転生チートトレーナーはモブウマ娘を三冠にできるのか。   作:サイリウム(夕宙リウム)

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15:本格始動

 

 

「あ、ティムサさん~。お疲れ様~。」

 

「お、おつかれ……。」

 

「? すごく疲れてますねぇ~。」

 

 

校内のターフに向かって歩いていると、同じように移動中のバイトアルヒクマ。クマちゃんに声をかけられた。自分としてはいつもと同じように返事したつもりだったんだけど……、やっぱ疲労のせいか声がちっさくなっちゃったみたい。そのせいでクマちゃんに心配かけちゃったや。

 

 

「やっぱりダービーですか~? いろいろ大変そうでしたからねぇ~。」

 

「あ~、まぁそれもあるんだけど、気苦労の方。体の方は大丈夫。」

 

 

クマちゃんに言ったように、肉体的な疲労っていうのはほぼ抜けている。ダービーは本当に激戦だったし、自分の中にあるものを全部使って戦ったようなレース、正直ぶっ壊れてもおかしくないかもって思ってたんだけど……。トレーナーさんの指導のおかげか、いつの間にか私の体はすごいものになっていたようだ。

 

確かに食事とかめちゃくちゃ気を使われてるというか、体を作るためにかなりの量食べさせてもらってるし、それ相応のトレーニングはしてきた。だから当たり前といえばそうなのかもだけど、改めて実感しちゃった感じ。

 

 

(朝はちゃんとお腹空いててしっかり食べられたし、一応病院で診てもらったけど『異常なし』っていう診断だったし。体の方はほんとに何もなさそうだよね~。)

 

「そういえば病院に行ってたんでしたっけ~?」

 

「うん、ブライトさんのお見舞いもかねて、ね。メジロ系列っていったらいいの? そこで見てもらってきた。」

 

 

あのダービーで私が死力を尽くしたように、ブライトさんも文字通り全力で戦った。けれどそれが体にとって良くなかったのか、走り終わって立ち止まった瞬間『ほわ~?』って言いながら倒れちゃったの。めちゃくちゃびっくりしたし、救急隊の人も慌てて飛んできたから色々大変だった。

 

後にライブとかも控えてたから私ができることはなかったんだけど、ライブ終了後にトレーナーさんから『ブライトさん大丈夫そうです。』って話を聞いたときはとっても安心したことを覚えている。

 

んで、そのあとトレーナーさん経由で入院してる病院教えてもらって、今日朝からお見舞いに行ってきた感じ。ちなみに私の検査したのはお見舞いのあとで、『主治医です。』って人につかまって気が付いたらなんか全身検査させられてた形になる。診断書ももらってきたからあとでトレーナーさんに渡さないと。

 

まぁそんなわけで何もないことが分かってよかったんだけど、お注射持ちながら近づいてきたから怖かったなぁ……。

 

 

「それで、ブライトさんはどうでした?」

 

「あぁうん。ほわほわ言ってたから多分元気だと思う。」

 

 

体はちょっと動かしにくそうだったけど……。

 

ブライトさんの体はかなり危険な状態だったらしく、あと数メートル全力で走っていたら、全身が壊れて一生走れないレベルのものだったらしい。二重領域とか覚醒とかを無理やり引き出したせいで、体の内側からとんでもない圧がかかってしまい、爆発寸前の状態だったようだ。

 

けれどメジロの主治医さん? とかが頑張ったり、そもそもブライトさん自体がトレーニングで体を強化していたおかげで何とか完治できる範囲に収まった様子。それでもひと月ぐらいは入院しなきゃいけないらしいけど……、とりあえず無事で本当に良かった。

 

 

『しかしやはり危険なものだったらしく、体が完全に出来上がるまで使っちゃダメっていわれましたわ~。ほわぁ、ですわ~。でも主治医のいうことなので守りますわ~。』

 

『主治医です。絶対安静にしてください。』

 

『ア、ハイ。』

 

 

本人は菊花賞までには完治した上で体を仕上げて、際限なく領域を使えるようにしてくるつもりみたいだったけど……、あの主治医さんの険しい顔がよりなんかやばくなってたから多分難しいのだろう。まぁでもレース中にあんなことしたブライトさんのことだ、涼しい顔して万全の状態に仕上げてくるに違いない。

 

私も全力で頑張って、それに彼女を迎え撃つ準備をしなきゃだよね。

 

 

(あとレースの時と違ってマジでほわほわしてて『別人!?』かと思っちゃった。私の知るブライトさんってほぼレースの時だったせいか、鋭いイメージしかないんだよね……。)

 

 

「なるほど、そうだったんですね~。私も有馬とか春の天皇賞とかでお相手できるのを楽しみにしてましたから、安心です~。」

 

「あぁ、おんなじ長距離得意だったもんね。」

 

 

クマちゃんはティアラ路線だけど、私たちの中で一番長距離がうまい。スタミナ配分とかそのあたりだね。ほんとは菊花賞とか出たかったみたいなんだけど、私の三冠ルートと重なるからって理由で避けてくれた感じになる。確か秋華賞からエリ女、そっから有馬のルートになるんだっけ?

 

正直に言えば私も有馬出たいけど、菊花賞譲ってもらったわけだし、有馬はクマちゃんに、ってのが私たちの中で話し合って決めたことになる。

 

 

「それで、そのあと生徒会室でしたっけ~。」

 

「あ、うん。お見舞いのあとね、なんか生徒会長に呼び出されたから行ってきたのよ。」

 

 

ブライトさんのお見舞いに行くからってことで今日は授業とか休ませてもらってたんだけど、いろいろ終わらせて学園に戻ってきたら急に生徒会からのお呼び出しを喰らった。トレーニングが始まる前にちょっと食堂とかで休んでこ、って思ったときにそれだよ? ほんとびっくりしたんだから。

 

んで『何も私やらかしてないよね……?』って思って行ってみたらもっとびっくり。

 

生徒会長であるシンボリルドルフさんがいるのはわかってたんだけど、それ以外にもいっぱい人がいたのだ。ほんとにビッグネームばっかりで、トウカイテイオーさんとか、エアグルーヴさんとか、ナリタブライアンさんとか、ほかにも色々……。

 

 

(学園に来る前じゃわかんない人もいたと思うけど、トレーナーさんとしたレース研究の中で過去のダービーをはじめとして、色んなレースを見せてもらった。そのおかげであの場にいた人たちの名前はもちろん、そのヤバさをより理解できたと思う。)

 

 

そんな中始まったのはやばい人たちとの面談。無敗二冠達成に対してのお褒めの言葉だったり、『私のレコード破られちゃったノ!』とか、『バッチグー!』とか、多分“ちょうどいいタイミングだし話したいことある人全員集めちゃえ”って感じの集まりだったとおもう。途中からよくわからん質問とかもあったし。

 

いや、ほんと、一部の方軽く『領域』とか出てたし死ぬほどきつかったです……。あ、でも『菊花賞頑張ってください』って応援してくれた先輩もいたから、それは良かったかも。

 

 

「あ~、シニアで活躍していらっしゃる方に加え、ドリームに入った方もいますからねぇ~。……そりゃ領域の強度もやばいんでしょうね。」

 

「うん、ほんとに。」

 

 

なんだろ、『領域』の強度もだけど、とにかく“圧”がやばかった。多分対戦したら完全に押しつぶされちゃうやつ。ほんと怖い。

 

 

「あ、あとなんか『領域』の説明されたよ。『もしかして使い方知らない感じ?』って。だから『いや私そんなもの持ってないです。』って言ったらすごい顔されちゃった。」

 

 

なんかいろいろ説明されて『ほんとに? ほんとに持ってない?』って言われたんだけど、大体トレーナーさんから聞いたことある話ばっかりだったし、『そんなの持ってたら真っ先に使ってますよ~。』なんて笑いながら言ったらマジで空気が死んで、私も死にそうになった。

 

あの何とも言えない空気なに……? ようやくあの人たちに囲まれて話せるようになったところでトンデモない失言かましちゃったやつ……?

 

(それでそのあと逃げるように帰っちゃったのよね……。)

 

 

「まぁそんなわけでめっちゃ疲れた。」

 

「おつかれさまでした~。」

 

 

まぁこの疲れは精神的なもの、多分“私の”トレーナーさんの顔を見れば一瞬で吹き飛ぶやつだ。

 

今日はいろいろ補食とか用意してくれてるって聞いてたから、つまりトレーナーさんの手料理も楽しめちゃう! むふー! 考えてたらなんか調子上がってきたっ!

 

 

「(色ボケ……。)あ、メロンさんにスタッフさん。……あらら、なんだかお二人とも顔が死んでますね。」

 

「ア、アゥ……。」(・ ཀ .)

 

「クマにティムサか……、おつかれ……。」

 

「お、おつかれ……、メロンちゃん顔面崩壊してない?」

 

 

そんな話を二人でしていると、T字路の横から二人が出てきた。いつものように話しかけたんだけど……、二人ともなんか顔が死んでるというか、メロンちゃんはもう乙女以前に人間としておかしくなっちゃってる。口の先からよだれだけじゃなくて魂みたいのも出てない……? なに、また炎上した? だからSNSやめとけって言われるんでしょ。

 

 

「いやさっきタイキとばったり会ってな。『さっきトレーナーさんに言われて気が付いたんデスケド、もしかして私の『領域』でびっくり、しちゃってました!? ホントにごめんなサーイ!』って感じで謝られたんよ。」

 

「あぁ……。」

 

 

メロンちゃんとタイキシャトルさんが対戦したNHKマイル。ほぼ事故のようなものだが、領域の存在をいまいち信じきれていなかったメロンちゃんはタイキさんの『領域』をモロに喰らってしまった。まったく理解できない現象に死ぬほど驚き、同時にチャカをぶっ放してきたため思いっきりのけぞってしまった感じね。

 

まぁそんなことがあったレースを、タイキさんとそのトレーナーさんが見返してるときに『もしかしてこういうことじゃね?』と気が付き、謝罪をされたそうな。

 

 

「まぁそれだけならよかったんだが……。『リョーイキを、改善してサイレンサー! 音が出ないようにしてみましタ! あとなんだか強くなった気がしマス! ちょっと見て行ってクダサイ!』って感じになってな、二人同時に『領域』食らったんだけど……。」

 

「ムリ、ムリレフ、ナニアレ? オバケ?」

 

「「あぁ……。」」

 

 

領域の欠片すら持たない私たちにとって、ソレは完全に未知の力だ。ある程度知識として理解はあるけれど、そう簡単に心象世界の書き換えができるとは思わない。けど出来ているということは……、そういうことなのだろう。

 

正直何もわからないのでどうやったのかはわからないが、タイキさんは拳銃にサイレンサーをつけ消音に成功。そして同時に領域の大幅な強化を成功したご様子。というか話しぶり的にレースや走っている最中でなくても領域の発動に成功しているようだ。

 

スタッフちゃんはまだ短距離だから、タイキさんの完全な得意距離じゃない。だからまだ余裕があるのかもしれないけれど……、路線が完全に同じメロンちゃんはもう死にかけてる。マイルクイーンになるって言ってた彼女の顔がもう思い出せないほどに終わっている。お労しやメロン上……。

 

 

「と、とりあえずターフ行きません? トレーナーさんに相談したら何とかなりそうですし。」

 

「だな、『あぁそれでしたら対策済みですよ』って感じでいつもみたいに言ってほしい……。」

 

「ワカル」

 

「……メロンちゃんそれほんとに顔もとに戻りますか~?」

 

「ワカラヌ」

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

「はい、その件でしたらすでに手を打って……。メロンさん大丈夫ですか?」

 

「ダイジョバナイ」

 

「……とりあえず休みが必要であれば言ってくださいね?」

 

 

と、とりあえずお顔が大変になっていること以外は大丈夫そうなので話を進めさせていただきますが……。本当に大丈夫ですか? 一昔前の顔文字を張り付けたみたいなお顔になっていますが……。あ、ほんとに大丈夫なんですね。……『コメくいてー顔』とかもありますし、やはりウマ娘というものは理解できぬことも多そうですね。

 

さて、気を取り直して話を進めていきましょう。

 

皆さんご理解しているように、徐々に皆さんのライバルともいえる彼女たちが成長してきてまいりました。『領域』の恐ろしさや、覚醒での強化はある程度実感していただけたかと思います。もちろんこのまま練習を続け真面目に夏合宿を送ればそれ相応の成果は得られますが……。

 

 

「皆さんが相手する方々に対し、確実に勝利を拾えるかと言われれば少々難しいところといえます。」

 

 

特にクラシック期の夏を越えたウマ娘は、格段に強化されて帰ってきます。短距離やマイルでは、タイキシャトルさんにシーキングザパールさん。ティアラ路線ではメジロドーベルさん、クラシック路線ではメジロブライトさんにサイレンススズカさん、そしてマチカネフクキタルさんが上がってくるでしょう。

 

ブライトさんがダービーの最中に見せた『覚醒』などを考えると、非常に厳しい戦いになってくるはずです。

 

 

「ですので、この対策のため三つの策をご用意しました。」

 

「「「「お~。」」」」

 

 

あ、メロンさん元に戻りましたね。

 

んん、と言いましても少々急だったため三つのうち二つは夏合宿から行っていく形になります。またそちらの準備のため、少々自身がトレーニングの方を行えないことも出てくると思うので、基本的に6月はとある方にお願いしようと思っております。

 

というわけで桐生院さん、お願いします。

 

 

「はい! 桐生院です! といっても皆さんにとっては普段とほぼ同じ形にはなりますが……、よろしくお願いしますね。」

 

「トレーニング計画書の方はすでに彼女にお渡し済みですのでご安心ください。」

 

 

皆さんがターフに到着したころにはミークさん含めいらっしゃったのでなんとなく理解なされていたかもしれませんが、今月はみっちり桐生院さんに教わってください。あ、それと日々の補食の件に関しても桐生院さんが受け持ってくださるということでしたので、よろしくお願いしますね。

 

 

「……あれ、ティムサさんどうかされましたか?」

 

「ナ、ナンレモナイレス。」

 

 

すごくしわくちゃな感じになってますがほんとに……?

 

 

「それでトレーナーさん~、桐生院さんに、何を教わるんですか~?」

 

「いい質問ですねクマさん。ではそちらの方をご説明させていただきます。」

 

 

皆さんレースを経験したことでご理解いただけたかと思いますが、皆さん少しずつ『技術面での向上』が見受けられます。例えばコーナーで一息ついて回復したり、うまくコーナーを走れるようになったり、そういったものですね。

 

あまり皆さんには聞き覚えのないものかもしれませんが、そういった細かな技術を積み上げ形にしたものを私たちは『スキル』と呼んでいます。まぁトレーナーによって言い方は様々ですので違う名で聞いたこともあるかもしれませんが……、とにかく皆さんにはそれを習得していただく予定です。

 

 

「本来こういった『スキル』は習得するのに非常に長い時間がかかってしまいます。この理由としては『うまい手本が少ない』、『自分の形に再構成するのが難しい』、『言語化されて説明されたものを出力できない』などがあげられます。」

 

 

また体にしみこませて無意識的に発動させるのが理想なため、そこに至るまで時間がかかるというのもあるでしょう。もしこの場に多くのスキルを保有する先輩のウマ娘などがいらっしゃればより習得効率は上がったでしょうが……。残念ながらこの場にいる皆さんはスキルを保有していません。

 

度重なるレースによってそのかけらになりうるものは手に入れたようですが……、それをまだ形にできていない、という状態ですね。

 

 

「というわけで……、桐生院さんに頑張っていただきました。」

 

「……トレーナー?」

 

「はい、ミーク! 任せてください!」

 

 

おそらくミークさんの呼びかけを勘違いしたのであろう桐生院さんは、意気揚々とパンツスーツの裾を上げ、その足を見せてくださります。……おそらくトレーナーでなくても理解できるでしょう。

 

とんでもなく、“仕上がっている”ということに。

 

 

「自身が保有しておりました100以上の“レアスキル”。覚醒したスキルと言いましょうか、そちらの方をすべて桐生院さんに伝授させていただきました。」

 

 

もともとウマ娘並みに身体能力の高い彼女です、そして同時にトレーナーとしても一級品。その理解力や吸収力は目を見張るものがありました。彼女であればいけると考えた私は、時間の限り彼女の指導を行わせていただき、スキルの習得をしていただいた形になります。

 

そして彼女はその指導力も一級品です。自身の体をもって見本とし、さらに言葉をもってそれを補強することができます。私だけでは言葉でしかできなかったところを、彼女は体をもって示すことができる。

 

つまりこの場にいる桐生院さんは、【サポートカード:桐生院EX】。すべてのスキルに対しスキルヒントLv5以上を配布してくださる素晴らしいトレーナーになったわけです。

 

 

「……私のトレーナー、バケモノ?」

 

「ちょ、ミーク! さすがにちょっと!」

 

「あぁ、なるほど。二か月前からずっと深夜にお二人でターフにいたのはそういう理由だったんですねぇ~。」

 

「ちょ!? クマちゃん!? それほんと!?というかなんで教えてくれなかったの!!!」

 

「色ボケだからです~。」

 

 

ちなみに対価としては、『いやこれ値千金どころの情報じゃないですよトレーナーさん……。』と言われたのでお支払いできていません。まぁ確かにミークさんだけでなく、今後すべての担当ウマ娘に還元できる内容でもありますからね……。

 

まぁ今後何かしら問題があるかもしれませんが、トレーナーとして一番に考えなければいけないのは担当させていただいている皆さんの“今”です。今後の問題はその時に考えていくことにしましょう。

 

 

「では桐生院さん、よろしくお願いしますね。」

 

「はい! お任せください!」

 

 

 







第一の秘策! サポートカード:桐生院葵EX導入!


〇タヴァティムサのひみつ・8

色々あったのでトレーナーさん成分を補給して回復するために、偶然を装って抱き着いてしまおうかと考えていた。しかしそのトレーナーさんからいろいろな情報を供給されて脳がパンクした。この泥棒猫……! “私の”トレーナーさんと深夜の特訓とかずるい!(何度も言うが、お前のではない。)

〇仲間の様子
・バイトアルヒクマ
8戦8勝でオークスウマ娘。何気に一番被害を受けていない子。のんびりしているようにみえるが、普通に蹂躙しているので怖い。桐生院とトレーナーの秘密の特訓は知っていたが、ティムサに言うと面倒なことになるので言わなかった。

・エキサイトスタッフ
6戦6勝の短距離ウマ娘、タイキの領域を直で喰らった。けどまだ短距離で捲れる自信が残っているようで『もっと頑張らないと……』の状態。普通に桐生院が人間かどうか疑っているし、人間にウマ娘用のトレーニングを課すとかうちのトレーナー頭おかしいんか、とも思ってる。

・フリルドメロン
6戦5勝のマイルウマ娘にてこの中で唯一の『は、敗北者……っ!』。結構気にしているようなので言わないで上げてください。タイキに対して完全に苦手意識を持ってしまい、領域を至近距離で喰らって脳が壊れた。やけくそになりながら『銃なんて捨ててかかってこいっ! 私はやるぞやるぞかつぞ!』って言ってるのでまぁ大丈夫そう。がんば。

・ハッピーミーク
自身のトレーナーをすごい目で見てしまったのでちょっと反省している。でも仕方ないとも思ってる。実際人間なのか怪しいし……。このまえ桐生院と二人でカラオケに行ったようで、仲良くはなっている模様。

・桐生院葵
色んなことを教えてもらったり、体験したりした。そんなお世話になっている同僚のトレーナーさんが非常にすごかったので、両親にまたお電話をした。何か話がかみ合っていないような気がしたらしいが、気のせいかと思い放置することにした。



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