お化け屋敷も成功し・・・
『いやー、結構面白かったな。装飾もかなり大掛かりだったし』
『流石は学園あげての騒ぎってところだよな。盆休みの間の一般開放も来てみるかな』
『先生たちがお化け役やってたりするんだろ? 高橋先生の召喚獣とか気になるよな』
『鉄人が出てきたらどうする?』
『・・・そ、それは大丈夫だろ・・・一般開放なんだから、人様に見せられる召喚獣を出すはずだから・・・』
『そうあって欲しいもんだな・・・』
肝試し終了後、補習と夏期講習の最終日という解放感や片付けは必要ないという学園長のお達しもあって、下校していく皆は晴れ晴れとした顔をしていた。 勝負で負けた三年生たちは若干悔しそうではあったけど・・・
「・・・吉井」
「何、霧島さん?」
「・・・屋上に行って。話があるそうだから・・・」
「?」
「・・・早く。咲夜がいるから」
「咲夜が?了解!ありがと霧島さん」
「・・・うん」
僕は屋上にむかう事にした。
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「どういう心境の変化だ?」
「・・・私は、ああやって、怖くても一生懸命になって頑張る人が好きだから」
「・・・そうかよ」
「・・・うん、凄く好き」
「何故それで俺の方を見る。俺には怖い物もなければ、頑張るなんて殊勝な態度もないぞ」
「・・・じゃあ、そう言うことにしておいてあげる」
「何か引っ掛かる言い方だな・・・」
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屋上に着くと、
「あ・・・明久・・・」
「そろそろ帰ろうか。明日からは本当の夏休みだし」
「そうね」
「実はさ、姉さんが戻って来るらしくてね、海に行こうって言っているんだ。
車も借りるみたいだし、皆で一緒に行こうよ」
「水着新調しなきゃかしら?」
「そう?」
「・・・さっき・・・」
「ん?」
「さっき、慧音にビデオを見せてもらった」
「あ、そうなんだ」
「ありがとね、明久」
「ふふ、どういたしまして。
でも・・・驚いたな~」
「なにが?」
「まさか咲夜があそこまでするなんてね」
この子は冷静そうで結構感情豊かだがそれほど表には出さない。
「さっき先輩たちを相手に啖呵を切ったの、凄く格好良かったよ」
「言わないで、後で後悔したんだから」
「僕は結構そういう咲夜の性格好きだけどね」
「・・・・・・」
「どうかした?咲夜」
「そうね・・・自覚できないなら分からせれば・・・」
なんかブツブツと・・・
「明久・・・」
「なn・・・!!!!?????」
え?え?咲夜の顔が・・・目の前で・・・
「・・・お礼よ・・・さ、帰りましょ」
咲夜は顔赤くしてそのまま屋上から出て行った・・・
今のって・・・
「キスだな・・・」
「キスよね」
「え?」
何時の間に妹紅と幽香いたんだ?
「とりあえず・・・」
「そうね・・・」
「え?二人とも?え?え?!!!!!?????」
とりあえず・・・驚くことしか出来なかったし・・・
3回される羽目になるとは・・・え?どういうこと?
わからない・・・
うん・・・忘れよう・・・それが・・・自分のためだ。
行動もダメだった\(^ω^)/