僕と幻想郷と召喚獣   作:只今更新凍結中

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さぁ、これにて野球編終了である。


返却と悲しみと謝罪の印

『───体育祭総合優勝、3-D。代表者は前へ』

 

『はいっ!』

 

野球大会を終えて、最終種目のクラス対抗リレーの後は閉会式。

全学年の生徒はグラウンドに整列して、優勝クラス達の表彰を見守っていた。

ちなみに僕達は、学年1位、全体では4位。

借り物競争は無得点かと思えば、数人ごり押しで通したらしい。

まぁリレーとかもがんばったし、妥当な順位だろう。(出場競技全て1位を取ったコイツのせい

 

『───生徒・教師交流召喚獣野球。優勝、2-F』

 

こちらは皆小声ながらも嬉しそうに騒いでいた。

 

『───それでは、これにて文月学園体育祭を終了します』

 

各競技の優勝クラス発表と学園長の長ったらしい話も終わり、これで全プログラムは終了。

 

「さあ、俺たちのお宝を返してもらおうか!」

 

「俺のDVD!俺の写真集!俺の抱き枕!」

 

「俺の聖典(エロ本)!俺の宝物(エロ本)!俺の参考書(同人誌)!」

 

口々に没収品の返還を要求するクラスメイトたち。

ちなみに没収品は全クラス返してもらえるそうだ。

え?また何かしたって?何もしてないよ。ただ学園長と話しただけさ。

没収品を景品に、とは言ったけど優勝者のクラスだけ(・・)とは誰も言っていないもんね(笑)

まぁ、妥協案は出したけどね。

鉄人はFクラスの皆を見て溜息を付き、

 

「・・・・・・まぁ、約束は約束だ。没収品は返還しよう」

 

と言った。

 

「「「よっしゃあー!」」」

 

「では、この紙に没収された品と名前を書いて提出しろ。後日には返還する」

 

「「「はーい」」」

 

返事のいいFクラスの皆。

こぞって鉄人から紙を受け取って没収されたものを書いていく。

そして、それを受け取った鉄人は。

 

「よし、では後日これに書かれた没収品は、きちんと郵送(・・)するからな」

 

「「「……え?」」」

 

妥協案。それは、

 

「宛名はお前達の保護者になる。到着を楽しみにしていろ」

 

郵送であった、親への。

 

「「「のおぉぉお!!!!!」」」

 

Fクラスの面々は崩れ落ちて行った。

向こうではほかのクラスの人も嘆いているようだ。

 

「あほらしいわね」

 

「帰ってくるだけマシだと思うけどね」

 

まぁ確かに。(ある意味取られていないから言える事

 

「さ~てと。私は用事を済ませてくるわ」

 

「用事?」

 

「えぇ、とっても大事な用事♪」

 

幽香は笑ってAクラスの方へと歩いて行った。

なるほど、確かに大事な用事だね。じゃあ僕はあの馬鹿をけし掛けるか。

 

 

 

_______________

 

「まぁこんな感じで勘違いしてたらしいわ」

 

「……うん。ありがとう、幽香」

 

私は事の真相を伝えると翔子は少し俯き、

 

「……ちゃんと聞かないで叩いちゃった。私、雄二に謝らな……」

 

「謝るとしても、後ね」

 

「……え?」

 

「だって坂本にも非が在るもの。ちゃんと入っているもの確認しないであの一言は無いわ」

 

確認するタイミングは何度も合った筈だからね。

 

「……」

 

「だから……坂本が謝ってきたら……」

 

「……うん」

 

「何か謝罪の印に貰いなさい。そうね、キスなんてどうかしら?」

 

「ふぇっ」

 

あらあら、顔真っ赤にして。初めてここまで表情を出したところを見たわね。

 

「……幽香は?」

 

「なにかしら?」

 

「……幽香も吉井と喧嘩した時……」

 

「そうね……」

 

思えばそこまで喧嘩という喧嘩は……

いや、結構してるわね。

 

「結構頼んでるわね。でも……キスとかはせがんだこと無いわね」

 

「……なんで?」

 

「恥ずかしいじゃない?ある意味第三者だからこそ言えることだし」

 

「……ふふっ」

 

この歳で(BBAとか言った奴は畑の肥やしね)恥ずかしいっておかしいと思うかもしれない。

でもいざ頼もうとしたら息が荒れ、動機が速くなるのだから仕方ない。

でも、苦に感じないのも確かだ。

 

「……とりあえず、頑張っちぇみりゅ」

 

「噛みまくってるわよ」(苦笑

 

「……恥ずかしい」(真っ赤

 

すると向こうに坂本が見えた。

多分明久がたきつけたのだろう。

 

「……がんばってね」

 

お邪魔虫は退散するとしよう。

さて、私も御褒美でも貰おうかしら?

あ~でも流石にキスは恥ずかしいから無理だわ……

そのシーンを想像し、赤くなった顔を抑え明久達の所に戻ることにした。

 

 




野球編終了しました。
この作品書き始めて約1年半。長かったですね……



前振りでなんか完結の流れに!?
一応この章で一時~編は終了です。
理由?今手持ちに7巻までしかないからですよ。
さて、アンケート作品書き始めるかな。
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