朝、緊急集会が行われ、新任教師の紹介が行われた。
「アリス・マーガトロイドよ。担当科目は今回から新しくつけた召喚獣の操作技術について教えるわ」
「うわ~すげ美人」
「肌白~い」
「てか俺らと歳近いのかな?」
結構ざわついてるな・・・まあ仕方ないか。アリスの外見は金髪で肌の色は薄く、瞳は薄い水色。見ようによっては人形のような容姿をしているしね。
「以上、緊急集会を終わります」
Fクラス
「え~上白沢先生との話の結果、大掃除を行おうと思う」
鉄人の一言で始まった大掃除・・・結果は・・・
「ダメだ・・・こいつ腐ってやがる・・・」
「こっちもだ」
「てか、下の板まで腐ってね?」
悲惨だった。畳は8割方が腐っており、下の板まで腐敗し始めている・・・
「雄二・・・さすがにこれって・・・」
「ひどすぎだな・・・」
「よくこれで文句言われなかったな・・・」
「・・・上白沢先生、八意先生呼んでくれませんか?」
「いいですよ」
さて・・・僕も準備するかな・・・
キングクリムゾン!!
ただ今僕達(永琳、慧音、幽香、妹紅)は学園長室前にいる。
「失礼します」
「あ、明久君さすがにノックしなさい」
「確かに失礼なガキだね」
「失敗する実験を手伝わせといてお礼や謝罪もしない学園長に対する礼儀なんて持ってません」
「・・・はぁ、ところで何のようだい?」
あ、ケンカ売るほうから先にしちゃったや。
「ただいま大掃除したところ畳は腐っており、下の板も腐敗していました」
「それで?」
「ですので人体の影響を八意先生に頼んで見てもらったところ、健康に害を及ぼす可能性が非常に高いとのことですので、方針ということは理解していますが、せめて下の板と畳の交換の許可をもらいたくて来ました。まぁ畳に関しては中古等でも問題ありません」
「ふむ・・・」
学園長は悩むそぶりをする・・・実際悩んでないだろうな・・・
「よしよし。お前たちの言いたいことはよくわかった」
「では?」
「却下だね」
やっぱりか・・・
「なぜですか?」
「理由も何も、設備に差をつけるのはこの学園の教育方針だからね。ガタガタ抜かすんじゃないよ、なまっちょろいガキども」
「専門家が危険と言ってるんですよ?」
「だろうと方針だよ」
「生徒がどうなろうと関係ないと」
「なんと言おうとだめだね」
ハァ・・・この手段はとりたくなかったけど・・・
「分かりました。では今からPTAに訴えてきますね?」
「なに言ってんだい」
「いや、だって『カチッ』」
『専門家が危険と言ってるんですよ?』
『だろうと方針だよ』
『生徒がどうなろうと関係ないと』
『なんと言おうとだめだね』
僕はボイスレコーダーを流す。
「僕はちゃんとした理由、確認、証拠、対応を持ってきました。それを方針だからの一点張りで対応する様な学校を野放しにできると思いますか?」
「・・・」
「誰も方針を変えろとは言いません。ただ中古でもいいから畳と板を変える許可をくれ、と言ってるだけです」
はっきり言って頼みではなく脅しになるような内容。
だけどあんなとこにいたら何時誰が倒れるかわからない。彼らは僕にとって大事なクラスメイトだ。
彼らを守るためなら汚れ役ぐらいなってやるさ。
「・・・ちっ、分かったよ。ただしその取り付けとかは「こっちでやります」はぁ、じゃあもう帰んな」
「失礼しました」
僕達は学園長室を出た。
「明久・・・」
「ん?どうしたの?」
「いやあれだと目をつけられるんじゃ・・・」
「そうだね~でも悪いのあっちだし」
「畳とかはどうするの?」
「あ、それは」
僕は境界を開き探る・・・
「フィッシュ!!」
そして釣りあげたのは枕を持った紫だった。
「「「「・・・・え?」」」」
「あ、明久・・・なにかしら?」
「ごめんね。実は・・・」
少年説明中
「ハァ・・・もういいけど、こうやって私を扱うのはあなたくらいよ?」
「あははは」
「とりあえず幻想郷で余ってる中古の畳と板を持ってくればいいのね?」
「うん、お願いね」
「じゃあ、戻りましょうか」
「私は戻るわね」
「ありがとね、永琳」
「ふふ、いいわよ」
少年少女移動中
「ということで、明日板と畳を取りかえることになったから」
「・・・・明久、お前何したんだ?」
「何もしてないよ?雄二」
「よしじゃあ補習を開始するぞ」
西村先生も来たし席つくかな・・・ミカン箱だけど・・・
「あ、吉井実は頼みがあるんだが・・・」
「なんですか?」
「いや、本人からの依頼でな」
『ガチャッ』
するとドアが開いて、
「失礼するわ」
「な、あれって」
「確か新任のアリス先生」
「きれいだな・・・・」
アリスが入ってきた。
「あ、明久居たわね」
「どうかしたの?」
「前案内頼んでたでしょ(前話参照)」
「あ、そうだったね。西村先生・・・「かまわん。それについて言おうとしてたからな」じゃあ行こうか」
「「「「「ま・・・」」」」
「ん?ま?」
「「「「また吉井かああああああ!!!」」」」
「なんだ?えぇ?貴様にはフラグ建築機でもあんのか!!」
「え?何言ってんのみんな!?」
「アキ・・・」
「吉井君・・・?」
「なに?ふたりとも。なんか怖いんだけど・・・」
「「お話いいですか(かしら)?」」
いや話する気ないでしょ・・・
「えっと・・・アリスごめん」
「え?」
僕はアリスを抱えると教室から逃げ出した。
「「「「「「吉井!!FFF団の名に懸けて!!貴様を処刑する!!!」」」」」」
「待ちなさい!!アキ!!」
「待ってください、吉井君!!」
僕は逃げながら、
「なんで僕頑張ったのに追いかけられてるんだろう・・・」
「…(赤面」
一人愚痴るのだった・・・
次の日、腐った畳と板は中古の(幻想郷製)畳と板になった。