・学力は普通位をキープ
・家庭科部に所属
・当たり前ですが、バカテスキャラは居ません
僕の朝は早い。
「……何してるの?姉さん」
「あら、起きてしまいましたか」
まずこの上に跨る姉をどうにかしなければ……
「玲、明久はまだおきな……なにやっているのかな?」
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「明久、すまねぇ!!ノート写させてくれ!!」
今僕に土下座しているのはクラスメイトの野園正人である。
「またなの?確か昨日も貸したよね?」
「え……アハハハ~」
「まぁ、ほい」
「サンキュッ!!」
しかし学籍普通の僕に借りるのはどうかと思うんだが……
「吉井君」
「うん?崎橋さん、どうかした?」
学年トップと名高い崎橋栖々希。
一年次より同じクラスなのだが、結構話す間柄だったりする。
「この宿題の公式……解けた?」
「あ~これね。実は先生に言っとこうと思ってたんだ」
「?」
「これ、二次関数なんだよ」
「え、それって……」
「うん、高校問題」
「流石にそこまでは解けないよ……」
彼女は気落ちしたように肩をすくめ、
「……(ジーッ」
「どうかした?」
「何でもない(何時も思うけど、なんで吉井君はそう言うこと知ってたり、教えるの上手いのにテストの点数低いんだろう)」
「?」
なんかよくジッと僕を見てることが多いがどうかしたのだろうか?
「あ、そういえば……駅前にクレープ屋が出来たの知ってる?」
「うん。噂程度にはね」
「あそこ美味しいらしいって。友達と行くけど吉井君も来ない?」
「友達って……女子のだよね?」
「うん」
「いや、僕かなり浮くと思うんだけど……」
「別に問題ないよ?」
「あ~うん、別にいいよ」
「よかった。今度の土曜ね」
崎橋さんはそう言うと笑顔で席へと戻っていった。
「ヒューヒュー
モテる男はつらいね~」
「正人、写し終わったの?」
「おう、ばっちりだ」
「そう言うのは威張れることじゃないよ」
「で、さっきの話だが……お前誰狙いだよ?」
誰狙い?
「やっぱ崎橋か?アイツ頭良いし、可愛いもんな~ファンクラブあるくらいだし」
「へ~」
「へ~ってお前言っとくけどファンクラブから要注意人物って言われてるんだぜ?」
「なんで?」
「だって崎橋と結構親しいだろ?」
「まぁ1年の時からクラスメイトだからね」
「それ以外にも生徒会長からも目付けられてるし」
「アレには困ってる……」
あの人の相手は結構疲れるんだよね~
「今考えるとさ、お前の周り女子多くね?」
「そうかな?」
「で?お前誰狙いなのさ?そん中で好きな奴いんの?あっちは満更でもなさそうだし」
「「「……(聞き耳を立てている)」」」
あ~誰狙いってそう言う意味か。
「ないない、僕みたいなのがあるわけないじゃん」
「お前マジで言ってるのかよ?」
「皆可愛いし、僕みたいなのを相手にしないって」
「……お前……いつか後ろから刺されそうだな、男子に」
「え!?恐ろしい事言わないでよ!!と言うか、それって普通女子じゃない?」
「お前ならなさそうな気がした」
どう言う意味さ……ところで皆はなぜ顔を隠してるんですか?
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お昼休み。
僕と崎橋さんと正人で弁当を広げていると、
『バンッ!!』
「たのもう!!明久は居るかしら?」
はぁ。
『ガシッ!!』
「おろ?」
僕は勢い良くドアを開けた人を持ち上げ、
『スッ、パタン』
廊下に出すとドアを閉め、
「さぁ、食べようか」
「おい!?それでいいのか!!」
「何時も思うけど吉井君のお弁当すごいよね」
「スルーなのか!?今のスルーするのか!?」
「なにいきなり追い出すのよ!!」
正人の突っ込みに勢い良く反応する女子。
「仮にも先輩なのよ!?少しは違う対応しなさいよ!!」
この人、生徒会長の九雀柚月先輩である。
「さぁ、明久!!今日こそ返事を……」
「お断りします」
「速い!?少しは考えてくれてもいいじゃない!!」
「このやり取り何度目だと思ってるんですか。僕は生徒会には入りませんよ」
この人は良く僕を生徒会に(手伝いとして)入らないかと勧誘してくる。
「何でよ~」
「言ってるじゃないですか、僕みたいな一般人が入るような場所じゃないですって」
「それ本気で言ってんの?」
はて?先輩からそんなこと言われる筋合いは無いと思うのだが……
「先輩、流石に吉井君もこう言ってるんですから諦めたらどうですか?」
「あら?別に貴女には関係ないでしょ?」
「クラスメイトだから迷惑してたら助けるに決まってるわ」
「迷惑って……言ってくれるわね……」
「事実でしょ?」
『ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!』
あ~ご飯おいしいな……(現実逃避
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やっと放課後になった……
部室に行くかな。
「失礼します~」
「あっこんにちは、先輩」
「こんにちは、東風谷さん」
この子は東風谷早苗、部活の新人だ。
結構筋がいいので部長は結構可愛がってたりする。
「部長は?」
「部長の集会らしいです」
しかし何を縫ってるのだろうか?
「何作ってるの?」
「あ、ハンカチを。神奈子様にあげようかと」
一時噂で、この子には神が見えると噂されていた。
まぁ、僕自身それは真実かもしれないと思ってたりする。
「そっか、ここ紅葉にしたら?」
「あ、それ良いですね。ありがとうございます」
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さて、今日もこれと言って問題なかったな。
特に部長がいなかったのも重要だ。
あの人は何かと絡んでくるからね~
「うん?」
向こうの方で男性がうちの学校の女子に話しかけており、女子は困ったように慌てていた。
リボンカラーからして後輩か。
「どうかしたの?」
「え?あ、先輩ですか?実は……」
女の子はそう言って男性を見ると、
「Wurden Sie einen Weg erzahlen, obwohl er zu einer Station gern ginge?」
あ~なるほどね。
「Es ist gut.Wo ist es?」
どうもこの人は駅の行き方を聞きたいらしい。
どこの駅かと聞くとメモを見せてくれた。
ここなら……
【少年説明中】
「Danke.」
「Sie sind willkommen.」
男性は手を振り、言った通りに歩いて行った。
「先輩、すごいですね!!」
「君も頑張れば出来るよ」
僕は何気なくその子の頭を撫で、
「あ、ごめんね?」
「え、あっいえ、大丈夫です……」
風邪か?
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「アキ君、今日女の子を撫でてるのを見ましたよ?」
家に帰ると鬼の形相の姉さん。
父さん達は……いない。
さて、どうやって逃げようかな?
え~内容が謎の隙間旅行ですが、実はコラボ?みたいなのを数話書こうかと。
これで他作者様の作品とコラボするのですが……
そのお相手は……
弧狗狸さんのバカと八雲と人形使いでーす。
ちなみに案内のとこの言語はドイツ語です。