目覚めた後の異変
朝目覚めてすぐにあることに気がつく。
それは右目のほうが色を持ちながらモノクロ・・・なんとも不思議な世界。
僕は洗面所へと向かい、
「・・・やっぱりか・・・」
鏡に映っていたのは左目は茶色、そして右目は・・・
虹色に輝いていた。
「刹那」
《多分能力の軽い暴走ね。この頃力を使うことなかったから》
この目・・・『
強大すぎる力は時として害となる。
それこそ本来ならこの力をもった瞬間消滅してもおかしくないらしい。
僕自身刹那のおかげで安定しているが刹那がいなかったらどうなっていたのやら・・・
《多分問題なく使ってたと思うわよ?》
「地の文に返答しないで。
しかしこのままは目立つよね・・・」
今日は始業式、二学期の開始で学校があるのだ。
「仕方ない」
僕は黒い布のようなもの・・・眼帯を創り出す。
「この程度ならそこまで疲れないけどね~」
そしてそれで右目を隠すが・・・
「普通に見えるな・・・」
僕の右目は何もないかのように世界を写していた。鏡には眼帯で隠れているけど。
「さて、学園は鉄人に説明するとして・・・」
「明久~起きてる?」
「まず妹紅たちへの説明からだな・・・」
明久はため息をつき、彼女達の待つ玄関に向かった。
「いや・・・驚いたわ・・・」
「そうね・・・」
「仕方ないじゃん」
僕達は文月に向かっているのだが、
「て言うより慧音の慌てっぷりがすごかったね」
「大慌てで永琳に電話掛けようとしてたものね」
「そこまですることかな・・・」
一応それは止めて説明したのだが慧音は顔を真っ赤にして学校に行ってくる!!と言って出て行ってしまった。
「今更だけどみんな過保護すぎるんだよ」
「「そうさせる原因は明久でしょ」」
「おう・・・」
結構グサッと来たよ・・・
「おはよう」
いきなりかけられた挨拶に僕は前を見る。
まあ誰かわかってるけどね。
「西村先生おはようございます」
「鉄人、おはよう」
「おはようございます」
「あぁ、それより藤原、前から言ってるが鉄人はやめろ」
いつものことながら鉄人は朝早くから校門に立ってるよな~
「それよりも吉井、その右目はどうした?」
「あ~・・・実は物貰いか腫れちゃったんですよね~」
「そうか・・・ならば治るまでは観察処分者の仕事は免除にしておこう」
「え?別に・・・」
「もしそれで怪我でもしたらそちらのほうが問題だ」
「わかりました」
それなら言葉に甘えさせてもらおう。
僕達は教室に向かい、まず襲いかかって来たFFF団を幽香と妹紅が行動開始と同時に殲滅した・・・
いつも思う、こんなことせずに普通にしてたら持てそうなのにな・・・と。
そして・・・
「よう、明久。それどうしたんだ?」
「あ、雄二おはよう。実は腫れちゃってね~」
「大丈夫なのか?」
「うん、永琳いわくすぐ治るって」
それよりも美波と姫路さんがいないね・・・
「・・・明久」
「ムッツリーニ?どうかした?」
「・・・写真、現像した」
そう言って広げられる写真、集合写真やあの別荘の時のだね。
「変なのは写してないよね?」
「・・・当たり前、約束は守る」
この頃ムッツリーニは幽香たちの写真とかは売りに出していないそうだ。
「・・・とりあえずこれは明久達の分」
「ありがとね」
そう話していると、
「失礼する。坂本はいるか?」
そう言って入って来たのは・・・
「平賀君?」
「Dクラスの代表がなんだ?宣戦布告か?」
普通そんなことする意味はないんだけど・・・
「・・・・・・実はその通りなんだ」
なにかありそうだね・・・
一応pixivで投稿しているもののコピー完了