僕と幻想郷と召喚獣   作:只今更新凍結中

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自己紹介、案内、半妖

「さて、粗方片付いたわね」

 

FFF団は屍の山のようになり、鉄人がそれを運んでいた。

 

「なぁ、あの先生人間か?」

 

「人間ですよ」

 

「噂には聞いてたけどすごいね」

 

FFF団は校外でも同じような行動をしているらしいのだが……

よく警察に捕まらないよね……

 

「おっと、自己紹介がまだだったな。

明久とは中学での付き合いだ。

名前は野園正人、よろしく」

 

「どうも、風見幽香よ」

 

「藤原妹紅」

 

「十六夜咲夜です」

 

「……私は崎橋栖々希です……」

 

崎橋さんはじっと3人……いや、幽香を見ていた。

 

「とりあえずよろしくな。

それにしても明久、お前すみに置けないな~

こんな美人3人と幼馴染なんて」

 

「野園さん、それはちがいますよ」

 

「え?あ~あと正人って呼んでくれないか?

あまり苗字呼びは好きじゃないんだ」

 

「善処してみるわ。

話を戻すけど3人だけじゃないわよ」

 

「何……だと……?」

 

「あそこにいる3人もですし、まだいます」

 

咲夜はアリス達の方を指差しそう答える。

 

「……なぁ、明久」

 

「なに?」

 

「さっきの奴らじゃないけどさ、切実にもげてくんねぇか?

てか爆発四散してくれ」

 

「なに恐ろしいこと言ってんのさ!?」

 

「いや、これは男子の殆どが思うことだぞ?絶対」

 

「え~」

 

「正人、言っても無駄よ。明久のこれは10年くらい前から変わらないもの」

 

「幽香、君はどっちの味方さ」

 

「自分よ」

 

幽香は胸をはりながらそう答える。

ちなみに、周りの男子はそれにより強調されたものに目がいってるのだが。

 

 

 

_______________

 

 

「さて、帰るかな……」

 

元々土曜だし、部活等にも入っていないので僕達は帰ろうかとし。

 

「あ、吉井君」

 

「あれ?崎橋さん、どうしたの?」

 

「いえ、校内を……あ、風見さん。

案内頼んでもいいですか?」

 

……

 

「いいわよ」

 

「え?校内の案内なら……」

 

「あら、女子トイレとかまで案内するの?」

 

「失敬。幽香、案内お願いね」

 

「分かってるわよ」

 

「……じゃあ、お願いしますね」

 

……何も無ければいいのだが。

 

 

_____________

 

 

「さてと、で?私に何の用かしら?」

 

「え?それは……」

 

「あら?隠さなくていいわよ?

わざわざ明久から遠ざけたかったんでしょ?」

 

崎橋……栖々希と言ったかしら。

彼女は一瞬驚いたような表情をし、

 

「……ばれてたんですね」

 

「殺気出しすぎなのよ」

 

「貴女……どう言う目的で吉井君に近づいてるの?」

 

「……あら、唯の昔馴染みよ」

 

「昔馴染み?……妖怪である貴女が?」

 

「……別にいいでしょ?」

 

「そうかも知れないわね……でも」

 

外に出ていたため風が舞い、髪が靡く。

 

「私は私の意志で近くに居るのよ」

 

「そう……でももし、吉井君に手を出すなら……私は貴女を……」

 

「あら、やれるの?……半妖さん……」

 

「だまれ!!」

 

風が靡き、彼女の眼帯に隠された右の顔が露になり、

 

「私は……彼を守る!!」

 

彼女は眼帯を外すと金色の瞳が露になり、頭に狼の耳。

そしてスカートより、大き目の黒い獣の尾が現れる。

 

「……人の話を聞きなさいよ」

 

「五月蝿い!!」

 

次の瞬間、栖々希は爪を尖らせ幽香の胸元に向かって突き出した。

しかし幽香はその爪を指で挟むようにして受け止める。

 

「くっ!?」

 

「話を聞きなさい。私と明久が昔馴染みなのは事実よ」

 

「……」

 

「明久は……私を妖怪だと知りながらも共にいるわ」

 

「……え?」

 

幽香の言葉に殺気立っていた栖々希は驚きの小さな声を上げた。

 

「そう言うわけだから。この喧嘩は意味が無いのよ」

 

「え?ちょっと」

 

「明久を待たせてるのよ」

 

「よし……明久君は……なんて言ったんですか?」

 

実際気になるかもしれない。自分が人ではないと伝えた時……

 

「自分で聞きなさい」

 

「……」

 

「わからないなら悩みなさい。

私から言えるのはそれだけよ」

 

私はかばんを持ち、校門へと向かう。

ハァ……

 

「本当、明久のアレ、どうにかならないかしらね。

……我慢するこっちの身にもなりなさいってのよ」

 

私はぼやき、明久の待つ校門へと向かった。

 




ね……ねむ……い………
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