僕と幻想郷と召喚獣   作:只今更新凍結中

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キャラとしては姫路も島田も嫌いじゃないですよ?理不尽なところがなければ・・・ですけど。 友人は嫌いみたいですけどね。(理由は同じく


Cクラス突破と明久の思い

 

「できればワシらでCクラスを突破したかったのじゃが・・・」

 

いや、あれは仕方がないと思う・・・

 

「それは心配するな、秀吉。 

向こうは向こうでこっちのメンバーのことをある程度は知っているようだが、

こっちには秘密兵器がいる。色香に惑わされることもないだろうし、

恐らくはチェックポイントもクリアできるはずだ」

 

「え? そんな奴いたか?」

 

「女子だとしても、

さっきの坊主先輩の女装とモヒカン先輩の心理攻撃に怯えきっていると思うんだけど」

 

「いや、常夏コンビについてはもう大丈夫だと思う。 

ゴスロリはあそこまでやればもう出てこないだろうし、告白の方は対秀吉専用の作戦だからな」

 

雄二の言う通りだ。さっきの常村先輩の告白は演技ではなく、本気の本気だった、いやな事に。

 

雄二の常夏、という単語に秀吉が一瞬ビクンと身体を震わせる。 

軽いトラウマになっているみたいだね・・・

 

「だから、行ってきてくれ、明久」

 

「僕?でも美波は保健室だよ?」

 

「そこは藤原、おまえが行ってくれ」

 

「うん?別にいいけど」

 

「そこまで言うのなら行ってくるよ。行こうか、妹紅」

 

「そうだね」

 

「あっ、待て明久」

 

教室を出ようというところで雄二に呼び止められる。

 

「何、雄二?」

 

立ち止まると、雄二は僕に近づいて小さな声で、

 

「(お前等に一つだけ指示がある。 

Bクラスまで行ったら、周囲に誰もいないことを確認して物陰に隠れて、

ここに戻ってこい。良いな?)」

 

「(別に良いけどそんなことして何の意味が?)」

 

「(一応の忠告だ)」

 

「それじゃ、行ってこい」

 

う~ん、意味は分からないけど、雄二のことだから、作戦があるんだろう。 

 

僕達はCクラスに入ると、

バンッという音を立てて何かが飛び出してくる。

 

「ほぅ」

 

「結構うまく出来てるね」

 

モニター越しでも思ったけど上手に作ってあるなぁ。

あれは一反木綿だろう。古いカーテンを上手く使ってそれっぽさを醸し出している。 

怖いものは平気なんだけど、

薄暗い雰囲気とマッチしていて結構迫力があるよ。

 

「ア、アァァァアアアア」

 

後から声がしたので振り向くと、

血塗れで手足がおかしな方を向いている人影。 

あれは誰かの召喚獣だろうか。 

召喚獣が後ろから迫ってきているなんて、上手い演出だ。

 

「・・・」

 

「ん?どうしたの?妹紅」

 

「・・・なんでもない(二人きりは久しぶりだな・・・)」

 

いきなり妹紅が腕を組んできたから驚いた。

そうこう話てると、問題地点にたどり着いた。

 

「始めまして、お二人方」

 

「どうも」

 

「始めまして」

 

「・・・・・・・」

 

「「・・・・・・」」

 

「反応しないんですね」

 

「え?何がですか?」

 

「いや、私女だし」

 

「わかってますよ。しかし・・・魅力がないのかしら?」

 

「え?普通に美人だと思いますけど?」

 

すると小暮先輩は苦笑して、

 

「素で恥ずかしいことをさらりと言いますね」

 

「明久だし」

 

「?」

 

「まぁ意味がないみたいですし、先に行かれてもいいですよ」

 

先輩が道を譲ってくれたので先に行くと、

 

「・・・チェックポイントだな」

 

「来たね」

 

まじめそうな先輩方が現れた。

この人たちが相手か。

フィールドは・・・古文か・・・

 

「明久、私が行く」

 

「大丈夫?」

 

「任せといて」

 

「「「サモン!!」」」

 

古文

 

Aクラス 笹川勝司 278点& Aクラス 志野瀬孝太 298点

 

          VS

Fクラス 藤原妹紅 478点

 

「な!?400越え!?」

 

「ちっ!だがこっちは二人、倒してもう一人もやるぞ!!」

 

「明久に手出しはさせないよ」

 

妹紅の召喚獣は飛びあがり、

 

「蓬莱『凱風快晴 -フジヤマヴォルケイノ-』」

 

巨大な炎の塊を作り出し、投げ飛ばした。

 

「「・・・い・・・一瞬・・・」」

 

「うっし」

 

「おつかれ、妹紅」

 

「おう」

 

僕達はハイタッチをする。

 

 

 

__________

 

 

 

 

Cクラスも突破し、Bクラスにいるのだが・・・

 

「そろそろ引き返そうか」

 

「そうだな・・・」

 

「?どうしたの?」

 

「いや、あとでいい」

 

僕達は影を、死角を通るようにしてBクラスを出た。

 

「ふう・・・」

 

外に出ると叫び声が・・・

さっきのにまだうなされてる人がいるのかな・・・

僕はマイクとカメラの電源を切ると、

 

「明久」

 

「なに?」

 

「姫路と島田の事・・・どう思う?」

 

「え?」

 

いきなりどうしたんだ?

 

「何で?」

 

「いや、その・・・ただ、もし・・・もし告白されたりしたら・・・

受け入れる?」

 

妹紅はまるですがる様に、上目使いでこっちを見ていた。

 

「う~ん・・・」

 

はっきり言ってそんなことはないと思うけど・・・

もしそうなったら僕は・・・

そう考えるといろいろな顔を思い出す。

それは幻想郷の・・・家族のようで・・・大切な仲間であり、友達・・・

僕は妹紅の頭に手を乗せ、

 

「思いつかないかな、彼女達は友達・・・だしね」

 

「・・・そう・・・ね・・・」

 

「ほらほら、笑って」

 

僕は妹紅のほっぺをつまみ、伸ばす。

 

「ふぉにゅ!?ふむほむもふぁふぃひは!?」

 

「あはは(爆笑」

 

からかい過ぎたかな。

でもなんだか昔遊んでた時を思い出したよ。

 

 

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