放課後の保健室
「本当に大丈夫なのよね?」
「大丈夫だって」
「とりあえずそこに寝といてね」
只今此処には幽香、妹紅、咲夜、慧音、アリス、永琳、そして紫と現代に来ている皆が集合し、
僕は永琳が作った機械で検査されていた。
「……」
「どうかしら?」
「問題はないわ。肉体の変質とかも起ってないし」
「良かった……」
「もう…自分でいつも人だとか言いながら変質したらどうするつもりだったのよ」
「その時はその時かな~」
「「「「「……はぁ…」」」」」
なぜため息をつく…
「清水さんの件からある程度変わったのは自覚してましたが…」
「ここまでなるようになるさタイプになるとは…」
「まぁ問題無いしいいだろ」
「さて…今回その『
「明久、あまり理を
でも人である肉体である以上、それに耐えられなくなるわ」
「そのせいで能力弱体化してるんだから…」
「うん」
《使うにしても神眼を発動してずれた状態じゃないと人であったということに戻れなくなるよ?》
「ごめん、みんな」
「しかしすごい能力だよな…」
「意識的じゃなくても無意識でも発動…まぁ無意識に方はある程度ストッパーはあるみたいだけどね」
「私の境界の力も規格外だけど…やっぱり明久のほうが規格外よね」
「「「「「「うん」」」」」」
まぁ確かに理を変えれる…と言うのは反則だ。しかしこれでも難点がある。
もし『死』と言う理をなかったことにするとしよう。しかしこれを行うと過去に死んだ人がいると言う矛盾が発生する。おまけで死と生は背中合わせであり、片方が消えることによりバランスが崩れるのも確かだ。
「だからちゃんと書き直して元に戻したよ?」
「それやること自体が問題なんだよ!!!」
「……はぁ…『我で在るが故に理を捻じ曲げる程度の能力』…『あらゆる状況下で我を貫く程度の能力』でもある意味あり得ないのにそれが劣化版ってのが釈然としないわね…」
「言っては悪いけど『力を共有し昇華させる程度の能力』も十分規格外よ」
『グサッ』
「おう…」
「『我で在るが故に理を捻じ曲げる程度の能力』、『あらゆる状況下で我を貫く程度の能力』、『力を共有し昇華させる程度の能力』、『
もう十分人間やめてるわよね」
「あうっ!?」
「おまけで龍人化。おめでとう明久。神にもなれるわよ」
おい馬鹿止めろ!!と言うか心理の世界でおいでおいでするな~!!
「と言うか刹那!!なんで具現化してるのさ!!」
僕はイスに座り此方を見る金髪銀眼の女性…刹那の方を向き突っ込みを入れる。
「え?空気を読んで?」
「さすがね」
「あたりまえじゃない。さて、明久。手」
僕は左手を出すとそれを刹那は胸の前で抱くように持つ。
「思うんだけどさ、これって実体化しないとできないの?」
「いえ、いつもの状態でもできるよ?」
「おい!?」
「雰囲気ってやつよ」
刹那は笑い…そして体から力が抜ける感覚がおこる。
「……よし、これで大丈夫」
鏡を見ると右眼は通常の茶色に戻っていた。
「こればっかりは私たちじゃできないものね…」
「そうね。器と心を共有してる私だからこそできる…って言ってもいいわね」
「ありがとう」
「じゃあ私は戻るわ」
すると刹那は光に包まれ…左手の中指に指輪として付いていた。
「「「「「「「「……おい…」」」」」」」」
《冗談が通じないわね…》
もう一度光ると今度はちゃんとひし形の結晶に変わった。
「冗談でも限度があるよ?」
《薬指につかなかっただけ有情だと思うけど?》
「ほう…それは私達に喧嘩を売ってると取っていいのかしら?」
「そうね」
「笑えない冗談じゃない…」
《何言ってるの…
分かり切ってることじゃない》
『ブチッ』×7
「ちょっともう一回具現化しなさい」
「さすがにその言葉は頂けないな…」
「あら、存在の理の意思に勝つつもりかしら?」
刹那はもう一度具現化し腕を組みながら皆を見つめる。
「甘く見ないでくれないかしら?」
「その余裕いつまで続くかしらね?」
8人の殺気に保健室が軋み、悲鳴を上げる…
しかし…
「ねぇ…何やってるのかな?」
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
彼女達はさっきまでとは一転し、冷や汗を流し始め…明久を見る。
「ちょっと…そこに座りなさい♪」
そこには笑顔と言う名の終焉を張り付け虹色の両眼を爛々と輝かせる明久…
「「「「「「「「……ハイ…(終わった…」」」」」」」」
ある意味何時もの風景が行われるのだった…
ちなみに明久に刹那がやったのは過剰な力を霧散させる、と言うのです。