KINGDOM HEARTS Intersection/Fate/Story 作:梟帥
「……う……う〜ん……」
‘もう、ソラ……だらしないなぁ? ’
「う……うん?」
‘大丈夫? ’
「あ……うん……」
‘アイツらはね、君のその「キーブレード」を狙ってるの’
「キーブレード?」
‘正確には、キーブレードを持っている君の心をね’
「無事でよかった……カイリ…………えっ?」
‘カイリ? 誰それ、ガールフレンド?
「えっ!?」
「やっと目が覚めた、全くルーファウス! ちょっとは手加減しなさいよ! なに‘スリプガ’をかけてるのよ!! ものすごい寝ぼけじゃない!!」
「それは悪いことをした、加減を間違えていたようだ。
だが安心して欲しい、今スコール達と合流できたから無事安全を確保したところだ」
「レオンと呼べ、ルーファウス……」
ソラは周りを見渡すと、シドとビックス達
そしてケット・シー達がいた。
「えっと、ここは?」
「すまない、ソラ。君に手荒な真似をしたのは理由がある」
「え?」
「君がキーブレードを手放すか、心を隠すかをしないと奴らは無造作に現れる。
だから会長は君に眠りの魔法をかけたんだ」
「つっても、不眠症の人に効果抜群のスリプルだけどな?
お前の無茶な戦いぶりを見かねて眠らせたって話よ?」
「とは言え、これはほんの一時しのぎでしかない。
ソラ、お前自身エックスから何か聞かされていないか?」
「エックス? ……っ! そうだ、エックスは!?」
「心配せんでええ! 今仲間と合流してきたから、別室で休んでますわ。
言うても、すぐそばやけどな?」
「そう……よかった……」
「だが、奇妙奇天烈な話だな。
ソラ、まさか君がこの
「うわ!?」
ルーファウスはソラのキーブレードを持ち、構えるも
「……シド君、そしてアバランチのメンバーから話を伺っている。
なるほど、エックスに相当扱かれたようだな? どうだった、彼の
「どうだったって言われても、死に物狂いだったから……って! そんな話じゃないよ! 一体なんなんだ!? ちゃんと説明してくれよ!!」
「……それもそうだな、まずは「世界の仕組み」から話そう」
「あなた達の住む世界のお城や、この街の他にも
「うん!」
「でも、誰にも言っちゃいけないんだよね?」
「うん、本来私が住んでいた世界やドナルド達の世界、そしてエアリスさん達の世界のことを話してはいけない理由はあるんだ。
今まで他の世界との交わりがなかったから、不用意に世界のことを話したり、そして
「そう、ジミニーさんの言うとおり、いままで世界が交わることがなかったの。
これはいわば「本当に誰一人その事実と秘密を知らなかった」から、だけど……」
「ハートレスが現れて、事情が変わってしまった……そういうことだろ?」
「!」
部屋に入ってきたのはエックスとティファ達だった。
「エックス!」「「エックス様っ!?」」
「おおっ!! ドナルド! グーフィー!」
「エアリス! 無事だったのね!」
「ティファ達もね?
本当はこの二人におかげなの」
「「リノア」よ、「リノア・ハーティリー」よ!」
「「アーヴァイン・キニアス」さ、ご無事で何よりです、先輩?」
「……ふん、それで?」
「え?」
「今お前達はなんの話をしていた?」
「ハートレス? それって……」
「せや、あんたを追いかけ回した黒いやつとおもちゃのような奴や?」
「ハートレス、その名の通り
奴らは“人の心の闇”というものに反応して、襲いかかってくる」
「人の心の闇というのは、簡潔に言えば“嫉妬・憎悪”等を指す。
生ける者に全てに‘心’というものがある、その心に闇というものがあるのだ」
「…………」
「……ねえ、君はエックスからどこまで話を聞いてる?」
「え? えっと、そこまでは……」
「……なら、
「え?」
「ソラ、まだ聞かされていないだろうから質問をしよう」
「アンセムぅ?」
「アンセム……元は研究者。
あの人は「ハートレス」を研究していた人だ、彼の元には多くの門下生が多くいたんだ」
「それだけじゃない、アンセムはスコール達の先生だったの。
当時、ハートレスや世界のことについてレポートをまとめていたの」
「またの名は「アンセム・レポート」。
ハートレスに関して沢山記されている、喉から手が出るほどの代物だ」
「グワっ……!」
「そのレポート、見せて」
「……残念だが、
「え?」
「肝心のアンセムレポートが
俺はそれを探していたからな?」
「あ! じゃあ、僕らの王様は!」
「おおかた、レポートを探しに旅に出たんだろうよ?
今回の事件の手がかりを求め……だろうな?」
「早く追いかけなくっちゃ!」
「追いかけに行きたい気持ちはわかるがよ、その前に……」
「ドナルド、グーフィー。お前達は‘鍵’を、「キーブレード」を使う戦士を探しにきたのだろ?」
「鍵? これが?」
「そそっ!」
「ソラ、これは大事な話だ。
キーブレードは、ハートレスにとっては邪魔なもの……つまり‘天敵’なのだ。
元来私たちの世界や他の世界の住民達がハートレスと戦う力を持っても、心を解き放つことはできない。
それができるのはそのキーブレードだけなのだ」
「そう、だからあの時の奴らは持ち主のおまえを狙ったんだ」
「そんな……! 俺、こんなのいらないって!!」
「残念だが、それができないんだよ」
「キーブレードはな、キーブレード自身が使い手を選ぶんや。
なんであんたが選んだんかは知らんけど、キーブレードがあんた自身を選んだんや! こればかりはどうしようもないんや!」
「そうそう、あきらめなさい」
「ええ〜っ!!」
「災難だったな?」
「そんなあ……あの時、俺部屋でぼーっとしてたから……あっ!」
「どうした? 何か思い出したのか?」
「そうだ! 俺の家は! 島は! みんなは!?」
「…………それについてはどうしようもない。
幸いおまえはエックスに助けられたのだろう?
つまり
「…………」
そんな気落ちしているソラに、赤毛のライオンが慰める……。
「……?」
「そのライオンも同じ気持ちなのだ、おまえと同じように仲間や家族がいたんだ……」
「……っ!」
「ライオンの名前は「シンバ」、元いた世界に「ブラックホール」に呑まれた所にエックスに救われたのだ」
「そっか……じゃあ……」
「……悲しいのはおまえだけじゃないんだ、ここトラヴァースタウンは失くした世界の住民達が集って形作られた世界だ」
「…………」
「……さてと、どうする?」
「え?」
「実はな、今回襲ってきたハートレスだがよ?
俺たちの仲間の一人が
「!! それって……!」
「っと、その前に……レオン? リノア達は?」
「……隣の部屋だ、いつでも行けれるように支度するように伝えてある。
あとはソラ、おまえの覚悟次第だ」
「覚悟……?」
「戦いに出るということだ、行けるな?」
「…………ああ!」
「……そうか、なら行こう。
とりあえずエアリス達と合流しよう、おそらくエックスやみんなはー」
イリーナは突然武器を構えた!!
するとそこに「ソルジャー」が現れた!!
「ハートレス!?」
「おいおいおいおいっ!? いくらなんでも早すぎるっての!!」
「イリーナ! ユフィと一緒にエアリスと合流しろ!」
「はいっ!」「勝手に指示するなぁ!!」
ユフィとイリーナは急ぎ隣の部屋に向かった!
そして勢いよく扉を開けた! ぐわっ!?
「「ユフィっ!?」」
「どうした!?」
「……ハートレスか!!」
「ついて来い! ソラ!」
レオンはガンブレードを構えてソルジャーを外に吹き飛ばした!
「よっしゃあ! 他の街の守りは俺たちに任せろ!!
親玉は「3番街」に本陣構えている! そこにいけぇ!!」
「わかった!!」
ソラはレオンの後を追って外に出た!
「話は聞かせてもらった!! 俺も行く!!」
「おっおい!? エックス!?」
「ティファ達とビックス達をよろしく!
あとそれとドナルド達に伝えてくれ!!」
「はあ!? ドナルドって……」
シドは隣の部屋に入り、グーフィーと出会う。
「……? おまえがドナルドか?」
「違うよ、ぼくはグーフィー。
ドナルドは……」
グーフィーは勢い強く開けたドアを閉め直すと、そこには
「……大丈夫か?」
「ねえ、ドナルド? 大丈夫?」
「これが大丈夫に見える?」
そう言い、頭に星を出して倒れたのであった……。
次回
ソラ×ドナルド×グーフィー
この回を元に各作品のキャラの追加をします、答え求む
-
積極的参加(物語の矛盾なく作ります)
-
消極的参加(ゆっくりと物語を作ります)