僕と幻想郷と召喚獣   作:只今更新凍結中

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親子対決

 

夜・・・そこは森の中・・・

 

「・・・ハァ・・・ハァ・・・」

 

僕は息を切らせ大の字で寝転がっていた。

 

「昔よりも強くなったね。ある程度は勝率は上がったかな?」

 

結果で言うと隣に座る父さんに5勝7敗・・・

 

「まだまだだな・・・」

 

「焦ったらダメだよ。まだ子供なんだ、自分の速さで成長しなくちゃ」

 

「自分の速さ・・・」

 

「僕も父にボコボコにされまくったからね~

明久は早いほうだよ。僕なんて父に勝率を上げ始めたのは20の頃だよ?

明久なんて始めて勝ったのは15の時・・・」

 

「それはみんなのおかげだよ・・・」

 

共有・・・この力の・・・

 

「でもそれを扱うのは明久自身・・・さ、休憩はできたでしょ?

 

 

 

立ちな、まだいけるだろ?」

 

また口調が変わってる・・・ある意味確かに僕は父さん似だね、こういうとこが・・・

 

「まさか・・・」

 

父さんは大剣を片手で持ち、肩に担いでいる。腰のホルスターには二丁の銃・・・

銃弾はゴム弾だが・・・

 

「しかしアレだな」

 

「なに?」

 

僕も大剣を背負い、1丁の銃を持つ。

 

「思いっきりDMCのダ○テとネ○だな」

 

この父も結構ゲーマーである。

 

「それは言ったら負けだよ」

 

僕は銃を構えると父さんも二丁の銃を構える。

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・」

 

静寂・・・しかしそれは始まりの合図でもあり、木の葉が丁度僕たちの眼線上に来た瞬間・・・

 

『『『ダンッ!!!』』』

 

三丁の銃から撃ち出された弾丸は互いにぶつかり合い弾き合う。

はっきり言ってありえないことだ。銃弾を弾くために銃弾を使う・・・

理論上可能でも常識上不可能・・・なぜなら人の目には飛ぶ銃弾は見えないし、

そんなスピードに反応できるはずがない・・・だがここではそれが行われた。

 

僕の銃は改造銃で銃弾は5発の大口径リボルバー。

外郭は紫からうば・・・もらったオリハルコンと緋緋色金と言う伝説の合金を使っている。さすが幻想郷。

 

まぁ、それは置いといて。なぜそんな物を使っているかというと強度もそうだが、オリハルコンの魔力伝導率である。

オリハルコンは魔力の伝導率がとても良く、吸収し溜め込むこともできる。まぁ溜め込みすぎると爆発する危険もあるけどね。

しかしその特性を利用して、あえて魔力を充電し、撃つ時にその魔力を弾丸に込めると・・・

超電磁砲(レールガン)に等しい弾丸を打ち出せる。実際レールガンも撃てるけど。

そしてこの銃は結構でかい。コレで殴るだけでも危険だ。(重量も重い。

 

僕らは互いに撃ち合い、球が切れたので左手で銃弾を投げ、サムピースをスライドさせシリンダーのロックを外して出すと、エジェクターで空薬莢を押し出し、宙を舞う銃弾を込める。

さすがに威力はあるとはいえ手数では父さんが上・・・

 

「ま、そこは仕方ないか」

 

僕は木の陰から飛び出し、横薙ぎに剣を振る。

 

「甘いぞ!!!」

 

父さんはそれを軽々と受けると、

 

「吹き飛びな!!!」

 

「くっ!!」

 

軽々と打ち上げると突進の構えを取りものすごい速さで突っ込んできた。

大剣の腹で受けたけど・・・あれってどう見てもスティンガーだよね!?

 

「Hey! What's up!(オイ!どうした!)」

 

完璧にダンテですありがとう・・・

しかし挑発に乗って冷静さを失うわけには行かない・・・けど、

 

「うるせぇぇぇぇえ!!!!!」

 

あえて乗る!!

僕は第三の手を作り出すと父さんに掴み掛かり引き寄せる。

しかし父さんは途中で腕を切り飛ばし体制を整え、

突っ込んできたので僕も対応し、

 

『キン!!キン!!キン!!・・・ガキンッ!!!!!』

 

数回切り合うがすべて弾き合い、鍔擦りの状態になり、

 

「Is that all you've got!?(それで本気か!?)」

 

あえて乗ってやるさ!!

僕は父さんを弾き飛ばすと大剣を投げ飛ばした。

 

「!?」

 

さすがにこの行動は読めなかったのか少し驚きながらも父さんは大剣を弾き、

 

「おまけだ!!」

 

近くにあった木を引っこ抜き投げ飛ばす。

 

「あぶな!?」

 

父さんはそれを真っ二つにするが・・・

 

『ガシッ!!』

 

「!!!」

 

僕はさっきの木を投げると同時に疾走し懐に潜り込むと襟を掴んで父さんを持ち上げ、

 

「Fuck you!(くたばれ!)」

 

十数回ほど殴る、蹴るを繰り返し、アッパーで打ち上げ左手に力をこめると、

 

「Jack pot!」

 

渾身の左ストレートを叩き込んだ。

てか父さんの乗りに流されてしまった・・・

 

 

_________________________

 

 

 

「やっぱり子供の成長が見れるってうれしいね~」

 

「やっと勝てたけど・・・手加減された感が否めない」

 

僕と父さんは帰路に着きながら話していると、

 

「そういえば明久」

 

「なに?」

 

「キスしたんだってな」

 

「ブッ!?」

 

なんでそんなことを!?

 

「衛星カメラで見てたからさ!!」

 

父さんはドヤ顔でそんなことを言った。

 

「・・・ハァ・・・うん・・・確かにされたね」

 

「・・・がんばれよ」

 

「え?」

 

どういう意味だ?

 

「・・・やっぱお前は僕似だね・・・」

 

意味がわからん・・・

 




東方編のほうはこちらに移動させる予定はないです。
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