Handler Archive   作:ゲオザーグ

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流石に今年中に着手できるとは思うけど、情勢説明書いてるのが楽しいとはいえなかなか次の章に進めんな・・・
しかも去年も間に合わんかったけど一昨日投稿するつもりが、ここ最近の気候で体調崩して全然進まんかったし・・・


()Ⅰnterlude:各校勢力事情 Side:ヴァルキューレ

 モモカ達が自らの失態に気付かず、連邦生徒会を軽視しつつあるキヴォトスの情勢について談話を繰り広げている頃、一足早く自身の執務室に戻っていたカヤは、来客を迎えていた。

 

「本日はご足労ありがとうございます、カンナ局長」

 

「こちらこそ、お時間いただき感謝します。カヤ室長」

 

 訪ねてきたのは、ヴァルキューレの公安局長、『尾刃(おがた)カンナ』。担当すると決めた犯罪に対し、「諦める」という言葉を放り捨て、真相を明らかにする執念深い姿勢から、「狂犬」とあだ名され、威圧感を漂わせる吊り上がった目つきと共に畏怖されている。

 

「さて、今回の伺われた用件ですが……」

 

「えぇ、先日話した通り、ここ最近キヴォトスで様々な話題に絶えない『S.H.A.R.K.S』についてです」

 

 カンナが訪問してきた理由は、規模、知名度共にキヴォトスで着実に拡大している『S.H.A.R.K.S』。公安局長として、彼女達の振舞いには思うことがあるようだ。

 

「彼女達が各地で不良生徒の鎮圧、吸収を繰り返しているおかげで、そうした生徒達の器物破壊を始めとする犯罪行為や被害は、目に見えて減少しています。しかし、その振舞いは目に余る部分が多いのも事実。そして質の悪いことに、SRT出身を抜きにヴァルキューレ(こちら)との実力や経済事情が上回っていることを理解し、挑発的な行為も多々生じています」

 

 来客用の椅子に腰掛け、対面に座ったカヤが用意したコーヒーを口にしたカンナは、実力と実績をいいことに『S.H.A.R.K.S』の面々――特に『ドルフィン1』を始めとする小隊編成(ナンバリング)されたメンバーの、ヴァルキューレに対する挑発を伝え、一例として、先日報告にあった騒動を話す。

 

 

 

 

 

 

『コラー!歩き煙草はいけませーん!』

 

『ンァ~?なんだまたどっかのうるせえのが来たのか?』

 

 D.U.にて欠伸を噛み殺し、いつも通りとばかりに足を引きずりながら、煙草を吹かせ歩いていたヨシキを呼び止めたのは、生活安全局に所属するヴァルキューレの生徒、『中務(なかつかさ)キリノ』。距離はあると言え頭1つ背が上のヨシキに疎まし気に睨まれても動じない精神に反し、犯人を狙った狙撃を人質に当ててしまうなど射撃の腕前は壊滅的で、そそっかしいトラブルメーカーでもある。

 

『そもそも未成年喫煙はキヴォトスで許されることではありません!ただちにやめなさい!』

 

『ハッ!碌に仕事しない安月給(ヴァルキューレ)の癖して口だけは一丁前だな。そんだけ言うなら黙らせてみろよ。こちとら左膝に障害持ち(ギッキョ)だ、五体満足なら余裕じゃねぇの?』

 

『と、止まりなさい!止まらないと撃ちますよ!?』

 

 見せつけるように伸ばした左脚を上下させ、そのままズンズンと歩み寄ってくるヨシキに対し、キリノは支給されている制式拳銃、『第3号ヴァルキューレ制式拳銃』を構え突き付けるが、一切動じずまっすぐに進んでくるヨシキに発砲するも、一切当たらず全く足止めできない。

 

『あ~もう!やっぱりこの銃どこかおかしいんじゃ『おい』え、ミ゛ャ~~~!!

 

 文字通り的外れな軌道で弾を進ませる銃に、キリノは自身の腕を認められずごねて視線を向けたが、その隙を突き目前まで到達したヨシキに呼びかけられて顔を向けた瞬間、額に煙草の火を押し付けられ、絶叫を挙げながら仰向けに転倒する。更に追い打ちで右足を下げ、曲がらない左脚の踵をキリノの腹に叩き込んだヨシキは、締めとばかりに体を丸めたキリノの上に座り、新たな煙草を取り出して火を着ける。

 

『ザマァないねぇ勢いばっかでさ。ほれ、「障害持ち(ギッキョ)にも勝てないザコの癖して、生意気にもケチつけて申し訳ありませんでした」くらい謝りなよ』

 

『ぐうぅ……認めません……正義は敗北……しません……!』!!《/shake》《/xbig》《/b》

 

『ハイハイ、振りかざしても腹の足しにもならねぇ正義の価値なんざ、吸い殻(これ)みてぇなもんだろ。そんなに示したきゃ代わりにくれてやるよ。ホイ、正義の灯を授けましょ~、ってか』

 

『んぎぃ~~~~!!』

 

 組伏せて余裕を剥き出しで見下されながらも、折れずに睨み返そうとするキリノを不快に感じたヨシキが、再度先程の吸い殻を押し付けて絶叫させていると、買い物を済ませたタイガが合流する。

 

『お待たせ~、って、どしたん?』

 

『あぁ、なんか碌に狙いもできない癖してウザ絡みしてきたこのザコを分からせてたとこ』

 

『フゥ~ン。ま、アンタが単体で組み伏せれる程度のザコなら別にいっか。じゃ帰ろうぜ』

 

『あいよ~、じゃあねぇ正義ゼミさん、っとぉ!』

 

『グゲッ!』

 

 『S.H.A.R.K.S』全体では十分上位と言え、『ドルフィン1』では最弱を自称するヨシキの評を聞き、すぐに興味をなくしたタイガに促され、立ち上がったヨシキ。しかしすぐ体を支えていた右足を宙に持ち上げて腰を落とし、キリノを押し潰し意識を奪うと、最後まで嘲笑しながら立ち去っていった。

 

 

 

 

 

 

「わぁ~それは……キリノさんも災難でしたねぇ……とりあえず、後で医療手当出しときますね」

 

「お気遣い感謝します。ヨシキ(彼女)に限らず、『S.H.A.R.K.S』はどうもキヴォトスの住人にしては喫煙に対する忌避や躊躇が一切ないようでして、恥ずかしながら、私もその被害に遭いました」

 

 『S.C.H.A.L.E』のオフィス奪還時のユウカの様に、多少差はあれど銃撃こそ耐性の高い生徒達だが、その肉体は決してMTやACの様な金属質ではないれっきとした生身で、痛みも感じる。だからこそ経緯は実力差を見誤ったキリノの自業自得とは言え、相当痛めつけられたであろう彼女を哀れんだカヤが気を利かせた配慮に感謝するカンナだが、続けて自身も似たような事態に巻き込まれたことを告げる。

 

 

 

 

 

 

 その日カンナは、仕事終わりに行きつけの屋台店、『麺屋スズちゃん』を訪れていた。彼女の定番たる焼き鳥とウーロン茶の組み合わせで、至福の時間を堪能していたが、職務の疲れを癒していたところに店員が客を案内する声が聞こえ、緩んだ顔を引き締めると、鍔の上に『FEARLESS(恐れ知らず)』のプリントが入った黒地のキャップ帽が目に映る。

 

『邪魔するぜ……っと、これはこれは、ヴァルキューレの「狂犬」様じゃねぇか。こんなところでお会いするとはな』

 

『『S.H.A.R.K.S』の灰城アギト……何をしに来た?』

 

『何を、って、飯食いに決まってんだろ。他に何があんのさ。おでんの汁と一緒に風呂でも沸かしてんのか?』

 

 何かとキヴォトスで話題の『S.H.A.R.K.S』——それも事実上のNo.2たるアギトとの予期せぬ遭遇に、思わず険し気に応対するカンナに対し、当のアギトは後に続く那須昂姉妹率いる元スケバンやヘルメット団の一般隊員達が引き攣らせる顔も気にせず、隣の席に座ると、そのまま動じることなく飄々話しかける。

 

『フン、世間では「貴様等(『S.H.A.R.K.S』)さえいれば我々(ヴァルキューレ)など不要」等と世迷い事を抜かす輩もいるが、貴様等の様な勝手を繰り返す連中にキヴォトスの治安を任せられるか』

 

『そりゃどうも。っても、どんだけ突っかかれようが、こちとら仕事してるだけなんでな。むしろ食い扶持が多いってんなら、うちの参謀が「秩序ある混沌」って評してる今くらいが丁度いい部分さえあるな』

 

 連邦生徒会長の失踪で責任の所在が不明瞭になり廃校されたSRTに続き、ヴァルキューレも実績不振や『S.H.A.R.K.S』の活躍を理由に廃校や規模、権限の縮小が噂されるとあって、当人達からすれば謂れのないものだとしても、そうした世評が面白くないカンナに睨みつけられても、サングラスをキャップ帽の鍔に乗せたアギトは一切動じずに口角を持ち上げており、更に極端に瞳孔が小さい三白眼を細めながら、懐から細長い金属管――煙管を覗かせる余裕さえ見せる。

 

『貴様――っ!!』

 

『へへ、「接近戦なら銃よりナイフ」っつーが、なかなか煙管(コイツ)も使えるじゃねぇか』

 

 あろうことか自分の前で見せつけるかの如く堂々と喫煙する魂胆に驚愕しつつも、見逃すわけにはいかないカンナは、咄嗟に支給されている制式拳銃、『第17号ヴァルキューレ制式拳銃』を取り出し発砲しようとするが、その前に煙管で抑え込まれ、銃身を滑らせて引き金に差し込み、先端の火皿部分でひっかけ、奪い取られてしまう。

 

『私の前で喫煙しようとは、随分嘗めた真似をしてくれるな……』

 

『おいおい、言いがかりもいいとこだぜ。取り出しただけだろ?ちと手入れがいるか確認しようと思っただけさ』

 

 得物を奪われた自身に対し、奪った相手(アギト)はそれに加え、狭い屋台内では取り回しがきかないにしても、自前のゾロターンS-18/1100、『ホワイト・デス』も健在と、圧倒的不利を突き付けられ、睨んで恨み言をぶつけるのが精一杯なカンナに対し、余裕の表れとばかりに、弾倉だけ引き抜いて卓に置いた拳銃を煙管で押して返すアギトは、そのままキャップ帽のプリント通りとばかりの挑発的な振る舞いに、「ヤバい相手に喧嘩を売っている」と肝を冷やす仲間達を気にせず、ポケットから取り出したハンカチで表面を拭き終えると煙管を懐に戻す。

 

『いつか必ず、貴様等も連邦矯正局に叩き込んでやる……』

 

『やれるもんならやってみるがいいさ。その際は跡形もなく消し飛ぶだろうけどな。それ以前にヴァルキューレが残ってるかも怪しいか!』

 

 人数差の不利に加え、数少ない自身の癒しの空間にこれ以上迷惑をかけれないと、それ以上の敵対行動を抑え、最後に漏らした目標を妄言と笑い飛ばすアギトは、早くもカンナのことを忘れた様におでんを選び始め、それを見た彼女の仲間達も、安堵して各々食べたいものを頼み始める。

 

 

 

 

 

 

「といったことがありまして……」

 

「うわぁ……これまた大胆不敵な……ただ、悔しいですが今のキヴォトスに必要なのは、むしろ彼女達の言う通り貴女達(ヴァルキューレ)よりもあちら(『S.H.A.R.K.S』)なのかもしれませんね」

 

 恥を承知でアギトに圧倒された話を終えたカンナに対し、相手が「狂犬」と知ってわざと煽るような真似をして見せるアギトの凶行ぶりに、先程以上に口角を引きつらせるカヤ。しかし続けて放たれた予期せぬ肯定の意に、思わずカンナは席を立ち詰め寄る。

 

「ふざけるな!貴女まで我々が必要ないとでも言うのか!!」

 

「私達がどう思い、言おうと、悲しいけれど今のキヴォトスではそれが常識なんです」

 

 激昂のあまり声を荒げ、襟を掴んだカンナに揺さぶられても、カヤは動じることなく、淡々と語り続ける。

 

「先日三大自治区の方々が抗議に来られましたが、それこそウォルター先生が宙吊りだったサンクトゥムタワーの制御を譲渡してくれたことを加味しても、連邦生徒会長が失踪して以来、各地の治安は目に見えて悪化してます。そして会長の捜索に必死な連邦生徒会は実質業務を『S.C.H.A.L.E』に丸投げして、未だ成果らしい成果は皆無。先日発表されたアビドス再興の声明も、ウォルター先生が会長の名を借りただけでしたしね。つまり早い話、民衆は連邦生徒会(我々)を役立たずの税金泥棒扱いし始めてます。何ならリンさんの話聞いてるかどうかわからない態度にウンザリして、とっくにいない方がいいとさえ思ってるんじゃないですかね?連中は連邦生徒会(こっち)が話さないのをいいことに、組織内で何がどうなってるかなんて理解もしてないし、興味もないから、実際何をしているかでしか判断してませんし。そうした意味では、相応にお金を出せばしっかり頼んだ仕事をしてくれるだけ、『S.C.H.A.L.E』や『S.H.A.R.K.S』がずっと頼りになると思われるのも当然です。だから業績不振を理由に絞られて満足に事態を解決できるか分からないヴァルキューレが駆け付けたところで、当てにならないからと無視してまだ望みが持てる『S.H.A.R.K.S』を呼びに行っちゃう、なんて有様にもなるんです」

 

「……今の連邦生徒会は、そうして体面を気にするばかりで、組織としては機能してないと?」

 

 カヤとて連邦生徒会が半ば存在意義を喪失しつつある現状を理解し、それに抵抗せんとはしている。しかし代行業務の多忙を理由に閉じこもり、失踪した連邦生徒会長の捜索を最優先にする余り周囲が見えてないリンを始め、他の室長達は軒並みそうしたキヴォトスの現状を認知しておらず、ただ黙って代行たるリンを持ち上げ、盲目的に従うばかり。一応カヤなりにリンが代行として多忙を極めていることは認知しているものの、それを抜きにしても公私混同で優先順位がおかしくなっているからこそ、異を唱えざるを得ないと考えている。

 

「今はまだ『S.C.H.A.L.E』が下請けよろしく対応してくれてますし、各自治区の方でも、治安組織に優秀な戦力足り得る人がいて何とかなってます。ですが今後、会長が見つからないまま無駄に時間が過ぎて行ったら?それこそ卒業で代替わりなんてしたら、治安組織の戦力不足をいいことに、余計治安が悪化する可能性だってあります。そうなったらもう連邦生徒会はお払い箱になってもおかしくありませんね。最悪引き続き『S.C.H.A.L.E』を頼れればまだ何とかなりそうですが、それさえ代替わりを機に切れる可能性を考えたら、いつまで持つか。そうなれば『S.H.A.R.K.S』一強と化したキヴォトスで、ヴァルキューレがSRTの後を追うのも時間の問題です」

 

 既にカンナは手を放し、力なく席についているが、カヤは彼女が席を立った拍子にこぼれたコーヒーや、動いたテーブル上の小物の処理と共に続ける。

 

「私としても、超人たる連邦生徒会長のことは彼女の傘下に相応しくあるよう意識してるくらい慕ってますし、貴女やキリノさんの様な高潔な志を持つ人は敬愛します。ですが、それだけでどうにかできれば苦労しません。そうした意味では振舞いこそ目に余るものでも、ヨシキさんやアギトさん達『S.H.A.R.K.S』側の言い分は、しかと現状を見据えたものと言えます。いくら綺麗な理想を語ったところで、完成する目処も見えないそれで食べていけなきゃ、人はついて行けずに脱落していくんです。そしていざ完成しても、元と剥離していればなおさら」

 

 片づけを終え、席に戻ったカヤは、自分のカップに残ったコーヒーに口をつけるが、その拍子に先程拭いたコーヒーで上着の袖に染みができたのを目にし、ちょうどいいとカンナに見せる。

 

「カンナさん、濁流に呑まれた人を助けに飛び込もうとしたところを『服が汚れる』と周囲が引き留めてくるなら、従った方がいいと思いますか?私は知ったこっちゃないと振り切ってでも、助けに向かうつもりです」

 

「キヴォトスを変えるには、敢えて泥を被らねばならないと覚悟されてるのですね……」

 

「あるいは、そうしてでも生き延びたいと思うほど連邦生徒会を見限っているだけかもしれませんよ?」

 

 物騒な返しに反し、先程キリノを哀れんだ時とは違う穏やかな微笑みを浮かべるカヤは、空となったカップを隅に寄せ、脱いだ上着を横に置く。

 

「身も蓋もない話、この判断が英断と称賛されるとは思ってません。ですが、有事の際は率先して泥を被る。それが私なりの防衛室長の存在意義だと思ってるんです。異を唱えるのでしたら、どうぞお縄にかけてください。ズルいと思うでしょうけど、そのつもりでお呼びしましたから」

 

 地位に未練も執着もないとばかりに、握った両手を合わせ、突き出すカヤ。カンナとしては、本来なら彼女が言う通りその手首に手錠をかけるべきとは理解しつつも、それを前提とした顔女の覚悟と、従った場合生じる更なる騒動を秤にかけ、不本意を承知の上で代わりに自身の手を伸ばした。

 

「できることならそうするべきとは存じますが、生憎そうしようものなら、余計な混乱を招くことに気付いてしまいました。濁流に呑まれた人を助けに飛び込むのは結構ですが、1人ではそのまま諸共流される危険もあるでしょう?そうならないためにも、縄を結んで陸から引っ張る人がいるべきなら、私にお任せください」

 

「協力いただき感謝いたします、カンナ局長。もしもの時は、縄を手放し知らぬ存ぜぬと切り捨ててくださいね」

 

「何を今更。ここまで来たからには、諸共濁流に身を沈める所存ですよ」

 

「私としては次の防衛室長に就任して、ヴァルキューレの待遇改善をお願いしたかったんですがねぇ……」

 

 一世一代の大見栄が吉と出たことに安堵の息を吐くカヤは、己が失脚をも今後の一手に使い、後任を託したかったカンナの予期せぬ覚悟の重さに、一転して冷や汗を浮かべる。

 

「さて、早速新たな一手に移りましょう。次は『S.H.A.R.K.S』への勧誘ですか?」

 

「目的としてはそうですが、まずはカイザーに声をかけようかと。将を射んとすれば、とまではいかずとも、今彼女達は曲がりなりにもカイザー(あちら)に身を寄せてます。ならば無視せずに話を通すのが道義でしょう?それに向こうの十八番でもありますが、万一の身代わり(スケープゴート)は、多いに越したことはないですし」

 

 そして早くも今後の行動を尋ねるカンナに、如何な思惑で何を狙うか語りながら、次々と水面下へと手を伸ばしていくのだった。

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