勉強を開始して・・・
「・・・結構遅くなったし・・・ご飯作ろうかな」
「もうそんな時間か」
「丁度いいし、食って帰るなよ」
「お邪魔さしてもらったし手伝うぞ、明久」
「・・・俺も・・・」
「じゃあ頼むよ」
「あの、私も・・・」
「貴女は座ってなさい」
「うぅ・・・」
「丁度ですし、アルバム見ますか?」
姉さん、今回だけ礼を言うよ・・・
僕は台所に行くと、
「材料たくさんだな」
「まぁ姉さん料理苦手だったからね。予備でたくさん買ったんじゃない?」
僕の家は夜は母さんが作っていたけど基本自炊だった。
理由としては父さんが独り立ちしたとき自炊できないときついから、との事。
僕自身料理は好きだったからすぐ覚えたんだけど・・・
「姉さんちょっと抜けてるからね・・・」
まぁ調味料とかを間違えるだけでダークマターは作らないけど・・・
「何作るんだ?」
「う~ん、パエリア・・・かな」
「じゃあやるか」
「・・・おう」
野菜は・・・幽香達もいるしちょっと小さくするかな・・・
「そういえば風見達も料理できるんだよな」
「うん、妹紅は焼き鳥とかも焼けるね」
「ほう、焼き鳥か」
「多分思うに永琳、紫、藍、咲夜がプロ並みだね。
咲夜に関してはメイドだから、ってのもあるけど」
なんて事を話ながら作業に没頭していると、
『これがアキ君の2歳の時のお風呂の写真です』
『す、すっごく可愛いです!』
『うむ、愛らしいのう』
『かわいいわね~』
『可愛いけどさ・・・』
『なんでお風呂の写真なの?』
『と言うかこのアングル・・・盗撮ですよね?』
姉さん・・・なんという写真を・・・
『でコレが・・・』
『『・・・(ゴクン』』
『な!!ちょっと待ちなさい!!』
『それはさすがにアウトだ!!』
『と言うかそんなの何時取ったんですか!!犯罪ですよ!!』
「・・・・お前も苦労してるんだな・・・明久」
「・・・同情する」
「ありがとう・・・」
二人の言葉がとてもうれしかった・・・
_______
「みんな待たせたな。夕飯が出来たぞ」
「あら、パエリアにしたんですか?」
「うん、材料的にそれが作れそうだったからね・・・」
「おいしそうね・・・(ポッ」
「上手ですね・・・(ポッ」
なぜ彼女達は顔を赤くしてるんだろうか・・・
「・・・疲れたわ・・・」
「話は聞いていましたがあそこまでとは・・・」
「精神的にやばい・・・」
「お疲れ様(苦笑」
げんなりとした咲夜達をねぎらい、
「とりあえず食べようか」
{いっただきまーす}
「む。美味い物じゃな」
「口に合って何よりだ」
「・・・(コクリ」
「そう言って貰えると作ったかいがあるよ」
「やっぱ明久料理うまいよな」
「女として何だか遣る瀬無いけどね」
「負けてられませんね」
ふと視線を姫路と美波に移すと2人ともあまり箸が進んでいないようだった。
「あれ2人ともパエリアは苦手だった?」
「う・・・いや、嫌いじゃないし、凄く美味しいんだけど・・・」
「だからこそ落ち込むと言いますか・・・」
「?」
「確かに上手に出来ていますね。残念です」
「偉そうに言うなぁ。自分は料理全然ダメなくせに」
「何を言うのですアキくん。
姉さんだって成長しているんですよ」
ほう・・・
「ふ~ん、どのように成長したのさ?」
「胸がEカップになりました」
「料理の腕じゃない!?」
「と言うか繋がりすらないですね!?」
「それにあんたに恥じらいという概念はないのか!?」
「どう間違ったらこうなるのよ・・・」
突っ込みどこしかない・・・後恥じらいに関しては、
幽香達も似たようなとこあるよ・・・(合宿編より
「まあ、冗談は置いておいて」
「本当に冗談なの?信じていいよね!?」
「ところで皆さん、家の愚弟の学校生活はどんな感じでしょうか?
例えば
「話そらさないでよ!!」
それに異性関係って・・・
「え、えっと、それは・・・よく分かりません。
「そ、そうね・・・ウチもあまり知らないです。
「何で強調してるのよ・・・」
「普通に交友関係でしかありませんよ」
「そうですか・・・」
よかったすぐに打ち切れて・・・
「そう言えば言い忘れていました。
明日から姉さんの食事は用意しなくて結構ですよ」
「え? そうなの?」
「はい。こちらで済ましておかなければならない仕事があって
明日から土曜日か日曜日くらいまでは帰りが遅くなりそうです」
じゃあ作りに来る必要はないか・・・
「さて食べたし・・・今日はうちに来るんだろ?明久」
「・・・どういうことですか?アキくん」
「どういうことも何も明久のためよ?」
「アキ君のため、と」
「はい。悪いですけど今回に写真等を見てこうした方がいいと強く思いました」
「それは家族の問題ですよね?口を出さないで頂きたいのですが?」
「家族の問題でも限度はあるぜ」
はぁ・・・また始まった・・・
結果として喧嘩は帰ってきた慧音が仲裁に入り、たまたま連絡をかけてきた母さんにより終結した。