そしてついに、ソードアート・オンラインの正式サービス開始前日となった。
「え?」
私は思わず聞き返した。
「え?」
百合が、おそるおそる聞き返す。
「気づいてたの?」
私はいつかの百合のように笑って言った。
「気づいてたも何も、最初から知ってたよ。」
「え?マジで?」
今、話しているのはある秘密について。
実は百合は、女ではなく、男なのである。
「え、え?いつから?」
「、、、最初から?」
「なんで疑問?」
いや、だって、
「入学式から知っていたから」
「あ、ソウデスカ」
うーん、、、びっくりしてる、、、?なんで?
「その、、、」
「?」
「気持ち悪くないの?」
ん?気持ち悪い?
「なんで?」
「だって、百合に似合ってるじゃん。その格好も、髪型も、それの何が変なの?」
「秋、、、」
百合は、嬉しそうに笑った。
「ありがとう。秋」
「?なんでお礼?」
「いいの!!」
それから、ソードアート・オンライン正式サービスが始まった
「ゆ、じゃなくて、レイン!」
「お待たせ~、フェル」
百合、レインのほうは、ゲームになれているだけあって、名前呼びもスムーズだ。それに比べると、ゲーム経験があまりない私はたどたどしく、感じてしまう。
「それじゃあ、フェルおさらいだよ。
ここに来たときにまず、やっておくべきことは?」
「レベリング、でしよ?」
「正解」
レインいわく、こういったゲームでは、モンスターが出てきにくいらしい。いや、復活しにくいだっけ?
ということで、まずは二人でモンスター達と戦ってレベルを上げておく。
「そうすれば、こういう穴場が見つかったとしてもあまり、問題にはならないんだよねー」
ということだそうだ。
レベル上げをしたら、近くの町までいって、ご飯を食べる。
まぁ、黒パンだけだけど。
「うーん、、フェルのいう良さはわからないなー、、モクモグ」
「まぁ、私は固いパンが好きなだけだし、、モクモグ」
二人でモクモグしていると、どうやら広場でもめているような声がした。
「なんかあったのかな?モクモグ」
「どーせ、こーゆーゲームになれてない人でしょ、、モクモグ」
だといいけど。私も最初は色々やらかした。特にNPCに普通に話しかけたり、、と。いや、だって、分かんなかったんだもん。しょうがなくない?
「、、さて、食べ終わったところで防具とか買いにいこー」
「え、はやくない?」
すると、レインは気まずそうに頬をかいた。
「いや、実はさ、ベータテストの時にめっちゃ混んでたり、買い占めがあったりしたんだよねー」
「そうなの?」
「うん、だから、はやめに装備は整えた方がいいかも。」
なるほど、そういうと非常識な輩もいるってことだ。
気を付けよ。
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「さて、装備も揃えたことだし、一旦戻りますか。」
「そうだね、時間的にも夜ご飯の時間だろうし。」
それじゃあ、私は帰るねとログアウトボタンを押そうとした。
「、、あれ?フェル?」
「、、、、ログアウトボタンがない。」
「は?!嘘でしょ?何の冗だ、、ん、、」
レインも慌てて自分のところを見てみたが、、
「ない?何で?」
なかった。そこには前からそんなものがなかったかのように。
「なんでこんなことに、、?」
すると、突然、青い光で包まれた。
「え?!」
「これ、強制テレポート?!」
強烈な光がなくなったあと、私たちはログインしたときと同じ場所にいた。回りを見てみると、他の人達も一斉に集められている。
困り果てて、空を見上げると、、、
「赤い、、ウィンドウ?」
すると突如、その赤いウィンドウが空をおおっていく。
「「?!」」
そこの隙間から赤い、赤い、、
「ひゅっ、、!」
頭が真っ白になり、思わず私は倒れこんだ。
「フェル?」
やばい、どうしよう、どうしよう、どう、、、
「フェル」
私はレインに抱き締められた。
「、、レイン、、?」
レインは、ゆっくりと、私を落ち着かせるように背中を撫でる
「大丈夫、大丈夫だから。」
私は、その声を聞きながら、呼吸を整えていった。
空の色も元に戻った頃、私はようやく落ち着いた。
「、、、ごめん、レイン。大事な話だったんでしょ?」
私がレインにそう謝ると、
「なにいってんの?全然大丈夫だから。」
それに、とレインは続けた。
「あの話、まともにに聞けた人はいないと思うよ。」
「どういうこと?」
「この世界で死んだら現実でもゲームオーバーってこと。」
それって、、すごく重要では?
「えっと、、」
「私達のヒットポイントがゼロになった瞬間、ナーヴギアが達の脳を焼ききるんだって」
うん、、いや、説明してくれるのはありがたいんだけどさ、、
「何故にそんな冷静?」
「いや、僕にはフェルっていう友達がいるし、大体、100層まで行けば解放されるみたいだし?」
うーん、、
「本当に大丈夫かな、、?」
レインはおかしそうに笑う
「ベータ時代に恐れられてたフェルが良くいうよ。」
「え?いや、あれは不可抗力でしょ?」
「そういうことにしておいてあげる」
「えー?」
それでも私は思ったのだ。確かに、レインと、一緒なら乗り越えられると。友達という安心感がそうさせているだけだとしても、私はレインの存在をありがたく感じた。えー、率直にいうと、アニメの内容覚えてないんで色々間違ってたらすいません。あと、小説書いた経験ないんで誤字ってるかも。ということでよろしくお願いします。
ある日、私は最高の友達に会った。
それは、私が中学2年生になる頃の話。
私はいつも一人で本を読んでいるような静かな子だった。
回りからみれば。
その日は、いつも通り学校の屋上でゲームをしていた。
いつも通り、一時間やってから帰るつもりだった。
だったんだけど、、、
「はーい、現行犯逮捕!」
「ひゃっ!!」
突然現れた子に驚いた。
「え、半田さん?ここで何してんの?」
「それはこっちのセリフだよー」
私、焦る
「お、お願いだから、他の人には、、」
そういうと、彼女はおもいっきり笑った。
「あはは!何いってんの?」
「え?他の人に言うために来たんじゃ、、」
「そんなわけないじゃーん」
そして彼女はこういった。
「ねぇ、ゲーム好き?」
その日から、私たちは学校が終わった後に屋上で遊んでから帰るようになった。
ある日、私は彼女からあるゲームの話を聞くことになった。
「ソードアート・オンライン?」
「そう、知らない?」
完全ダイブ式MMORPGって言うんだって、と、彼女は楽しそうに言った。
「実は、明日から体験サービスが開始されるんだって!」
「それで?」
「ジャジヤーン!」
彼女は得意気にあるものを取り出す。
「そ、それって、、」
「体験サービスができるやつ~」
「しかも二枚?!」
「そう!」
頑張ってとれたんだよねーと得意気にいう。
「はい」
「え?」
いきなり差し出されたものに驚く私。
「だーかーら、一緒にやろっていってんの。」
「、、、いいの?」
「いいの!それに私はあなたと一緒にやりたかったんだから」
私は、嬉しかった。
こんなにも、嬉しい気持ちになったのは初めてだった。
「、、ありがとう、半田さん」
彼女はおかしそうに笑った。
「半田、じゃなくて、ゆりだよ?」
彼女、ゆりはいった。
「うん、うん、そうだね、ゆり!」
これは私が、猩々秋が、デスゲームと化した
ソードアート・オンラインの『黒の剣士』『閃光』に並ぶ
英雄『夕暮れの彼岸花』となり、呼ばれるまでの物語