吉井家集合
夏休みに入り・・・
今日は姉さんが帰ってくる日だ。
「さてと、整備はこれでいいかな」
僕はタンスに隠していた銃、刀その他諸々の整備をしていた。
実際、刹那はほぼ全ての武器になれる為あまり要らないだろ、と思うかもしれないがいつも刹那に頼るわけにはいかない。
言うに刹那は神器、それもトップランクだ。
制御してるとはいえ、威力はものすごい。
『ピーンポーン』
「あ、かえって来たかな」
僕は玄関へと向かい、ドアを開けると・・・
「ただいまです、アキ君」
「ただいま、明久」
「元気にしてたかい?明久」
「え・・・母さんと父さん!?」
いや、二人が帰ってくるって聞いてないんだけど!?
「いや~仕事に空ができてね。数日だけ帰ってきたわ」
「さすがに亜樹奈との時間も作りたいしね」
「智久さん・・・」
「亜樹奈・・・」
「とりあえず上がって・・・」
長い黒髪に少し高めの身長、スーツを身に纏う吉井亜樹奈・・・わが母親と、
茶髪の茶色い目、優しそうな雰囲気を纏いながらもキリッとした吉井智久・・・わが父親は、
もう(ピー)歳になるのだがまだ20代にしか見えなかった。
「それよりも明久、聞いたよ?女子風呂に突っ込んだんだって?」
「父さん、わざと言ってる?」
「まさか、いかせん何も起こらないから息子は興味ないんじゃないかって心配してたけど、
取り越し苦労で安心したよ」
「どういう意味さ!?」
「だって慧音さんとかいるのにそういう話しないでしょ?明久は」
「母さんまで・・・」
「わたしだtt」
「「だけど玲、
「うぅ・・・」
さすがの姉さんも両親には勝てないようだ・・・
「そういえば武具は使ってるかしら?」
「いや、使うときなんてほぼ無いよ」
「あらそう・・・そういえば新兵器の情報もらったから教えてあげるわ」
この母は兵器の使用においてはものすごい才能を持っている。
と言うより武器の扱いがうまいのだ。素手だとそこまで強くなくても武器があれば・・・
多分妖怪・・・それも上位の相手は出来るほどに・・・
「ふむ、じゃあ僕は後で組み手をしようか。どれほど明久が強くなったか気になるしね」
「本当!?今度こそ勝つからね」
「ははは、頑張れ、息子よ」
父さんは・・・あえて言う勝てない。
総合的戦闘なら勝てるかもだが、物理戦闘・・・格闘戦になると勝つことが出来ない。
それほどまでの技術、戦闘能力を持っている。
本当、この二人は何者なのか気になる所だ・・・
「ところで仕事はどうなの?」
「あ~組織も壊滅できたし、後は前言っていた新エネルギーと文月のことくらいだね」
「いや、ホント何の仕事してるの・・・」
「内緒☆」
「姉さんも知らないんだよね?」
「はい」
本当・・・この親達は何者だろうか・・・
「何、心配しないで。普通じゃない会社なだけで問題はない」
「問題だらけでしょ!?」
でも・・・久々に家族が揃うってのは嬉しい・・・
オリジナル設定なのであしからず。