side慧音
とりあえず言いたい.
「「「「戦う執事とメイドですね」」」」
ん?どうも皆と意見が重なったようだな
紫いわく周りに被害はいかないように結界が張っているらしいが心配だな・・・
「・・・あれ本当にアキなの?」
咲夜と切り合ってる明久を見て島田さんがつぶやいた。
「あの二人は獲物が似てるからね~結構仲いいんだよな・・・」
そう、あの二人はナイフを主とし、徒手空も使う。
だからだろう、たまに練習として今のように戦ったりしていた。(今でも偶にしている。
「そうね、あの子たちたまに昔なじみじゃないのかしらと思うくらい息あってるものね?」
確かににタッグでするとしたら明久の相性は高いほうから順に、霊夢>幽香>妹紅≧咲夜という4人が幻想郷でずば抜けて高いみたいな感じだろう。
紫か?アイツは基本参加しないから入れていない。だが・・・以外かもしれないが相性は霊夢並みに高いだろう・・・
「え?八意先生どういうことですか?」
永琳の言葉に姫路さんが質問した。
そうだったなこの子たちは知らないのか。
「十六夜さんが吉井君にあったのは中学生くらいの時なんですよ」
「そうね」
「そう言えばその時くらいから八意先生、明久に医学と勉強を本気で教え始めたんでしたっけ?」
「まぁ上白沢先生と一緒にですけどね」
「今でも見ていますが、八意先生には勝てませんがね」
「えっとどういうことなのじゃ?」
「あ、貴方達は知らないんだったわね。八意先生は・・・天才といわれるほど秀才なのよ?」
月の頭脳といわれるくらいだからな
「「「「「・・・天才」」」」」
「医学もさることながら学者としても優秀。ここのシステムの管理等も行っているわね」
(((((この人なんで保健医してるんだ?)))))
「ちなみに保健医をしているのは吉井君のためだからよ?」
「「「「くそ!!またなのか!?やはり処刑を・・・」」」」
その意気込みを勉強に向けてほしいものだ・・・
「しかし明久達動き悪いな」
咲夜が明久の頭を狙って回し蹴りをするも、明久はそれをハイキックで撃墜する。
「多分体を慣れさせてるんじゃないかしら?」
「おいまて藤原、今何て言った?」
「だから動き悪いなって言ったんだよ」
「な、あれでか!?」
まるで舞うように壁、天井を走り(明久だけだが)ナイフをぶつけあう二人・・・しかし
「確かに。吉井君、十六夜さんに慣れさせるためでしょうね。手を抜いてますね」
「え、十六夜さんが手を抜いてるんじゃなくてアキが手を抜いてるの!?」
この子たちの中での明久の扱いとはどんな物なのだろうか・・・
「・・・・・二人が止まった」
みたいだな・・・あれは・・・
『『さぁ、始めようか(始めましょう)!!、楽しい死愛を!!』』
「!!慧音、幽香、永琳!!」
「分かってるわ!!」
「急ぐぞ永琳!!」
「えぇ!!」
明久・・・本気でやりすぎるなよ?
side明久
結構打ち合って、動きに慣れ始めたころ、
十六夜咲夜 572点
VS
吉井明久 572点
「明久、もう結構慣れたし点数も同じみたいだからそろそろ本気でやらない?」
「そうだね~あんまりちんたらやってたら後がつっかえちゃうもんね」
後二試合あるし、もう結構動けるから問題ないでしょ。
「いくよ・・・?」
「えぇ・・・」
「「さぁ、始めようか(始めましょう)!!、楽しい死愛を!!」」
同時に僕たちは数本のナイフを投擲、そしてそれに突っ込む。
ナイフが弾きあうのは分かり切ってる。所詮これは目くらまし…
そして近くで対面した僕たちは、
「ふっ!!」
「はぁ!!」
『キンッ!!!』
互いにナイフを相手に向かって切りはらった。
side妹紅
『ゴウッ!!』
「「「「う、うわぁ!!??」」」」
「ふう、間に合ったみたいね」
「そうだな」
私と幽香はFクラス、永琳はAクラス、慧音は教師陣、紫は高橋先生と学園長の盾になるように前に出た。あ、FFF団だっけ?吹き飛んじゃったな、まあいいか。
「な、なによこれ!!」
「ん?気当たりだよ」
「な、気当たりだと!?」
ま、明久のだろうけどね・・・結構ストレスためてたんだね・・・・
「なんでお前ら平気なんだ!!」
「それは感じ慣れてるからに決まってるじゃない」
「そそ。だからお前らの盾になってる」
まあ、本気で殺気をぶつけられたら人の心配なんてしてる暇は無いけどね。
「なんというかマンガみたいじゃのぅ・・・!!」
「確かにそうですね・・・」
ここまで口きけるなら大丈夫だろ…明久・・・勝てよ・・・
side明久
僕と咲夜は縦横無尽に駆けながら切り合う。
「・・・遅い!!」
「!?」
ー閃鞘・七夜ー
僕は急加速をし懐から斬りかかるも、
「させません!!」
どこからともなくナイフが現れ、僕は方向転換し避ける。
ナイフの設置と制御、咲夜の召喚獣の腕輪の能力は指定した場所にナイフを設置したり、ナイフの動きを制御する能力みたいで厄介だがいつものことなので気にしない。
僕は壁、天井ありとあらゆる場所を駆け抜けながら咲夜に切りかかり、咲夜はナイフの投擲と腕輪の能力を駆使し時には自分の時間を早くしてものすごい速さでで突っ込んで切りかかってくる。
実際今僕は能力を抑えている。だからもし時止めをしたとしてその世界に入ることは出来ない。
いや、入ろうとするわけにはいかない。そしたら…この結界を破壊していしまうから。
「ふふ、やっぱりあなたとの戦いは楽しいわね」
確かに・・・でも隙だらけだよ♪
「切り裂く!!」
ー閃鞘・二拾掬威ー
僕は急接近して咲夜に掴みかかり、逆手で僕側に切り払い、掬うように切り上げしゃがむようにナイフを流した・・・これならしゃがむことにより相手の視覚から消えたように見え反撃はできない。
「くっ!!」
しかし咲夜も喰らって終わるわけではなく、受け身を取りながらナイフを投げてきた。
「ちっ!!」
僕は蹴りでそれを弾くが少し点が減った。
こっちが相手の点を削れば相手が、相手が削ればこっちが・・・
「幻符「殺人ドール」!!」
咲夜はナイフをばら撒き、そのナイフは咲夜の周りを回っていたかと思うと僕に向かって飛んできた。
「散れ!!」
ー閃鞘・散華時雨ー
無尽蔵にやるようにみえながらも僕は正確に刺突でナイフ落としていく。ちっ!!何本か落としきれなかったか!!
「斬刑に処す!!」
ー閃鞘・八点衝ー
僕は咲夜に向かって無尽蔵に斬撃をばら撒く
「くっ!?傷符「インスクライブレッドソウル」」
咲夜もそれに対して斬撃で対応してくるも数発かは当たる。
「時符「イマジナリバーチカルタイム」」
そう咲夜が宣言した瞬間大量のナイフが現れる。
僕はそれを避け、時には弾き、潜り、飛び越えながら咲夜に近づき、
「遅すぎるんだよ!!」
ー閃鞘・一風ー
肘鉄を当て投げ飛ばした。
「つっ・・・光速「C.リコシェ」」
な、くそこの狭い空間じゃあれはきついけど、
ー閃走・水月ー
僕は反射しながら来るナイフのタイミングをずらすために壁、天井ありとあらゆる場所を駆け抜けながら避けるも最後の最後でカスってしまう。
「・・・やっぱ避けきれないね」
「・・・それだけ避けられれば十分だと思うんだけど」
鍔ずり合いをしながら互いに点数を確認する。
十六夜咲夜 112点
VS
吉井明久 109点
微妙に負けてるな・・・
「咲夜、もう点数も時間もきついし次の一撃を最後にしよう」
「そうね。明久・・・」
「なに?」
「勝ったらひとつ願いを言ってもいいかしら」
「うん、出来ることならね。でも・・・」
「勝たなきゃ意味がない」
僕達は距離を取る・・・
僕は水月で0からトップスピードに入り咲夜に接近する。
「・・・・!!幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」」
咲夜の周り全体を襲うようにナイフが飛び交う。
「・・・・」
しかし僕はまるで慣性の法則を無視したかのように急停止した。
「なっ!!??」
急停止したことにより予想が外れたのだろう、ナイフは本来僕がいるはずだった目の前を通り過ぎる。
僕はまた高速で接近にしながら消えうせた。そして…
「「「「え?」」」」
「なっ!?」
周りからの驚愕の声・・・そう周りや咲夜には僕が『2人』に見えているのだろう・・・
「・・・弔毘八仙」
ー閃鞘ー
地に伏せるように疾走する僕と、上空を飛ぶように舞う僕から同時に咲夜に向かって2つの斬撃が放たれる。
「無情に服す・・・」
ー迷獄沙門ー
咲夜は棒立ちになり・・・僕は蹲るようにして現れる。
「あっ・・・」
十六夜咲夜 0点 戦死
「し、勝者Fクラスです・・・」
静まり返った教室に高橋先生の声が響く・・・
あ・・・やばいな・・・意識が・・・多分だが無理やりな召喚獣との融合とフィードバックのせいだろう・・・
ついでで能力を抑えられなくなり…
まるで鏡が砕けるような・・・そんな結界の砕ける音を聞きながら倒れた。