side幽香
明久も休憩から戻り、文は新聞を作るため、パチュリーは体力が持たないため帰っていった。
レミリア達はAクラスに顔を出した後帰るそうだ。
で、そろそろ坂本が休憩が終わるころなんだけど・・・
「遅いわね・・・何処で道草食ってるのかしら」
「だね~、でも客の入りが少ないね」
そう、おかしいまでに少ない客の入り・・・
ん?
「お兄さん、すみませんです」
「いや。気にするな、チビッ子」
「チビッ子じゃなくて葉月ですっ」
坂本と小さな女の子の声が聞こえてきた・・・彼ってロリコンなのかしら・・・
「戻ったぞ」
「あ、お姉ちゃん」
「あれ?葉月じゃないの?こんなところにどうしたの?」
「美波ちゃんその子と知り合いなんですか?」
「知り合いも何もウチの妹よ」
ふ~んまぁ見た感じは似てるけど・・・雰囲気がね・・・
「ここにもいないですぅ・・・」
「誰を探してるのかしら?」
「えっと、優しいお兄ちゃんです」
「う~ん」
この子ってどういう人かって伝える気ないのかしら・・・
「分からないわね・・・」
「どんな人だったんだ?」
「えっと・・・あ、お姉ちゃんの人形を買う時にお金を出してくれました!!」
「「明久だな(ね)」」
「ん?呼んだ?幽香、妹紅」
「あ、あの時の優しいお兄ちゃん」
「うん?あ、人形をほしがってた子だね」
「葉月ですぅ」
「葉月ちゃんね」
当たりだったみたいね。
「アキ、葉月と知り合いなの?」
「まぁ、そうかな?」
「ふ~ん」
妹に嫉妬するって・・・
side明久
葉月ちゃんは美波の妹らしく人形のお金について謝られた時、(後日返してくれると言ったがプレゼントということで拒否した
「・・・戻った」
「ムッツリーニか。どうだった?」
「・・・・ここの料理がまずいって噂が新校舎の何処かから流れている」
「何処からかはわかる?」
「・・・(フルフル」
う~ん、そういや咲夜からさっきメールが来てた気が・・・
「お兄ちゃん。葉月ここに来る途中で色々な話を聞いたよ」
「葉月ちゃん。それを何処で聞いたかわかる?」
「えっと確か色んな服を来ていて綺麗なお姉さんがいるお店」
・・・・・え?(メールを確認)
「・・・・・・・急いで行くべき」
「そうだな。それはすぐに行くべきだな」
Fクラスの男子はみんなして走っていった。
「・・・・」
「バカしかいないのかしらね・・・」
「だな・・・」
「アキは行かなかったのね」
「だって結果見えてるし」
「「え?」」
「これ・・・」
僕は携帯を見せる。
from十六夜 咲夜
Aクラスで貴方のところを悪口言ってるバカがいるんだけどヤッテいいかしら?
「・・・・いくか」
「行きましょうか・・・懲りてない人にはちゃんと罰をあたえないとね・・・」
「・・・・ハァ」
なんというか子供だよね、あの常夏コンビ(雄二がつけた)だっけ?
少年少女移動中
Aクラスに着くと雄二が立ち往生していた。
「なにしてるの?雄二」
「明久、ここはやめよう」
「ここまで来て何言ってるのさ! 早く中に入るよ!」
「頼む! ここだけは、Aクラスだけは勘弁してくれ!」
「・・・シッ!!」
「ごふぅあ!?」
「入るよ?」
「は、はい」
はぁ、そんなに霧島さんと会うのがいやなのかな・・・
「そうね。それじゃ、入るわよ。お邪魔しまーす」
美波が一番手でドアをくぐる。
「………おかえりなさいませ、お嬢様」
「わぁ、綺麗……」
出迎えたのは霧島さんだった。
「それじゃ、僕等も」
「はい。失礼します」
「お姉さん、きれ~!」
「おかえりなさいませ、お嬢様。そして旦那様」
「咲夜、僕誰とも結婚してないんだけど・・・」
案外とこの子乗りがいいからな・・・
「ほら雄二入りなよ」
「分かった・・・」
「……おかえりなさいませ。今夜は帰らせません、ダーリン。」
なるほど・・・
「霧島さん大胆です・・・」
「ウチも見習わないとね……」
「「いや、見習わなくていいから(わよ)」」
「あのお姉さん、寝ないで一緒に遊ぶのかな?」
「お席にご案内いたします」
ふう、常夏コンビは・・・いないみたいだね。
「……ではメニューをどうぞ」
「ウチは『ふわふわシフォンケーキ』で」
「あ、私もそれがいいです」
「葉月もー!」
僕は・・・
「僕はメロンソーダとパンケーキで」
「私もそれで」
「私もそれにするわ」
「んじゃ、俺は……」
「……ご注文を繰り返します」
あれ?雄二の聞いてないんじゃ…
「……『ふわふわシフォンケーキ』を3つ、『メロンソーダとパンケーキ』と3つ、
『メイドとの婚姻届』が1つ」
「あと『幻想郷専用』重婚用婚姻届が一つ、以上でよろしいでしょうか?」
「「ちょっと、まてー!!」」
『幻想郷専用』重婚用婚姻届ってなにさ!?
「全然よろしくねぇぞっ!?」
「「それでいいわ」」
「ちょっと幽香、妹紅!?」
「……では食器をご用意致します」
女子三人の前にはフォークが、僕、幽香、妹紅の前にはフォークとストローとナイフと婚姻届が、雄二の前には実印と朱肉が用意された・・・
「しょ、翔子! これ本当にうちの実印だぞ! どうやって手に入れたんだ!?」
「……では、メイドとの新婚生活を想像しながらお待ちください」
「これ、どうしろってのさ・・・」
「とりあえず持っとけば?」
「そうね」
しかも現時点で数人名前が・・・彼女達は誰と結婚する気なんだろう・・・?
「……明久、俺はどうしても召喚大会に優勝しないといけないんだ……!」
「あ、うん。それはもちろん僕もそうだけど」
「んで、葉月ちゃん。キミの言っていた場所はここで良かったかな?」
「うんっ。ここで嫌な感じのお兄さん2人がおっきな声でお話してたの!」
そう話していると・・・
『おかえりなさいませ、ご主人様』
『おう。2人だ。中央付近の席は空いてるか?』
ちょうどいいタイミングできたみたいだね。
『まったく、この和風喫茶は美味くて良いな!』
『全くだ。中華料理屋は不味くてしょうがねえ!』
わざと聞こえるように大声でそんなことを言い始める2人
悪評を広めたいからといってここでする必要などあるのだろうか?これではこちらのクラスにも営業妨害となりそうだ。
「……おーい、翔子ぉ!!」
「……何?」
「あの連中がここに来たのは初めてか?」
何か二人が話しているとき、ふと後ろから肩をたたかれた。
「どうしたの咲夜」
「明久、あいつ等のせいでうちの店も迷惑になってるのよ・・・カタヅケチャだめ?おまけにお嬢様達を変な目で見てたし・・・おかげで早めに紫に送ってもらったわ」
なるほど、だから二人がいないのか・・・
しかし・・・
「だめだからね?」
さすがにそれは許可できないよ・・
「ってことで明久、これを着てくれ」
「・・・・は?」
雄二の手にあったのは・・・・・・・メイド服だった。
実印は雄二の母親が渡したものです