お風呂から上がるとなんだか暗い雰囲気・・・
その後勉強は行われたのだが、テストは中止になった。
そして・・・
「さて、部屋割りだが男女で分けようと思ったんだが明久」
「何?」
「お前はそのちびっ子と同室で別の部屋だ」
「なんで?」
「・・・土屋だ」
あ、なるほど。
「まぁいいよ。行こうか、フラン」
「うん!!」
僕達は部屋えと向かうことにした。
【男子(坂本、土屋、木下)部屋】
side雄二
「しかし・・・驚いたのじゃ」
「・・・確かに」
「だが、あいつらの過保護が理解も出来る」
「まぁ、そんなこともあれば誰でもああなるじゃろう」
「・・・だが・・・」
「どうした?土屋」
「・・・まだ何か隠してる。しかし口出しは出来ない」
そこは同意だな。
「問題は・・・姫路達だな」
「ワシもさすがにあそこまで言うとは思わなかったからの・・・」
「・・・様子見」
「・・・だな」
一応俺は忠告はしたからな。
【女子部屋】
side幽香
「代表、あのヴェールって、坂本君から?」
「・・・うん」
「ふ~ん何かといいながらもまんざらでもないのね、彼」
私はヘアピンを外し、かばんに入れる。
「そういえば思ったけど、風見さんのヘアピンと藤原さんの髪留めって・・・」
「うん?あ~明久からだけど?」
「へ~(ニヤニヤ」
「それより・・・貴女はどうなのかしら?」
「え?ボク?」
だって・・・
「工藤ってよく土屋に絡んでるだろ?」
「ふぇっ!?」
「・・・それは私も気になる」
「な、何を言ってるのさ!?
ボクとムッツリーニ君がどうこうだなんて、そんな事あるわけないじゃない!!」
「そうやって否定するところが怪しいぞ?」
「・・・いつもの愛子なら笑って受け流す」
「・・・うっ・・・」
妹紅と霧島さんの言うとおりね。
「ち、違うってば! ボクもムッツリーニ君もそんな気は全然ないよ!!」
顔真っ赤にして否定してもね~
「それを言うなら藤原さんと風見さんはどうなのさ?」
「「私?」」
「うん、吉井君のこと」
工藤さんはニヤニヤとして言うけど。
「どうって・・・好きよ?」
「へ?」
「うん。好きだな」
「・・・直球・・・」
だって事実じゃない。
「あの・・・」
「なんだ?姫路」
「!!・・・お二人はその・・・」
一瞬姫路さんの表情が曇ったけど・・・
あぁ、妹紅の呼び方かしら?
「・・・アキとどうやって会ったの?」
「そうね・・・私は明久とは家の前の花畑であったわね。
その後もよく明久が遊びに来てて・・・」
「私は・・・多分幻想郷で2番目に明久にあったかな?
1番は紫で、森で襲われそうになってる明久にあったのが始めだね」
何かと言いながら妹紅は明久と一緒にいる時間は1番長いわね。
紫に関しては論外よ。
「付き合いの長さも長いけど・・・約束もあるからね」
「「「「約束?」」」」
「『もしもいやになって死にたいと思ったら僕の所に来ればいいさ』」
「え・・・それって・・・」
「まだあるから静かになさい」
「『そしたら・・・そのたび僕がその考えを捨てるまで相手をしてあげる』」
「「「「・・・」」」」
「『言っとくけど僕は頑固だよ?何度だって立ち上がってやるから』てね。
私は聞いたよ。何でそこまでするのかって・・・そしたらね・・・」
ー大切な友達を失うのにそれを良しとする
「まさかあそこまで怒られると思わなかったよ。
おまけで拳骨まで食らったしね・・・」
でも・・・実行するでしょうね、明久なら。
「あれは痛かった・・・多分一番痛かったんじゃないかな?
泣いちゃったし・・・」
「明久の拳骨はコンクリートも砕けるものね」
「いや、そういう意味じゃなくて・・・
うん・・・なんていうんだろう・・・親に怒られた感じだったな・・・
痛かったのに、暖かかった」
「なんか羨ましいな~そこまで思われるなんて」
「そうね。さて・・・」
話は変わっちゃったけど、
「話は戻すけど工藤さんのことよ?」
「へ?」
「大丈夫だ、逃がさないから」
「えぇ~!?」
こうして話は深夜まで続いた。
【明久とフランの部屋】
布団が二つ・・・
しかし、二人はひとつの布団に寝ていた。
理由は簡単だ。フランが潜り込んだから。
しかし、二人はまるで兄妹のように幸せそうに寝ていた。(兄妹と言ったら怒りそうだが。そうでもないか?