先攻は僕達となったのだが、
『バッターアウッ!!』
「すまない!!」
「仕方ない、点差が点差だからな」
「あの時のエロイ格好の先輩を見つけれなかった」
「それは残念だ」
「お前ら試合に集中しろ!!」
とりあえず馬鹿なことやってるよ……
さて、ちなみに守備は。
1番 サード 島田美波
2番 ファースト 福村幸平
3番 ピッチャー 坂本雄二
4番 ショート 須川亮
5番 キャッチャー 吉井明久
6番 センター 土屋康太
7番 セカンド 藤原妹紅
8番 ライト 柴島麻斗
9番 レフト 木下秀吉
ベンチ 風見幽香、姫路瑞希、副崎秀樹
「へへ、貧相な点数だな~」
相手はあの変態の片割れである。
「追い待て、今俺の名前変えなかったか?」
仕方ない、
変態1「おい!!読みがおかしいぞって、変態ってつけんじゃねぇ!!!」
さて次は雄二か。
「流しやがっただと!?と、とりあえず手前で三者凡退だな!!」
この変態先輩はお化け屋敷のあれで何も学んでないのだろうか?
「へっ、やれるもんならやってみろよ、
化学
3-A 夏川俊平 244点
vs
2-F 坂本雄二 109点
先……メンドイ、変態の召喚獣が第一球を振りかぶって投げる。
『ストライッ!』
最初からど真ん中に直球。
「へっ、手が出せないようだな」
キャッチャーから返球されたボールを受け取り、第二球目を投げる。
『ストライク!』
またしてもど真ん中直球。
雄二は何を考えているのだろうか?
「なんだ。随分大人しいじゃねぇか」
「様子を見してんだよ。次でぶっ飛ばすためにな」
「様子見?ハッ!正直に言えよ。本当は単純に手も足も出ないだけなんだろ?」
「……」
挑発で甘い球を?いやそれは考えにくい。
じゃあ……
「けっ。ジーッとボールばかり見やがって。男気のねぇ連中だな。そんじゃ、コイツでトドメだ!!」
変態が第3球を振りかぶって投げてくる。
雄二はそれを待っていたかように、召喚獣にバットを全力で振らせた。
空中を滑るように雄二の頭めがけて放たれるボールと、
それと交差するように敵の顔面めがけて放たれるこちらの金属バット。
互いに全力をこめた必殺の投擲は、緊張の一瞬を経て相手へと到達する。
「「───って危なぁーっ!!」」
向こうの投げたボールは雄二の召喚獣のこめかみを、
雄二が投げたバットは向こうの鼻先を掠めて飛んでいった。
「「おのれ卑怯なっ!!」」
「どっちもだろ……」
雄二はなにがやりたかったんだ……
『ストライク。バッターアウト』
今の雄二の投擲行動がスイングと判断されて、三振となる。
これで3アウトなのでチェンジだ。
と言うか危険球についても何か言おうよ先生……
「すまん。これは警戒されたかもしれん」
「問題ないよ。今の失敗はピッチングで取り戻せば良いしね」
「……皆でフォローするから心配ない」
「土屋の言うとおりね。私達もフォローするから心配いらないわ」
「一見普通の会話に聞こえるが中身は最悪じゃな……」
「コイツら、スポーツマンシップって言葉知らないのかしら……」
「警戒とか、敬遠とか、野球って色々な専門用語があるんですね」
「あるけど皆が言ってるのは間違ってるからね」
「よしっ。じゃあいくぞ。野郎共、きっちり打ち取れ!」
「「「っしゃぁーっ!!」」」
「明久、頼んだぞ」
「了解」
雄二達はそう言葉を交わすと守備位置についた。
マジでやったら退場になるし怪我するからやっちゃだめだよ?