【朝】
「おはよう、姉さん」
昨日やっと仲直り?できた。
しかし・・・
「おはようございます、アキくん」
「ところで姉さん」
「なんでしょうか?」
「何で僕の上にいるの?」
「それはおはようのty・・・」
「さ、朝ごはんの用意しようか」
「アキくんがいけずです・・・」
意味わからん・・・
リビングに行くと荷物が置いてあった。
「姉さん、この荷物は?」
「今日アメリカに帰ろうと思いまして」
「急だね」
「こちらでの用事も終わりましたし、心配事もなくなりましたからね」
「明久、おはよう~」
「明久、無事かしら?」
「妹紅、おはよう。幽香、無事って何が?」
幽香達はそう挨拶した後姉さんを見て、
「・・・おはよう」
「おはよう・・・玲」
「おはようございます」
一応は挨拶をするんだね。
「あと・・・」
「「何(かしら)?」」
「今日アメリカに帰ることにしました」
「!そう・・・」
「弟のことお願いしますね」
姉さんはそう言うと頭を下げた。
幽香達はそれを見て驚いたように互いを見た後、
「当たり前でしょ」
「そうそう」
微笑んで了承した。
「さ、じゃあご飯だべようか」
ふふ、今日はとても気分が良いや。
________
昼休み・・・
「凄く怒られてしまいました・・・」
やっぱり怒られちゃったみたい。
幽香の話だとあの時まだ近くにいたらしく、
大事な娘が二日連続で遅くまで帰ってこなかったら怒るよね。
「おかげで週末までの間学校以外は外出禁止にされてしまいました・・・」
「あらら」
「まぁ、自業自得でもあるわね」
「そうですよね・・・反省してます・・・」
「というか坂本達が帰って結構経ってたはずだよな?」
妹紅の言うことも確かだ。
「ああ。帰るには帰ったんだが、姫路が色々と駄々をこねてくれてな」
「す、すいません・・・」
雄二の言葉に姫路さんはますます小さくなる。
雄二の所はあんまり時間は気にしないほうらしいけど・・・
「坂本は大丈夫だったのか?」
「ん?なにがだ?」
「二日連続で女の子と夜遅くまで出掛けている上に、
姫路さんと夜道を歩いたのでしょ? 霧島さんは怒らなかったの?」
幽香の笑顔の一言に雄二は凍りつく。そして・・・
「・・・・・・雄二。今の話詳しく聞かせて」
「あぁ、霧島さん・・・」
「・・・・なに、吉井?」
【少年説明中】
「・・・ということだから」
「・・・わかった」
「・・・明久、助かった・・・」
「いや、いいよ(苦笑」
「つまらないわね」
「幽香もそんな悪戯しないの・・・」
つまらなそうな幽香をたしなめていると、
「しかし、こうなると放課後の勉強会は厳しそうじゃな」
「ごめんなさい。私が昨日我儘を言ったばっかりに・・・」
「ああいや、姫路さんは気にしなくて良いよ?」
しかしどうしようか・・・幽香達は問題ないけど、秀吉達はさすがにね・・・
場所も微妙だし・・・僕の家は・・・別問題もないか。
「・・・吉井」
「ん、なに?霧島さん」
そう考えていると霧島さんから声をかけられ、
「・・・勉強に困ってる?」
「あ、うん。そうなんだよ。さすがに一人じゃね(苦笑」
「・・・それなら、私も協力する」
「え?協力って?」
「・・・週末に、皆で私の家に泊りに来るといい」
「いいの?」
「・・・うん。幽香達にもお礼がしたかったから」
ふむ。確かに霧島さんは学年主席、指導も合宿を見ててうまかった。
「皆でということは、わしらも良いのかの」
「・・・もちろん」
「週末ってことならウチも行けそうだし、お邪魔しちゃおうかな。瑞希はどう?」
「た、多分大丈夫です!両親は納得します!」
「・・・参加する」
「雄二は?」
「勉強をするだけなら拒否する理由はないな」
うん、全員参加か。
しかし友人の家にお泊りか・・・
なんか一波乱ありそうだ・・・
主に雄二が被害を食らう方向で。