僕と幻想郷と召喚獣   作:只今更新凍結中

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Bクラス戦開始と噂

Fクラス

 

「さて皆、総合科目テストご苦労だった」

 

翌日、昨日から跨いでやっていたテストがようやく全科目終了。

 

大体平均65位かな?

 

「午後からBクラスとの試召戦争に突入する訳だが、殺る気は充分か?」

 

『『『『おおぉぉぉぉーーーーっ!!!!』』』』

 

殺る気って…あ、ちなみにBクラスの宣戦布告は須川君が(幽香に脅されて)行きました。

予想どうり雄二は僕を行かせようとしたみたいだけどね。

 

「今回の戦闘は敵を教室に押し込む事が重要になる。その為、開戦直後の渡り廊下戦は絶対に負ける訳にはいかない」

 

『『『『おおーっ!!!』』』』

 

「そこで、前線部隊は姫路瑞希に指揮を取って貰う。野郎共、キッチリ死んでこい!」

 

「が、頑張ります」

 

『『『『うおぉぉぉぉーーーーっ!!!!』』』』

 

姫路さんと一緒に戦えるとあって、前線部隊の士気は最高潮。

その姫路さんは、そんな皆のノリに追いていけないらしく若干引き気味だ。まぁ、それが普通だよね。

 

「先陣は…」

 

「僕と幽香と妹紅とで行くよ」

 

「じゃあそれで頼む」

 

「了解」

 

「前回は出来なかったけど楽しみね」

 

幽香…なんていうかごめんね…

 

 

『キーンコーンカーンコーン――』

 

 

「よし、行ってこい!目指すはシステムデスクだ!」

 

『『『『サー、イエッサー!!!!』』』』

 

昼休み終了のベルと同時に、ダッシュで教室を飛び出してBクラスへ向かって全力疾走。敵を教室に押し込む事が目的なので、とにかく勢いが重要となる。

 

 

「ま……待って…、下さ〜〜い…」

 

 

だからいきなり指揮官が出遅れてるけどもいちいち構っていられない。

さっき雄二も言ってたけど、渡り廊下の戦闘は絶対に落とせないから、戦力も五十人中四十人を注ぎ込んで勝ちに行く。その代わり教室がほぼスッカラカンになっちゃうけど。

今回のこちらの主武器は数学。Bクラスは比較的文系が多いのと、担当教師の長谷川先生は広範囲の召喚フィールドを展開出来るという理由だ。他にも、英語Wの山田先生と物理の木村先生もいる。

 

「いたぞ、Bクラスだ!」

 

「高橋先生を連れているぞ!」

 

数は大体十人程度。あくまで様子見って所かな?

 

「いくよ!!」

 

「「「「「おぁ!!!!」」」」」

 

Bクラス戦が開始された。

 

 

 

 

総合

Bクラス モブA 1947点

     VS

Fクラス モブA 723点

 

 

数学

Bクラス モブB 137点

     VS

Fクラス モブB 68点

 

 

物理

Bクラス モブC 140点

     VS

Fクラス モブC 71点

 

 

圧倒的だ…「「「「「「ていうか、あつかいひどくないか!!!???」」」」」」

 

なんか叫んでるけど無視して早くフォローしなきゃやばい!!

 

「幽香!!妹紅!!…いくよ!!」

 

「えぇ、わかったわ」

 

「わかった!!」

 

 

「「「サモン!!」」」

 

前回僕と妹紅の召喚獣は説明下から省くとして、幽香の召喚獣は…うん私服(原作以下略)に傘を持ってる。あとなんていうか、猫耳と尻尾って…

 

気にしないでおこう…相手は、っと

 

 

英語W

 

Fクラス 風見幽香 345点

     VS

Bクラス モブD 121点

 

 

数学

 

Fクラス 藤原妹紅 198点

     VS

Bクラス モブB 119点

 

妹紅は得意科目じゃないけど点数が勝ってるから問題はないかな…えっと僕は、っと

 

物理

 

Fクラス 吉井明久 71点

     VS

Bクラス モブN 188点

 

ローマ字が飛んだだと…

 

まあ冗談はほどほどにして、

 

「「「おい待て!?なんだよあの点数!!??」」」

 

「なんかホント驚いてばっかだな」

 

「まぁ、いいじゃない」

 

「お~い二人とも僕の心配はしないんだね…」

 

「「当り前でしょ(だろ)」」

 

ですよね~まぁ…

 

「勝てないこともないけどね」

 

「な、雑魚のくせに!!」

 

あれは…ハルバートかな?それで相手が斬りかかってくるけど、

 

「ほいっと」

 

『ガッ、ドカッ』

 

「な…」

 

先端付近を地面に抑え込めばなれない操作じゃ動かせないからね。

 

「ほら、隙だらけだよ」

 

『ズバッ!!!』

 

モブN 109点

 

やっぱ一撃じゃ無理か…なら召喚獣でもできるか練習として!!

 

「…散れ」

 

ー閃鞘・散華時雨ー

 

まるで雨のごとく高速で刺突を行う…この技の利点は密度を調整して、小範囲か広範囲かわけれるとこである。

 

モブN 0点 戦死

 

「な…負けた?」

 

「嘘だろ!?あんな明らかに雑魚っぽい吉井の召喚獣にやられるなんて!?」

 

「気を引き締めろ!奴らをただの雑魚だと侮るな!Dクラスに勝ったのはマグレじゃないかもしれない!」

 

うん…あんまり上手く出来なかったな…要練習だ。

 

「お、やっぱり勝ってるな」

 

「うん、妹紅も勝ったみたいだね」

 

「当り前だ」

 

「明久…さっきの技…」

 

「ん?あぁ、やれるかやってみたんだけど要練習だね」

 

「あれでか…」

 

だって違和感があるんだもん。

 

「隙殺り!!」

 

声だしてる時点で隙じゃないよ。

僕は後ろから襲ってきた召喚獣を木刀を逆手に持ち後方に突く。

と言うかこれは視線…情報の基点は僕の眼だ。

召喚獣同士なら隙かもしれないが僕自身にとっては思いっきり後ろにいるのが見えてたから隙ではない。

 

 

「す、すいません…遅くなりました…」

 

あ、やっと追い付いたみたいだね。って、

 

「姫路さん、大丈夫?」

 

「何なら少し休んどく?」

 

「だ、大丈、夫、です。行って、来ます」

 

まぁ、見た感じ大丈夫かな?

 

「き、来たぞ!姫路瑞希だ!」

 

Bクラスの誰かの叫びに、他のメンバーの目付きが変わった。明らかに姫路さんを警戒しているね。

 

「長谷川先生、Bクラス岩下律子です(な、名前出してもらえた…)。Fクラス姫路瑞希さんに数学勝負を申し込みます!」

 

「律子、私も手伝う!」

 

「「「試獣召喚!」」」

 

Bクラスも必死みたいだね…でも…

 

 

数学

 

Fクラス 姫路瑞希 412点

VS

Bクラス 岩下律子 187点

Bクラス 菊入真由美 152点

 

うわ…姫路さん400オーバーだ。ってことは…

 

「あ、腕輪だ」

 

「あ、はい。数学は結構解けたので…」

 

一科目400点以上点数を取ると、特殊能力を持った腕輪が使える様になる。その腕輪が姫路さんの召喚獣の左手首に装備されている。

 

「そ、それって!?」

 

「私達で勝てる訳無いじゃない!」

 

向こうの二人が姫路さんの腕輪を見て顔色を変える。

別に腕輪を持ってるからと言って絶対に勝てないとは限らないと思うんだけどな・・・

戦い方次第じゃ圧倒的実力差も覆す事だって難しくない。『戦闘』において一番大事なのは『戦力』じゃなくて『戦略』、要するにどう戦うかだ。いくら最新の兵器、大量の軍隊であろうとたった少人数の兵の戦略で全滅する事だってある。

 

「じゃ、行きますね」

 

姫路さんが手を握り込むと、その動きに合わせて姫路さんの召喚獣が標的の方へ左腕を向けてる。

 

これって…

 

「ちょっ、ちょっと待ってよ!?」

 

「律子!とにかく避けないと――!」

 

大袈裟な位に慌てて横っ飛びする二体の敵召喚獣。しかし

 

『キュボッ』

 

「「きゃああああ」」

 

岩下律子  0点 戦死

菊入真由美 0点 戦死

 

うわ…レーザーって…しかも2体とも黒墨だし、しかも一撃だよ…

 

「い、岩下と菊入が戦死したぞ!」

 

「なっ、そんな馬鹿な!?」

 

「姫路瑞希、噂以上に危険な相手だ!」

 

Bクラスに動揺が走る。

 

でもあれは仕方ない…てか姫路さんの召喚獣の能力怖すぎ…避けきれるかな?

 

「み、皆さん、頑張って下さいー」

 

「や、姫路さん?その指示は指揮官としてはどーかと…」

 

「うおっしゃあぁーっ!」

 

「やったるでぇーっ!」

 

「姫路さん愛してるうううう」

 

馬鹿ばっかだ。

 

「さて、僕達も行こうか」

 

「そうね」

 

「あ、姫路さんは休んでていいよ。疲れてるだろうし、腕輪で結構点消費してるでしょ?」

 

「あ、はい」

 

戦場の流れもこっちに傾いたし大丈夫だろう。

 

「あれ?妹紅は?」

 

「妹紅なら教室に戻ったわよ」

 

え?

 

「なんで?」

 

「…Bクラスの代表根本らしいわよ」

 

「…あぁ、彼か…」

 

根本恭二、一言で言えば『卑怯者』。

噂では『カンニングの常連』だとか、『球技大会で相手に一服盛った』とか、『喧嘩に刃物は当然装備(デフォルト)』そして幽香たちにもかなり迷惑をかけた男子だ。

 

「なるほど。たしかにあいつなら何かしそうだね」

 

「私達も一応戻ってみる?」

 

「うん」

 

ホント、なにもなければいいんだけど…

僕は島田さんに後を任せると教室へと向かった。

 

 

 

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