僕と幻想郷と召喚獣   作:只今更新凍結中

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え?優遇?いや違いますよ?


お泊まり会
まさかの来訪者付き


 

今日は霧島さん宅にお泊り勉強会のため用意していた。

 

「筆記用具も服も入れたし、行くかな」

 

「・・・明久」

 

すると後の空間が開き、

 

「ん?紫、どうかしたの?」

 

「えぇ、どうしても来たいって子がいてね」

 

「あ~き~ひ~さ~♪」

 

すると隙間からものすごいスピードで女の子が抱きついてきた。

 

『ドコッ』

 

「あいたた・・・フランか」

 

「久しぶり!!あきひさ!!」

 

「まぁ、そういうことだからよろしくね」

 

「わかったよ」

 

紫は隙間にもぐり、境界を閉じた。

 

「ん?あきひさどこか行くの?」

 

「うん。勉強会にね、お泊りになるからな・・・」

 

さすがに来たばっかで帰るのもなんだし・・・

 

「フランも来る?」

 

「うん!!」

 

「じゃあ・・・」

 

僕は術式を発動し、フランの羽を見えなくした後、

 

「フラン、永琳からの薬は?」

 

「持ってきてるよ」

 

「なら大丈夫か」

 

永琳はテスト問題作成等しなければだから呼べないしね。

 

「じゃあ行こうか」

 

「うん!!」

 

僕はフランと手を繋ぎ、妹紅達を呼びに行った。

 

 

【少年少女(+幼女)移動中】

 

 

幼女って・・・

 

 

僕達は霧島さん宅前にいるのだが・・・

 

「おっきいね」

 

「そうね」

 

「結構目立つ家だな」

 

そういえば霧島さん家ってお金持ちだった。

 

『ピンポーン』

 

呼び鈴を鳴らすと、

 

「・・・吉井、幽香、妹紅。いらっしゃい」

 

大きなドアを開けて私服姿の霧島さんが出迎えてくれた。

 

「「「お邪魔します」」」

 

「お邪魔しま~す!!」

 

「・・・吉井、その子は?」(フラン達が来たとき休憩で雄二を追いかけていた)

 

「あ、霧島さんは知らなかったね」

 

「フランドール・スカーレットだよ!!」

 

「・・・幻想郷?」

 

「うん」

 

名前は知ってたのかな?

 

「いらっしゃい」

 

「うん!!」

 

「・・・もう皆、だいたい揃ってる」

 

「あ、僕らが最後なんだ」

 

先導してくれる霧島さんについていく。

 

「お部屋がいっぱいあるね~」

 

フランは興味深そうに周りを見ていた。

 

「・・・用途別」

 

「それじゃあ、あの本が並べられている部屋は?」

 

「・・・書斎」

 

「あっちのなんか変なのがある部屋」

 

「スクリーンね」

 

「・・・シアタールーム」

 

「あの大きなベットがある部屋」

 

「・・・私と雄二の愛の部屋」

 

・・・聞かなかったことにしよう。

 

「・・・ここが勉強部屋」

 

しばらく歩いたところで、霧島さんが立ち止まってドアを開ける。 

すると、その中には一組の男女が言い争っている姿があった。 

あれは、ムッツリーニと工藤さん?

えっと、内容は・・・

 

「ムッツリーニ君は頭でものを考えすぎだよ!『百聞は一見に如かず』って諺を知らないの!?」

 

「・・・充分なシミュレーションもなく実戦に挑むのは愚の骨頂」

 

「そうやって考えてばかりだから、すぐに血を噴いて倒れちゃうんだよ!」

 

「・・・何を言われても信念を曲げる気はない」

 

「またそんな事ばかり言って・・・!この分からずや!(チラッ」

 

「・・・卑怯な・・・・!!」

 

ムッツリーニは鼻血を噴出し倒れる。

なにやってるんだか・・・

 

「おぉ、明久達来たか。後そこにおるのは・・・フランだったかの?」

 

「うん!!久しぶり、秀吉!!」

 

「木下、あの二人何があったんだ?」

 

倒れるムッツリーニと工藤さんを見て妹紅が訪ねる。

フランはムッツリーニを見ながらお~、と楽しそうにやっていた。

 

「『第二次性徴を実感した出来事は何か』という議論が高じてああなったようじゃ・・・」

 

「あそこまでやる理由がわからないわね・・・」

 

「その原因になった議題からして既に何かがおかしいと思うんだけど・・・」

 

どういう会話の流れでそんな議論が持たれるの?こう思う僕がおかしいのかな?

 

「明久君、妹紅ちゃん、風見さん、こんにちは」

 

「こんにちは姫路さん」

 

「許可下りたのね」

 

「はい」

 

姫路さんは嬉しそうに言う。

しかし・・・

 

「髪形変えてるんだね」

 

「えっと・・・変ですか?」

 

「ん?いや、似合うと思うけど」

 

しかしどうしたんだろうか。

 

「来たようね、アキ」

 

「遅くなったみたいだね」

 

「問題ないわよ。それより・・・。瑞希も瑞希よ。髪型を変えてくるなんて狡いじゃない。

・・・ウチの方はどうしようもないっていうのに・・・」

 

「な、何のことでしょうか?」

 

 

「しかしウチの方も今日はすんなりと出てこれて助かったわ」

 

「え? 美波も何かありそうだったの?」

 

「ううん。ウチじゃなくて、葉月が、ね」

 

「葉月ちゃんが何か?」

 

「泊りで勉強会だなんて知られたら、絶対に『連れて行け』って駄々をこねるに決まってるわ」

 

「あはは、そうなんだ」

 

まぁ、あの時の発言からしてありそうだね。

 

「両親が連れて行ってくれていて助かったわ。 

出掛けるところを見られたら大変だっただろうから」

 

「あきひさ」

 

「ん?どうかした?フラン」

 

「あの人やばそうだよ?」

 

見るとムッツリーニが干からび始めていた。

えっと・・・輸血パックどこだっけ・・・

 

「・・・(あの子は・・・・)」

 

「・・・(フラン・・・)」

 

なんか姫路さんと美波がフランを見てたけど・・・いいか。

 

 

 

 

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