

「そんなのあり!?」

 

ワイワイガヤガヤ

 

「えーと…先輩方、これは?」

 

「見ての通り、マ○オカート大会byロニーちゃん歓迎会開催中です!」

 

「わぁお」

 

休憩室のテレビに誰が持ち込んだかゲーム機を繋いで開催されたのはゲーム大会。

 

「何がどうなってこうなったんですか?」

 

「いやー、ロニーちゃんがさ、楽しむって何?って言ったから、楽しむとは何なのかを教えようってことになって、それでホロメン全員で今すぐできる楽しいことということで大会が開催されたってわけ」

 

「なるほど。吾輩も参加しても?」

 

「もっちろん!」

 

仕事終わりのラプラスも巻き込んでのゲーム大会は盛り上がりに盛り上がり、最終的にうるさくしすぎてぶちギレた友人Aちゃんの一喝によってお開きとなった。なおゲームを遊んでいた時のロニーの表情はそれはそれは弾けるような笑顔だったという。

 

 

 

★★★

 

 

 

戦い終わって日が暮れて、ラプラスとともにアジトへ帰るロニー

 

「なぁ、今日はどうだった?」

 

「楽しかった。アジトでもゲームは遊んだことはあるけどあそこまで楽しくはなかった」

 

「そりゃそうだ。ゲームってのは誰かと遊んでこそだからな!」

 

「なるほど…」

 

ロニーは考える。仲間と同じことをすると楽しい、記憶を辿れば

 

(思えば僚機がいるときは不思議と気分が良かった。特に…)

 

ロニーが今までで一番楽しかった記憶。それは

 

 始めるぞ!命知らずども!

 

 外しはしない!

 

 私はヴェスパー、アーキバスです。

 

 滅多にない作戦楽しんできな、だそうだ。

 

 野良犬野郎が、決めやがった。

 

そう、敵も味方も手を取り合って挑んだ氷原の化物退治。あの時はとても楽しかった。恐らく他の皆もそうだっただろう。なにせあれほど饒舌な第二隊長は見たことがなかったのだから。

 

「仲間と同じことをする…か。ねぇラプ」

 

「ん?」

 

「アジトに戻ったらさ、holoXの皆で何かやらない?ゲームでもなんでもいいからさ」

 

「ッ!ああ!勿論だ!あいつらの予定なんか知ったことか!総帥権限でもなんでも使ってやるからな!」

 

誰かと一緒に遊ぶ。地球では当たり前のそれをロニーはやったことがなかった。地球に住んでいるものからすればくだらない、つまらないことだろう。それでもロニーの口からその言葉が出るというのは、紛れもなく普通の人生への確かな第一歩だった。




名前は出してないですが誰かは容易に想像できますよね?人選は筆者の好みです。JP以外が多いのは英語の勉強がてらホロ好きになる前からちょくちょく見てたからです。BAU! BAU!

正直今のホロライブというか配信者って危ういと思ってます。つべ、ひいてはgoogleの機嫌でどうなるか分からないですから(実際に全盛期よりつべ関連の収益は減ってる)。だからこそホロアースには頑張ってほしいと思ってます。険しい道のりであることは分かってますが自前の配信プラットフォームが出来上がりさえすればそれらの不安は無くなるでしょう。まあ素人が考え付くようなことをカバーが考えてないわけないんですけどね!きっとプランは二重三重に組んであるはずです。ワタシコソガキギョウダ!
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