「よし、旅をしてみよう」
「「「はぁ……???」」」
いきなりの明久の言葉に、共にお茶を飲んでいた、紫、霊夢、藍は呆然とする。
「いや、なんかして見たいと思うじゃん?」
「ここでお茶飲む方がいい」
「分からなくも無いですが……」
「どこを旅するの?幻想郷はもう制覇しちゃったでしょ?」
「隙間のランダム跳びで着いた場所」
「「「却下!!」」」
「え~」
「ランダムって……帰って来れなかったらどうするつもりですか!!」
「ただでさえ、私の能力其処までまだ使いこなせてないでしょ!!」
「え?使えるよ」
「「「は!!??」」」
「精神の隙間とかはあまり好きじゃないから使わないだけで……
使えるよ?」
「………何時からかしら?」
「高1の後期くらいから……」
「……………
そう言う重要なことは先に言いなさ~~い!!!!!!!!!!!!!!」
こうして紫に怒られた。
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「いい?前にも言ったけど私の方が詳しいんだから今度から聞きなさい!!」
「ごめん」
「で?使えるにしても帰りはどうするのよ?」
「これ使う」
僕は昔紫に貰った札を出す。
「それは……」
「これって目印にもなるからね」
「そうなの?」
「うん、前並行世界行った時気づい……」
あ……なんか紫から黒い気が……
「平行世界?まさかそんなとこへ跳んでたの?」
「あ~あの時は事故だったからさ」
「……私でも扱いが難しい事象なのに……
やはり明久の能力のせいかしら……」(ボソッ
「どうかした?」
「なんでもないわ。
にしても平行世界ね……
まぁ、過去にも跳んでて帰ってこれたから問題ないわね」
「お土産よろしくね~」
僕が言っては何だけど、心配とかしないのかい?
「明久だし。帰ってくるんでしょ?だったら問題ないわよ。
私は明久の行動を縛る気はないし。
帰ってこないなら別だけど。」
霊夢はそう言うと煎餅を齧る。
「それもそうね、明久の放浪癖なんて今さらだし」
「其処までひどくないよ!?」
「教えてくれただけマシと思いましょう」
「藍もひどいね!?僕をなんだと思ってるのさ!?」
「旅好きのドS」←霊夢
「自動旗生成機」←紫
「ド鬼畜で絶倫な朴念神」←藍
「其処まで言う!?てか旗生成機ってなにさ!?」
てか、藍!!君が一番酷いよ!!
「自覚無いからたち悪いのよ」
「本当この明久のたらし、どうにかならないかしら?」
「無理ですよ。治ってるなら当の昔に解決してます、紫様」
「うわ~ん、皆酷いや~い!!」
僕は隙間を開き、
「……行って来る」
「気をつけてね~」
「帰ってきなさいよ」
「ご帰宅、お待ちしてます」
「うん」
その中へと飛び込んだ。