KINGDOM HEARTS Intersection/Fate/Story 作:梟帥
「ここが、外の世界……」
「そうだ、本来この世界はお前と同じ
いわば仮初にして唯一の避難所……」
俺はソラに、外の世界のことを話した……。
だが、世界は思っていたほど惨状に陥っていたことを話した、ソラ達の故郷とここにいる数多の人々の世界も、先のブラックホールに呑まれ同じ悲劇の被害者だ……。
「ここの人たちみんな……エックスさんが助けたの?」
「……多少はな、救うのに限りがあった。
でも救えるのなら、救ってやりたい…………たとえそれが理に反してでも……」
「…………」
「……さてと、まずは挨拶に行くか」
「……挨拶? 誰と?」
「あれだよ」
エックスが指を指した先は「アクセサリーショップ」だった。
「おう、らっしゃ……って、エックス!?」
「よう? 久しぶりだな? 「シド」?」
「え? 知り合いなの?」
「……? なあ、そのガキはなんだ?」
「ガキじゃない、ソラだ!」
「ヘッ、悪ィ悪ぃ。
んで、どうした、ソラ?
うかない顔してるぜ。迷子か?」
「ちがっ……わないか……」
「……で、エックス?
このソラってガキは
「…………」
「……そうか、悪かったな」
「……あの、ここどこなの?
本当に外の世界なの?」
「ん? エックスから何も聞いてねえのか?」
「え?」
「……口が足らなかったか、すまん」
エックスは今いる世界のことやシドやその仲間達のことを話した……。
「なるほど、そりゃあギリギリだったな?」
「まあ、寸でのところだったからな?
経緯長いから割愛するから弟子として面倒を見ることになってな?」
「ふうん……弟子ねぇ……弟子ぃ!?」
「なんだよ? そんなに驚くことか?」
「……? ねぇ、何の話をしてるの?」
「お前のことを話してた、俺の弟子だからな?」
「弟子って……? ……どういうことだよ?」
「……長くなるから簡潔に言うと「世界を救う為にキーブレードマスターとして使い手を鍛えろ」って言えばわかる?」
「世界を……救う!?」
「…………混乱するか、やっぱり。
この話は「彼ら」と話した方が賢い……シドさん、みんなはどこに?」
「ああ、おそらくは「2〜3番街」のホテルかアジトだな?
2番街で今取ってるところだ、今行けば会えるかもしれないな?」
「わかった、行くよ、ソラ」
「うっうん……」
アクセサリーショップを後にして、エックスとソラは2番街へと向かった……。
2番街は商店街と噴水広場がトレードマークの場所。
宿泊施設や衣服店等がある、観光したいがそうはいかないからな……?
「あれだな?」
二人はホテルの方に目を向けた……。
「あそこに、れおん? って人がいるのかな?」
「そうだ「スコール・レオンハート」。
元いた世界は「ガンブレイカー」の衛兵、無愛想だが頼れる男だ。
今はホテルにいるって話だが-」
「「っ!?」」
突然、逃げ惑う人が現れるが、逃げる人の中から「♡」のような光り輝く宝石みたいなものが現れ、その♡は闇に飲み込まれた……!
そして、その闇は姿形を表した!
「っ!?」
「あれは……「ソルジャー」!?」
鎧のおもちゃのような姿の魔物は闇を纏って瞬間移動した!
そして、二人の周囲に複数の影の魔物が現れた!!!
「こいつら……!! 俺の島にいた奴らだっ!!」
「なるほど、「シャドウ」か……!
……実戦経験はある方か?」
「え?」
「……アイツらと戦ったことあるんだろ?」
「っ!」
ソラは意を決したか、キーブレードを出して構えた!
「数が多いだけの雑魚だ、油断はするなよ?」
「…………。強いんだよね?」
「……俺か? 弟子の初陣だ、背中くらいは守ってやるよ?
……逃げながらと広いところで鍛えてやるよ!!」
シャドウはバラバラに襲いかかってきた!
「やぁっ!!!」
ソラの渾身の一振りで一匹のシャドウを倒した!
「やったぁ!!」
「まだまだだな?
ほら、逃げ道を作って!」
「言われなくてもわかってるよ!!」
ソラは襲いかかってくるシャドウをキーブレードを使って薙ぎ払いながら、宿泊施設の方へと走った!
「数が多いだけの烏合の衆、油断しなけりゃ恐るに足らず!」
エックスは同時に飛びかかってきたシャドウを一振りで一掃した!
「お前……それっ!?」
ソラはエックスのキーブレードを見て驚いていた、自身の持ってるものに対し、ソラのキングダムチェーンとは異なる姿形をしていた。
「ん? 俺のキーブレードだよ、「レーヴァティン」だ!」
*1エックスのキーブレードは正統派の剣で、持ち主とは裏腹に威厳と強さを感じる一振りのキーブレードだった。
「それで? 逃げきれそうか?」
「えっ? ……うんっ! 逃げきれそうかも!!」
そう言い、ソラは宿泊施設の前に立ち、扉を開けた!
「早くっ!!」
「うっし! 及第点だ!!」
二人は速やかに宿泊施設……もといホテルへ逃げ込んだ。
「こっちにもいないみたい」
「ちゃんと探せよ!」
一方、肝心のドナルドとグーフィーはレオンを探していた……。
「はぁ……はぁ……」
「ふう……ここに避難すれば流石に大丈夫だろ?」
「……なあ、エックスさん」
「そう畏まんなよ、フランクに行こうぜ?」
「……じゃあ、エックス?」
「なんだ?」
「さっきの奴らを知ってるの? なんなんだ? アイツらは?」
「アイツらは「ハートレス」って言ってな、「心の闇」を貪る魔物だよ」
「心の闇?」
「そうだ、同時に奴らは「人の心」を好物とする、その為ならさっきの人のようになる……」
「…………!」
「さて、いるかな……?」
「……いるって? 誰が?」
エックスは受付場へと向かってベルを鳴らした。
「すみませーん? このホテルに「レオン」さんはいるのかい?」
‘んん? レオンさん? 今は留守だよ? ’
「留守かあ……。
もし来たら言伝を頼む、「1番街で待っている」ってな」
‘はーい、わかりました’
「え!? 泊まらないの!?」
「ハートレスがうろつくようになった以上、留まるわけにはいかないだろ? っても、本当は対策をすればいいんだけど…………今は時間がない、修行がてらに時間を潰すぞ!」
「ええっー!! また戦うのおっ!?」
「仕方がないだろ! 休みつつ実戦経験を積まないといけないんだし、なによりハートレスはそんなこと御構い無しに襲ってくるんだよ!?
俺だって休みたい! でも問答無用なんだよ、ちくしょう!!」
エックスは愚痴りつつもホテルに出た……。
(大丈夫かなあ……?)
エックスとソラはホテルに出た……。
「…………さて、気を取り直して行きますか!」
「お〜……」
エックスはソラを連れて、3番街に向かった……。
「……エックス?」
その姿を、一人の女性は目撃した……。
「ここにもいないね?」
「どこにいるんだろう?」
この時、ドナルドとグーフィーは3番街に行く二人の姿を見事に見逃していたことを知る由もなかった……。
そうだな? 俺とソラがあちこち歩いているその後とすれ違いで!
そうだよね? 僕もドナルドもキーブレード使いを探し回っていてソラとエックス様と見事にすれ違ったもんね?
おかげで苦労したよ?
今思うとプルートはすごい立場にいたんだよね?
まあな? 案外話の全貌を見ている側だったのかもしれないな?
プルートのおかげで意外なことと手がかりを得たんだからな?
次回
絶体絶命×FF
この回を元に各作品のキャラの追加をします、答え求む
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積極的参加(物語の矛盾なく作ります)
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消極的参加(ゆっくりと物語を作ります)