「では筆記用具を置いてください」
僕はペンを置きプリントを渡す。
・・・うん、やっと全教科終了か・・・
「疲れた・・・」
「そうね・・・」
「しかし結構解けたのじゃ」
「・・・同じく」
「今回は翔子に・・・」
「「無理ね(だな)」」
「かt・・・いきなり否定すんじゃねえ!!」
雄二も諦めが悪いな。
「妹紅、幽香、どうだった?」
「多分最高点行けるかもな」
「私は英語がちょっとね」
「あらら・・・」
みんなはここはどうだった、アレの回答はこうだとか言ってる中、
「「・・・・・・・・」」
姫路さんと美波の様子がおかしい・・・
二人は無言で教室を出て行った。
NOside
【屋上】
二人は段差に座り込み、
「思い返すと私達って明久君を傷つけてばかりですね」
「うん、アキのことまったく信じてないって言われても仕方ないわね・・・」
如月グランドパーク、明久は清涼祭の時に上白沢先生と行くと言ってたので、邪魔をしようとした。
いつも迷惑をかけてる御礼だ・・・って言っていたのを無視して・・・・
プール、明久は『運動では』と言ってたのに暴力を振るおうとし、
事故で水着が取れたときも即刻明久に攻撃した。
合宿、盗撮を明久達を犯人と決め付け、攻撃。幽香達の忠告も無視して、明久に話を聞こうともしなかった。結果、幽香達から明久に近づかないでほしいと言われた。
その後、明久に許して貰って置きながら理不尽な行動。
そして・・・あの一言・・・
「考えてみると・・・本当に最低ですね・・・」
「うん、おまけに理不尽にフランちゃんにあたって・・・」
「あの子の事、まったく知らないで・・・」
「いつも・・・ウチ達を助けてくれて・・・」
「友達、と言ってくれていた明久君に・・・ずっと・・・迷惑かけてたんですよね・・・」
ウチは・・・日本に来たばかりの頃、気さくに話しかけてきたアキに助けられ・・・
周りともすぐに打ち解けられた・・・
私は・・・小学生の頃から助けられてばかりで、クラス分けテストでも・・・Bクラス戦のときも助けて貰ってました・・・
助けられたことを上げると限がない。
「で、ウチ等がやってることは・・・」
「嫌われても・・・それこそ、縁を切られても仕方ないことばかり・・・」
彼女達は思う・・・自分達は・・・こんな自分達を友達と言ってくれた彼に、
どんな顔をすればいいのだろうか・・・・
「お姉様・・・あの豚野郎・・・」
その二人をドアから眺める一人の影に、彼女達は気づいていなかった。