KINGDOM HEARTS Intersection/Fate/Story   作:梟帥

5 / 15
1・3番街orFF回


トラヴァースタウン-4

トラヴァースタウン・3番街

 

 

 

 ハートレスの包囲網を突破してきたエックスとソラの二人は、無事3番街に到着した。

 

 

 

「よっしっ! 到着!!」

 

「はあ……はあ……」

 

 

 

 3番街を見渡し、付近の「アジト」を見つける。

 

 

 

「おっ? いるかなぁ……?」

 

「……え? これが「アジト」?」

 

「そっ、これがアジト」

 

 

 

 ソラは目を疑った。

 

 一見すれば誰もが想像する「BAR」

 

 しかし、見た目はオンボロで潰れかけの古い店構え、

 

 路地裏の悪徳店(ぼったくり)のものだったり、悪党の通うような雰囲気だった……。

 

 

 

「……ねえ? これ本当に大丈夫なの?」

 

「大丈夫だよ、まあ入ればわかるよ」

 

 

 

 エックスは店に入った。

 

 

 

「ヤッホー? 誰かいる?」

 

 

 

 薄暗い店内、人の気配が無く

 

 不気味な空気に包まれていた……。

 

 

 

「……ねえ? 誰もいないんだけど?」

 

「みたいだな? 留守なら休店の看板を出すのが礼儀だろ? 

 

 っても、いないんならいっか? 行こう、別の店に遊び呆けてるかもな?」

 

 

 

 エックスが店に出ようとしたその時、横隣にガチャっと銃器が構える音がした! 

 

 

 

「誰が遊び呆けてるって?」

 

 

 

「うわっ!?」

 

「……いたのかよ? 「バレット」?」

 

「ったく、誰かと思ったら‘自称’キーブレードマスター様か?」

 

 

 

 バレットという男は左手を挙げた

 

 すると店内に灯りがついた。

 

 

 

「エックスさん!」「エックス!!」

 

「無事だったのね!!」

 

 

 

 すると物陰から3人の男女が現れた! 

 

 

 

「元気そうだな? 「ビックス」? 「ヴェッジ」? 「ジェシー」?」

 

「えっと……誰?」

 

「ああ、()()()()()の自警団「アバランチ」だよ。

 

 団長の「バレット」、右腕の「アームガン」がトレードマークの男。

 

 古参の「ビックス」と「ヴェッジ」、筋肉質の優男がビックスで太っちょがヴェッジだ。

 

 そして紅一点の「ジェシー」だ、意外にもメンバーの中では魔法が使えて機械の扱いができる」

 

 

 

「エックスさん!!」

 

「あら? マリンちゃんじゃない?」

 

「マリン?」

 

「バレットの……娘みたいなもんかな?」

 

「そうなの?」

 

「……っと、こんな話をしてる場合じゃないな? 

 

 彼女はいるかい?」

 

「いるわよ?」

 

 

 

 店のカウンター側の物陰から一人の女性が現れた。

 

 

 

「お? やっぱこの店に華は必需品だね? 「ティファ」?」

 

「ティファ?」

 

「ティファ・ロックハート。アバランチの支援者さ? ナイスな美貌(プロポーション)持ちでファンが多いのさ、男女問わずにね? 

 

「はあ……(汗)」

 

 

 

 店内……もといアジトにて一時的だが、明るい空気が包まれた……。

 

 

 

「そう……ソラ君も、同じように……」

 

「うん……」

 

「でもまあ、そこにエックスに助けられたんだろ? 

 

 アイツは昔っから破天荒で有名だからな、この間なんて確か2〜3人助けたんだっけ?」

 

「昔の話だよ、今確か店で働いてやっと生活できるようになったんだっけ?」

 

「そうだな、今「スクイージ」爺さんとこの店で働いてな? 子供先輩の「ヒューイ」「ルーイ」「デューイ」の元で凌いでるって話だ」

 

「そうか、そりゃ良かったな」

 

「今度、3人に会ってみたら?」

 

「考えておくよ、そのうちにね?」

 

「…………」

 

 

 

 和気藹々の中、ソラはわずかに暗い感じだった……。

 

 

 

「……どうしたの?」

 

「……え?」

 

「ソラ、故郷のことを考えていたか?」

 

「えっと……まあ、そんなとこ……かな?」

 

「……なあエックス、っていうより…………その……なんだ……」

 

「いいんだ、俺だって初めて外の世界に来れたのに、故郷が消えたんじゃまあ……「笑いの酒にならないよ」……え?」

 

「盛り上がってるところ悪いけど、みんな? 「1番街」に集まるよ」

 

「え? なんで?」

 

「待ち合わせだよ、これから」

 

「え〜! なんだよそりゃあ、せっかく盛り上がるところなのに〜!」

 

「ハートレスのこともある、それに……」

 

 

 

 バレットは何かを察したかのような反応を取り、席を立った。

 

 

 

「……わかった、それなら協力するぜ? 

 

 ビックス! ヴェッジ! ジェシー! お前はマリンと一緒に1番街に行け!」

 

「「「はいっ!」」」

 

「それじゃあ、私とバレットはエックスと一緒ってことね?」

 

「そうなるな? ソラ、お前はビックスたちと一緒に1番街に行ってほしい。ティファ、シド達に話は?」

 

「安心して、宴会の最中に済ませたわよ?」

 

「そうか、それなら()()()()に?」

 

「アイツら……? ……あぁ、多分するかもね?」

 

「……まあ、俺らだけでもやるか?」

 

「おう、じゃあ行くぜ!!」

 

 

 

 エックスは一番に出て、周囲を見回したその時! 

 

 シャドウとソルジャーが現れた!! 

 

 

 

「だろうな……! ソラ! お三方!! ここを通れ!!」

 

 

 

 エックスは「ゲート」を開いた!! 

 

 

 

「ありがたいっ! ソラ! マリンちゃん! 行くよ!!」

 

「うんっ!」「わかった!!」

 

 

 

 ソラとマリンとビックス達はゲートを入り、ゲートはみんなが入ったのを確認したかのように自然消滅した……。

 

 

 

「よっしゃあっ!! いくぞ!!!」

 

 

 

 バレットは右腕のアームガンを武装展開した!! 

 

 

 

同士撃ち(フレンドリーファイア)はしないでよ! バレット!!」

 

 

 

 ティファはグローブを整え、ソルジャーの群れに飛び蹴りをぶちかました!! 

 

 

 

「流石アバランチ! 自警団の人気もの!!」

 

 

 

 エックスはキーブレードを展開してシャドウの群れに突撃を仕掛けた!!! 

 

 

 

 

 


 

 

 

エックス SIDE

 

 

 

 エックス達はハートレスの大群に戦闘を仕掛け「殿」を始めた!! 

 

 

 

「いいかっ! 俺らがソラたちを逃がすまでの時間稼ぎだ! 

 

 向こうでレオンたちと合流するまでが勝負だっ!! 

 

 深追いはするなっ!! いいなっ!!」

 

「おうっ!」「了解っ!!」

 

 

 

 シャドウ・ソルジャーの大群は3人に襲いかかった。

 

 

 

「群がっても俺らには勝てるわけねぇだろうが!!」

 

 

 

 バレットは右腕のアームガンを連射してハートレスの大群を一掃した! 

 

 

 

「どうだっ!!! 俺様の腕銃(コイツ)はガトリングとランチャーの併せ物の銃だっ!!」

 

「無駄撃ちは控えろっ! そいつ光弾仕様だけど充電(チャージ)が面倒なヤツだろ!? 弾切れしたらその間アンタどう身を守る!?」

 

「安心しろっ! ボクシングで補うっ!!」

 

「そうかよ!」

 

「ちょっと!! 無駄口してないで!!」

 

 

 

 ティファはソルジャーの頭部を鷲掴んで群れの方に向けてぶん投げたっ! 

 

 ぶん投げた拍子でボウリングのピンの如くに吹っ飛んだ!! 

 

 

 

「数が多すぎてキリがないっ! これって……!!」

 

「大方、コイツらは()()()()()ってことか!!」

 

「ちっ! だったら俺らもお勤め済んだら合流だなっ!!」

 

 

 

 エックスはキーブレードに魔力を込めた!! 

 

 

 

「ホーリーエッジ!!」

 

 

 

 光まとったキーブレードの斬撃はシャドウとソルジャーの群れを切り払ったことで道が開けた! と思ったその時ハートレスがまた現れた! 

 

 

 

「よしっ! じゃねぇよ、また来るのっ!?」

 

「いくらなんでもこれはキツいっ!!」

 

「くっ! お前ら下がれ!! 「アンガーマックス」モード、くらいやがれっ!!」

 

 

 

 バレットは光弾を連射してハートレスの大群を一掃した! 

 

 

 

「バレットっ!?」

 

「気休めかもしれないが、たまには良いだろ!!」

 

 

 

 バレットの猛攻連射でハートレスの大群は全滅した……かと思いきや現れた……! 

 

 

 

「嘘だろ!?」

 

「くっ! やっぱり()()()()()()()()()()()()()か……! バレット、弾は?」

 

「……悪ぃ、今ので切れたっ!」

 

「嘘でしょ(お)っ!?」

 

 

 

 シャドウとソルジャーの大群は大波の如くに3人に襲いかかったっ!! 

 

 

 

「休憩させてくれぇ──っ!!!」

 

「それができたら苦労しないわよ──っ!!」

 

「ちくしょ────っ!!!」

 

 

 

 するとその時、どこからともなくファイラの弾丸が大群の中に爆発した! 

 

 

 

「全く、無茶は相変わらずだな? エックス?」

 

「っ!?」

 

「んなっ!? 「ヴィンセント」っ!?」

 

「ヴィンセント!? 来てくれたのね!!」

 

「シドとケット・シーからの連絡を受けた、それだけだ。引き上げるぞ!」

 

 

 

 ヴィンセントは閃光弾を使った! 

 

 

 

 エックス達は無事脱出したっ!! 

 

 

 


 

 

 

ソラ SIDE

 

 

 

「っと!」

 

「流石、エックスさんのゲートは正確無比っ!」

 

「1番街に着いた! あとは……!?」

 

「……嘘でしょ!?」

 

 

 

 1番街に、シャドウが群れをなして現れた! 

 

 

 

「はっハートレスっ!?」

 

「どうして!? 1番街にハートレスは現れないはずなのに!?」

 

「っ!!」

 

 

 

 ソラはキーブレードを構えてシャドウの群れに突撃した!! 

 

 

 

「ソラっ!?」「お兄ちゃん!?」

 

「ここは俺に任せて! みんなは早く逃げて!!」

 

「そうはいかねえよっ!!」

 

 

 

 ビックスは大剣を構えてシャドウと戦い始めた! 

 

 

 

「あなただけ戦わせないっ! ヴェッジ! マリンちゃんをシドさんの所に!!」

 

「あいよっ! マリンちゃん、行こう!」

 

 

 

 ヴェッジはマリンを抱き抱えてシドの店に向かって走った! 

 

 

 

「ソラ! ビックス! 私も戦うから、負けて心を盗られないように気をつけなさいよっ!!」

 

 

 

 ジェシーはアサルトライフルを装備して戦線に出た! 

 

 

 

「うっし! じゃあやるかっ!!」

 

「ああっ! いこう!!」

 

 

 

 ソラ・ビックス・ジェシーはシャドウの群れに戦い始めた! 

 

 

 

 ビックスは群れのシャドウに突っ込んで薙ぎ払い、ジェシーは遠くのシャドウに狙いを定めて戦い、ソラは付近のシャドウと戦った! 

 

 

 

「なんなんだ!? コイツらがここに来るなんておかしいだろ!?」

 

「違うわ! コイツらは()()()()()()()()わっ!」

 

「俺をっ!?」

 

「エックスさんから聞いたでしょ! キーブレードはハートレスたちを倒す唯一の武器だってこと!」

 

「そうかっ! コイツらソラがまだ弱いところを狙って襲ってるんか!! 卑怯にも程があるだろって!!」

 

 

 

 ビックスとジェシーはシャドウたち相手に善戦するも数に押されつつある。

 

 

 

「ていうか、数が多すぎないか!?」

 

「文句言わないっ! これでも弾を節約して戦ってるのよ!!」

 

「! ふたりとも、危ない!!」

 

 

 

 ビックスとジェシーの真上にシャドウが襲いかかった! 

 

 

 

「危ないっ!!」

 

 

 

 その時、二頭の獣がシャドウに突撃して二人を救った!! 

 

 

 

「間に合えたか……!」

 

「ふぅ〜構わんなぁ? これは?」

 

『ナナキさん! ケット・シーさん! まだ来る!!』

 

 

 

 一匹の猫と二匹の獣の周囲にシャドウが現れた! 

 

 

 

『くっ! 多い……!!』

 

「こりゃあ、あきまへんわ!! 

 

 ぎょうさん来たらジリ貧になってまうで!!」

 

「でもやるしかないだろ!! それに、エックスさん達と落ち合うまでどうにか頑張らないとっ!!」

 

 

 

 ナナキと名乗る赤毛の獣と赤髪のライオン

 

 そしてナナキにまたがる「ケット・シー」の登場に、ソラは驚きを隠せなかった。

 

 

 

「なっなんだ!? 動物が喋ってる!?」

 

「ん? ああっ! もしかして、アンタのそれ「キーブレード」!?」

 

「ええっ!?」

 

「くぅ〜っ!! こんな状況やなかったら話したいことがぎょうさんあるのに、今はそれどころやない! すんませんがお名前は!?」

 

「えっと、ソラ!!」

 

「ソラっちゅう名前ですか! ソラ! 早くここを離れて! 

 

 今「レオン」さんがこっちに来ますんで!!」

 

「えっ!?」

 

「とにかく! ここは自分達が引き受けたるから、今は逃げてぇなっ!! 

 

 そんで、レオンさんと合流してはよう身を隠すんやっ!! 

 

 そんでもってワイの名前は「ケット・シー」って言います!!」

 

「はっはあ……!」

 

『ねえ? 話す暇がない割にすごい話すね?』

 

「仕方ないだろ? というかここぞいう時にマシンガントークをするからな?」

 

 

 

 ソラは喋る動物と猫? に驚きを通り越して困惑していた……。

 

 

 

『とにかく! 今はあの子を守ることが最優先なんだよね?』

 

「そうだ! 我々がキーブレードの使い手を守り通して安全を確保したら勝ちだ!!」

 

「せやけど、流石ナナキはん! 「シンバ」と唯一話す相手で大助かりや!!」

 

「そんなことを言ってる場合か? 来るぞ!!」

 

 

 

 シャドウの群れが現れた! 

 

 

 

「おいおいおいおいおいおい!!! 

 

 いくらなんでも多くないかっ!?」

 

「でも、ここを切り抜けないと!!」

 

「わかってる! ソラ! あなただけでも逃げなさい! 

 

 ここは私たちが引き受けるから!!」

 

「でもっ! そんなことしたみんながっ!」

 

「人の心配をしてる場合かっ!! 小僧!!」

 

 

 

 すると天高く飛び、シャドウの大群のど真ん中に着地した! 

 

 着地時の衝撃でシャドウの大群は吹っ飛んだ!! 

 

 

 

「シドっ!?」

 

「ヤツらはお前が強くなるのを恐れて猛攻を仕掛けてきたんだっ!! 

 

 ここはアイツらの言葉に従って逃げるんだっ!」

 

「!!」

 

「大丈夫だっ! おい太っちょヴェッジっ!! 

 

 さっさとぶちかませぇ!!」

 

 

 

 シドの掛け声によって高台から大砲の砲弾が放たれた! 

 

 

 

「ソラーっ!!」

 

「ヴェッジさんっ!?」

 

「大丈夫っ!! ここは俺たちとシドさんに任せて、早く逃げるんだっ!」

 

「逃げるったって、どうやって!?」

 

「アクセサリーショップに行けっ!」

 

「えっ!?」

 

「安心しろっ! そこに行けばお前と俺たちの勝ちだっ! さっさと行けぇっ!!」

 

「うっうん!!」

 

 

 

 ソラはシド達の導きによってアクセサリーショップに向かった!! 

 

 アクセサリーショップに入り、一時休憩を取れて一安心した……。

 

 

 

「はあ……はあ……! ……みんな、大丈夫かな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫だ、彼らは強い」

 

 

 

「っ!?」

 

 

 

 その時、声のした先に向くとスーツを着た複数の男女とその中心格の白衣の男がいた。

 

 

 

「安心しろよ? 俺たちは味方だ。なあ? マリンちゃん?」

 

「…………」

 

「……嫌われてるな? 「レノ」?」

 

「それはちょっと悲しいなっての?」

 

「でも、今はこの子を優先的に守らないといけないとですね? 先輩?」

 

「そうだな、それより……まだなのか? 「ルード」?」

 

「まあ待て、シドさんから頼まれてな……。

 

 …………よし!」

 

 

 

 カウンター席に立ち、そこに「隠しスイッチ」を押したか、陳列棚の一つが動き始めた。

 

 

 

「流石だぞっと!」

 

「……まさか、この店にこんな仕掛けが設けられていたとはな?」

 

「そんなことより、早く行きましょう! マリンちゃん、良いわね? しばらくはお姉さん達と一緒にね?」

 

「……うん、わかった」

 

「「イリーナ」は子供の付き合いが上手いな? 我々も見習うべきだな? 特に君たち」

 

「そりゃどういうことすか? 「ツォン」さん?」

 

「揶揄う暇があるなら行ってくれないか? 万が一襲われたら元の木阿弥になるぞ?」

 

「あいよ、それじゃあ、まず俺から……」

 

 

 

 そう言って赤髪の男「レノ」はスキンヘッドの男の「ルード」と一緒に「隠し通路」に入った…………。

 

 

 

「えっと……」

 

「おっと、申し遅れたな? 私は「ルーファウス」。

 

()()()()()では会長を務めていて「タークス」の創始者、要は君たちの味方とも言えるな」

 

「そして、俺はツォン。そのタークスのリーダーだ。

 

 隠し通路で矢面に勝って出た二人は「レノ」と「ルード」。

 

 そして彼女は「イリーナ」だ」

 

「よろしくっす!」

 

「はっはあ……」

 

「さて、キーブレードの戦士よ。名前はなんて言うのだ?」

 

「えっと……ソラ」

 

「そうか……すまないソラ、少しの間寝ていてくれ」

 

 

 

 ルーファウスは「スリプル」を唱えた。

 

 

 

「えっ? なっ何を……」

 

 

 

 ソラは寝落ちて倒れるも、ルーファウスはそれを受け止めてゆっくりと床に横にした。

 

 

 

「ルーファウスさん!?」

 

「安心しろ、疲れ切っている人ほどよく効く魔法だ。

 

 …………なるほど、相当扱かれたものとみた」

 

「ルーファウス……!」

 

「……おや? お早い到着だな? 「スコール」?」

 

 

 

 隠し通路から出てきた男、スコールは息を少々上げていた……。

 

 

 

「お前……その子に何をっ!?」

 

「案ずるな、寝かしつけただけだ。

 

 戦士として、成長期の子供ゆえに寝かしつけた方が本人のためになる」

 

「お前……」

 

「ちょっと? 今そんなことしてる場合?」

 

「ユフィさん(お姉ちゃん)!」

 

「さっ、早くその子を連れて逃げよ? 

 

 いまレノ達と合流したから、大丈夫だよ」

 

「そうか……」

 

「ルーファウス……」

 

「……わかっている。ハートレスの異常な出現の原因さえなんとかすれば収まる。

 

 それに、今回の事態はどうやら()()()()()()()()()()()()()()()…………。エックス達は?」

 

「ヴィンセントと合流したから、後は私たちもってところ!」

 

「そうか、ならば行くとしようか? 

 

 ツォン、イリーナ、ソラを丁重に運べ」

 

「了解」「はい」

 

 

 

 ツォンとイリーナは深い眠りについたソラを抱えて、ルーファウス達と共に隠し通路へと入った…………。

 

 

 


 

 

 

??????? 

 

 

 

「…………??」

 

 

 

 リクは目を覚まし、起き上がった。

 

 

 

「……ここは? 

 

 …………もしかして「外の世界」?」

 

 

 

 リクは周囲を見渡すと、不思議な光景に驚いていた。

 

 滝の水が上にあがっており、足場と見られる岩が宙に浮いていた。

 

 

 

「なんなんだ……ここは? 

 

 ……! そうだ、ソラ? カイリ? 

 

 どこにいるんだ!! 

 

 ソラっ!! カイリっ!!」

 

 

 

 声をあげて叫ぶも、滝の轟音が掻き消す……。

 

 

 

(そんな……()()()()なのか?)

 

 

 

 落ち込む中、高い場所に()()がいた…………。

 

 

 


 

 

 

トラヴァースタウン・裏通り

 

 

 

「ねえ? なんだかおかしいよ? 

 

 誰もいないよ? なんだか君が悪いね?」

 

「しっかりしろ!」

 

 

 

 裏通りにて、捜索していた二人は表の騒ぎに気づかずに歩いていた。

 

 そんな二人に近づいた人がいた。

 

 

 

「ぐわわわっ!?」

 

「あっひょっ!?」

 

 

 

 背後から指を突かれたことに驚き、ドナルドは走るもこけてしまった。

 

 

 

「ドナルドっ!! 大丈夫っ!?」

 

 

 

「あなた達……もしかして王様の?」

 

 

 

「ぐわ?」

 

「うん? 誰なの?」

 

 

 

「ごめんなさい、おどろかせちゃった? 

 

 私は……」

 

 

 

「お〜い! 「エアリス」!」

 

「エアリスさん!!」

 

「ぐわ!?」

 

「あっひょ!?」

 

 

 

 突然現れた一人の女性、そしてその後を追いかけてきた二人組の男女が現れた。

 

 

 

 一人は鹿と二匹の犬と小さな赤いトカゲと一緒に行動していた女性。

 

 もう一人はカウボーイ風の好青年。

 

 

 

「「リノア」! 「アーヴァイン」! 

 

 ふたりとも無事だったのね!!」

 

「うん! 今みんなを避難させたところ! 「ダンボ」くんの避難も済んだわ!」

 

「町の人も女子供達も避難終わらせたよ! って、そこの二人は誰?」

 

 

 

 




次回
合流と説明

ちなみにff7メンバーの衣装は初代時代のものです。

ちなみに3人のジョブイメージ
ビックス=剣闘士(大剣のモデルは「オーガニクス」)
ヴェッジ=砲撃士
ジェシー=アイテムシューター

この回を元に各作品のキャラの追加をします、答え求む

  • 積極的参加(物語の矛盾なく作ります)
  • 消極的参加(ゆっくりと物語を作ります)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。