僕と幻想郷と召喚獣   作:只今更新凍結中

27 / 240
Bクラス戦後後のお話…というより夢? 内容的には紅魔館後です。


閑話 殺人鬼との会合

吉井明久こと僕はとても悩んでいた…

 

「なんか能力に目覚めたのはいいけど…名前もわからないし、鍛えようにもどうすればいいのか解らないしな…」

 

能力の一つである『 』ッて場所に行ったことによって目覚めたこの能力。

 

なんていうかスイッチ?みたいなものを切り替えると視界に点と線が見え、線を切るとどんなモノだろうと切ることができ、点をつくとあらゆるものを殺すことができるという能力…

 

僕はこれに目覚めてから結構立つけどどうすればいいのか答えが出すことができず、森を歩いていた…?森?

 

「あ…迷ったあああああああ!!!」

 

何時もなら迷わないのに考え事してて道が…

どうしよう?空をとb…あれは…人?まさか同じように迷った…!!!

 

その人は妖怪に追いかけられていた…

 

「くっ!!」

 

何か出来るわけではないが…追いかけなきゃ!!

 

少年追跡?中

 

しかし…そこで見たのは妖怪に襲われる人ではなく、妖怪と対等に戦い、ましてや倒している人だった…それ以上に

 

「…すごいな…」

 

その人はたった一本のナイフで妖怪を解体していく、乱雑にではなくあまりにもきれいな動きで…

いつの間にかその戦闘は終わっており、その人は僕を見ていた…

 

 

side???

 

 

はぁ…空間を飛んでみればいきなり魔物?に襲われるしついてないな…

そこにはいつからいたのだろうか、中学生くらいの少年がいた…

!?な…いやこれは…魔に対して感じるものじゃなくて…なんていうんだろうか…

まるで同類にあったような…

まぁいいか。

 

「えっと君、ちょっといいかな?」

 

「え?あ、なんですか?」

 

「ここに永遠亭ってとこがあるって聞いたんだけど…」

 

「ありますけど…それよりお兄さんその目…」

 

あ、いけない聖骸外したままだった。

 

「僕と似たような目ですね」

 

「…え?」

 

今この少年は何て言った?この『直死の魔眼』を『僕と似たような』?

 

「あ、いや気のせ「ね、君…線と点が見えるのかい?」え、はい」

 

「そうか…」

 

なるほど…さっきの感覚はそういうことか…

でも、何だか俺とは違うような…

 

「すまないけどそれについて詳しく教えてくれないかな…?」

 

「え?あ、いいですけど…」

 

…?あっ…

 

「あぁ、ごめん。自己紹介がまだだったね。俺は…」

 

 

「遠野志貴、ちょっとした物探しの旅人だよ」

 

 

side明久

 

互いに自己紹介をした後、志貴さんがここに来た理由と僕がこの能力に目覚めた経緯を話した。

 

「まさか、先生が前言ってたところ?でも彼はそれよりも…」

 

「えっと…志貴さん?」

 

「あぁ、ごめんそれについてだったね。

それは『直死の魔眼』と言って物の死を点や線としてみる力なんだよ」

 

「物の死…」

 

「怖い…かい?」

 

なんていうんだろう…確かに怖いかと言われれば怖いけど…

 

「僕は約束したんです。たとえどんなことがあろうと前に進み続けるって…」

 

「…」

 

「それに…」

 

「それに?」

 

「これは間違いなく僕自身の力である意味自分自身です…それを否定するなんてバカみたいじゃないですか」

 

「…」

 

「?どうしたんですか?」

 

いきなり黙り込んだけどどうしたんだろう…

 

 

side志貴

 

 

驚いた…自分自身だから否定するのはバカみたい…

 

「ぷっ」

 

「?」

 

「あはははは!!!!」

 

「な、なんで笑うんですか!!」

 

「いやごめん、ふふそうか自分自身か…」

 

まさかこんな小さい子から教えられるなんて俺も歳かな…まぁもう100はいってそうだけど…

 

「あ、その…志貴さん頼みがあるんだけど…」

 

「?なんだい」

 

「僕に戦い方を教えてくれませんか?」

 

「…なぜだい?」

 

「僕は、守りたい人たちがいるんです…」

 

「…」

 

「それに僕は前に進み続けるって誓ったから…」

 

「力を手に入れるってことは他人を傷つけるかもしれないってことだよ?」

 

「…」

 

「それに逆に傷つけられる覚悟もいる。もしかしたらその守りたい人を守れないかもしれない」

 

俺は…守れなかったから…

 

「それに力を手に入れるということはそれだけ過酷だということ、場合によっては死ぬかもしれないんだよ?」

「ですね…でも…」

 

「僕は、何も努力しないで守れなくて後悔するよりも、何かを守るために血反吐を吐くような努力をするほうがましだ」

 

「それで守れたなら最高ですけどね」

 

…人によっては夢、理想って言うかもしれないな…

 

「大怪我するかもしれないよ?」

 

「今さらですし、覚悟の上です」

 

「最悪死ぬかもしれない」

 

「死ぬ覚悟でなんかしません、絶対生き残ってやります」

 

「…」

 

はぁ…これはてこを使っても動かないだろうな…

 

「はぁ…負けだ」

 

「え?じゃあ…」

 

「いいよ、教えてやるよ。ただしあんまり期待するなよ?」

 

「はい!!」

 

でも、こんな子にあんな思いはさせたくないし、大人である俺から教えれることは教えようかね…

 

「まあ、話も決まったことだし明久」

 

「?なんですか?」

 

「永遠亭まで案内してね?」

 

「あっ…」

 

本当に大丈夫かな…

 

side明久

 

志貴さんに弟子入りしてから毎日訓練を行った…

それこそ本当に血反吐を吐くような毎日。妹紅達やお母さん達とかも心配とかしてたけど、

僕はそれを説き伏せて毎日志貴さんのとこに通いつめた。

 

志貴さんいわく体力面や肉体能力に関しては基礎ができているから後はどううまく体を使えるかが問題らしい。幽香…君の特訓(いじめ)のおかげだね・・・

志貴さんに技の基礎を教えられたり、組み手をしたり…はっきり言って折れてない骨とかないんじゃないかと思う。でも僕はあきらめなかった…

だってあきらめたら必死に教えてくれる志貴さんにも失礼じゃないか。

ある程度したころ…僕は技…七夜の技術の伝承が始まった…

そしてその時期からだろうか…パンダも現れた。

 

side志貴

 

初めに言おう異常だ…体力面等もそうだが(それを言った時明久は遠い目をしていた)まぁ、これは『 』に到達したときに身体能力等自体も強化されているのかもしれない(ゼルレッチさんがそんなことを言ってた気がする

だが問題なのは学習能力だ。教えた動き、技、道具の使い方、体の使い方、魔眼の使い方をまるで水を吸い取るように、しかも限界なく吸収しものにしていくのだ。

そして『七夜』に気に入られた。

殺すことしか興味がないはずのアイツにだ。アイツ曰く、継承者として見込みがあるそうだ。

なんかパンダのきぐるみを一着あげていただけ認めてもいるのだろう…技も教えてたし。

何より…それは技を教えているときに起こった…

 

「志貴さーん」

 

「ん?どうしたんだ?」

 

「実は見てほしいものがあって…」

 

そう言うと明久は刀を構え…

 

「…散れ…」

 

ー閃鞘・散華時雨ー

 

「…なっ…」

 

「八点衝とかを刀とかでしようとしたら難しくて考えたんですけどどうですか?」

 

「…自分で考えたのかい?」

 

「はい!!あ、これのすごいとこは密度を変えると範囲を変えれるとこなんですよ」

 

七夜の技から新しい技を作る才能、そしてそれを完成とまで昇華させる技術…

本当にこいつは人間なのか?

 

side明久

 

師弟なって1年くらいたった夜…僕と志貴さんは森で試合をしていた…

 

『キン!!ドカッ!!』

 

「ぐっ!!」

 

「…隙だらけだ」

 

ー閃鞘・八穿ー

 

志貴さんが視界から外れ…真上から斬りかかってきた。

 

「蹴り穿つ!!」

 

ー閃走・六兎ー

 

僕はそれに対して瞬間的に六発蹴りを叩き込み志貴さんを吹き飛ばすも…志貴さんはひょいっと受け身を取り…

 

「遅い」

 

ー閃鞘・一風ー

 

僕の胸あたりに肘を叩きこみ、そのまま後ろに投げ地面に叩きつけた。

 

「がはっ!!???」

 

頭から叩きつけられていたら死んでいただろう…

 

「はい、ここまで」

 

「あ、ありがとうございます…」

 

「ふう、でも本当に強くなったね」

 

「まだ志貴さんに決定打入れれませんけどね…」

 

「あはは、弟子にそんなに簡単に抜かれてたまるかよ。」

 

うぅ…でもやっぱ一撃くらいちゃんと当てたいな…

 

「…明久…」

 

「?なんですか?」

 

「俺は今日ここを出る」

 

「…やっぱりですか…」

 

「?わかってたのか?」

 

「だっていきなり試合するぞって言われたらわかるでしょ」

 

ホントは信じたくなかったけど…

 

「俺が教えれることは教えた。あとはお前がどう昇華させるかが問題だ」

 

「…はい…」

 

「でだ、お前にこれをやろうと思ってな」

 

そう言って志貴さんが取り出したのは…

 

「こ、これは…でもこれって志貴さんのじゃ…」

 

『七夜』と刻みこまれた金属棒…仕込みナイフだった…

 

「あ、これはなまぁ物探ししてる途中の世界で拾ったものなんだが…」

 

「これの持ち主…『俺』がどうなったか知らない。もしかしたらこれを使わなくていい生活をしているか、もうとうの昔に死んだかもしれん。倉庫で見つけたからな」

 

「それって泥棒じゃ…」

 

「このナイフは頑丈でな。吸血鬼の一撃をくらっても刃こぼれすら起こさない」

 

話をそらした…

 

「俺が2つ持ってても仕方ないし、こいつも使われるのが本望だろうし」

 

「…」

 

「それに師匠から弟子に送れる物として明久に受け取ってほしい」

 

「…はい」

 

それを受け取った時、持ち主のいろんな思いを感じた気がした。

 

「…」

 

『カシャ!!チャキッ』

 

すごい。まるで合わせたかのように手になじむ…

 

「さて渡すのは渡したし…自主練怠るなよ?」

 

「はい。志貴さんもお元気で、姫様よくなるといいですね」

 

「あのお姫様は気ままだからね。じゃあな」

 

そう言って志貴さんは懐から出した宝石剣で空間を切り裂き消えて行った…

 

 

 

 

 

 

「ふう、とうとう今日、Aクラス戦か…」

 

しかし懐かしい夢を見たな…あれからいろんなことがあった…

自分の能力がわかったり、この目の本当の正体がわかったり、新しい仲間ができたり…

 

「志貴さん、僕は今を進んでいますよ」

 

僕は制服にいつもどうり志貴さんから受け取った『七ッ夜』ポケットに入れ、

大切な仲間達が待つロビーへと向かった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。