僕と幻想郷と召喚獣   作:只今更新凍結中

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今更ですがpixivと何箇所か違ったりします。(書き足しなど)
だってそのままはつまらないかな?と


あほらしい・・・

僕達はあるカラオケ店の前にいる・・・

 

「明久、様子を見てから突っ込むぞ」

 

「・・・わかった」

 

「じゃあムッツリーニ」

 

「・・・・(コク)」

 

少年移動中

 

『さて、どうする? 坂本と・・・・・・吉井だったか?そいつら、この人質を盾にして呼びだすか?』

 

『待て。吉井ってのは知らないが、坂本は下手に手を出すとマズい。

坂本は中学自体は、相当鳴らしていたらしいしな』

 

『ああ。出来れば、事を構えたくはないんだが……』

 

『気持ちは分かるがそうもいかないだろ? 依頼はその2人を動けなくする事なんだから』

 

ムッツリーニのとうty・・・ラジオからそんな会話が聞こえてくる。

 

『お、お姉ちゃん・・・・・・』

 

『アンタ達! いい加減葉月を離しなさいよ!!』

 

『そんな小さな子を人質にするなんて、恥ずかしいと思わないのかしら』

 

いくら制限があるとはいえアリスが簡単にさらわれた理由、それは葉月ちゃんを人質にされているからか・・・どうする・・・

 

『お姉ちゃん、だってさ! かっわいぃー!』

 

・・・・

 

「明久我慢しろ。今突っ込んだらやばい」

 

「・・・分かってる・・・」

 

『このオネーチャンたちどうする? ヤっちゃっていいの?』

 

『だったら俺は、コッチの巨乳チャンがいいなー!』

 

『あっ、ズリー! それなら俺、2番目ね!』

 

『じゃあ俺こっち!』

 

『くっ!?はなしなさい』

 

『ちっ!だまれっての』

 

『きゃっ!!』

 

何か倒れる音とともにアリスの声が聞こえた・・・

 

『ドカッ』

 

「失礼するよ~」

 

「あ、明久?」

 

そこには頬を抑えたアリスがいて・・・

 

 

sideアリス

 

「な、てめえ誰『ガスっ』あが・・・」

 

明久に掴みかかった男はいきなりお腹を抑え蹲った・・・

あれは・・・前に見せてもらったけど徹し?体を動かさず衝撃のみを手から相手の体に打ち込む技・・・

実際は違うらしいけど・・・

 

 

「大丈夫?アリス」

 

「「「「・・・え?」」」」

 

いつの間にか明久は目の前にいて頬に触れてきた。

 

「えぇ、ちょっと叩かれただけよ」

 

「そうか、よかったよ」

 

明久はそう言って微笑むとそっと頬を撫でる。

 

「コイツ吉井ってやつじゃ・・・」

 

「くそ!!てめぇ!!」

 

「アキ!後ろ!!」

 

「吉井君!!」

 

後ろから一人が金属バットを振り下ろし、それに2人が叫ぶが、

 

『パシッ』

 

「な・・・」

 

「な、こいつ見てねえのに素手でバットを・・・」

 

明久は見向きもせず素手でバットを止め、

 

『グシャッ』

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

握りつぶした。

 

「お前ら・・・・」

 

「な、なんだよこいt」

 

「喋るな・・・」

 

「「「「「!?ひっ!!」」」」」

 

後ろ向きで顔は見えない、何も感じない・・・

いや、多分相手だけに殺気を飛ばしているの?

 

「今すぐに消えろ、もし報復とかでも考えようなら・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「腕一本は覚悟しろよ?」

 

 

「「「「「・・・・・」」」」」

 

「明久押さえて。気絶してる」

 

私は後ろから抱きつくようにして止める。

相手は恐怖でか意識を失っている・・・それにこれ以上こんな状態の明久は見たくない・・・

 

「・・・もう大丈夫だよ、アリス・・・」

 

そっと頭を撫でられ顔を上げるとちらっと見えた色のない表情ではなく、何時も通りの明久がいた・・・

 

 

 

side明久

 

 

 

「もう終わったのか?」

 

「うん、ごめん雄二耐えれなかったや」

 

「いや、誰も怪我してねえからいい」

 

気絶していた秀吉を起こし、後処理(警察に通報)は済ませ、

美波と姫路さんと葉月ちゃんは咲夜に任せて帰らせた後、僕と幽香、妹紅、ムッツリーニ、秀吉、雄二

そしてアリスは教室で待機していた・・・

 

「・・・まだなの?」

 

「まあ待て。もうそろそろ来る頃だ」

 

「? 来るって、誰がじゃ?」

 

「ババァだ」

 

普通に考えてその場にいないとは言え学園長をババア呼ばわりなど褒められた事ではない。

だが今回のことは、あの人が隠し事をしていたのが原因だ・・・

さすがに我慢がならない。吐かせる、隠し事を・・・

 

「・・・・・やれやれ、態々来てやったのに、随分と御挨拶だねぇ、ガキ共が」

 

「来たかババァ」

 

「来たのね学園長」

 

「さて、どういう事か説明して貰うぞ?学園長」

 

「確かにそうですね」

 

それ相応の理由があるんだろうね・・・

 

「俺達に話すべき事を話してないのは十分な裏切りだと思うが?」

 

「ふむ・・・・・・やれやれ、賢しい奴だとは思っていたけど、まさかアタシの考えに気がつくとは思わなかったよ」

 

「最初に取引を持ち掛けられた時からおかしいとは思っていたんだ。あの話だったら何も俺たちに頼む必要はない。

もっと高得点を例えばそこにいる翔子や木下優子の様な高得点をたたき出せる優勝候補を使えば良いからな」

 

すると学園長はアリスと秀吉に気づき、

 

「何でアリス先生がここにいるさね?」

 

「今回のでの被害者の一人ですよ」

 

「話に戻るが、あの時俺がババァに1つの提案をしたのを、覚えているか?」

 

「科目を決めさせろってヤツかい? 成程ね、あれでアタシを試したってわけかい?」

 

「ああ。めぼしい参加者全員に、同じような提案をしている可能性を考えてな。もしそうだとしたら、俺達だけが有利になるような話には乗ってこない」

 

僕たちにとっては破格過ぎる条件だ。なのに、学園長は提案を呑んだ。

 

つまり、この2人が決勝に出なければ学園長が困ると言う事。

そして、学園長が困らなければならない連中が居る事につながる事も、その2人の周りに起きている。

 

「じゃあ学園祭の喫茶店ごときで営業妨害が出たりしてたのは、明久達がが勝ち上がっては困る奴がいるってことか?」

 

「そういうことだよ、妹紅」

 

「ああ。それに何より、俺達の邪魔をしてくる連中が、姫路たちを連れだしたのが決定的だった。ただの嫌がらせなら、ここまではしない」

 

事実警察沙汰になったのだ。

 

「そうかい。向こうはそこまで手段を選ばなかったのか・・・・・・すまなかったね」

 

「な、ババァが謝っただと?」

 

「雄二、話を折らない」

 

僕がそう言うと雄二は黙る・・・

ごめんね雄二・・・でも僕も友人に手を出されて気が動転・・・いや怒りを抑えきれないんだ・・・

 

「アンタ達だったら、集中力を乱す程度で勝手につぶれるだろうと最初は考えていたのだろうけど目論見が完全に潰されて、焦ったんだろうね」

 

「さて、ここまであった以上話して貰うぞ?あんたが俺達を選んだ真の目的を」

 

「はぁ・・・アタシの無能をさらすような話だから、出来れば伏せておきたかったんだけどね・・・・・・」

 

学園長の話いわく、白金の腕輪は欠陥品で出力が一定水準を超えると、暴走を引き起こすらしく、

優勝の可能性を持つ″低得点者”が必要だったらしい・・・

 

「とりあえず、召喚フィールド作成用の方はある程度まで耐えられるんだけどねぇ。もう片方の同時召喚用は、現状だとBクラス程度で暴走する可能性がある」

 

それを聞いて僕は、

 

「あほらしい」

 

「な、明久?」

 

「確かにそうだな」

 

「何を言って・・・」

 

学園長が何か言おうとするが、

 

「だって、貴女の身勝手なプライドで、生徒と先生が危険な目にあったのよ?」

 

「ましてや八意永琳っていう製作において天才って言えるやつまでいるのに、そいつに相談していないって時点で足を引っ張ってるんだよ」

 

「・・・」

 

「誘拐されてその理由がこんなのなんて、あほらしいわ・・・」

 

被害者にまで言われたら終わりだな・・・

 

「まぁ、今回のことは多分教頭が関わってると思う」

 

「やはりそうだったかい・・・近隣の私立校に出入りしてたなんて話を聞いたが、最早間違いないさね」

 

そこまでつかんでて放置してたんかい…

 

「まぁ・・・それなりの罰は受けてもらうとして」

 

「「「(明久が黒い(わね))」」」

 

当たり前だ。まだ店妨害までは何とかできるけど…人の身内に手を出したんだ…

 

「騙していた事はすまなかったね。だが、目的は既に達成はされているんだ。このまま何もなければ、全てはまるく収まるんだよ」

 

また手出ししたら・・・果たして自分を抑えられるだろうか・・・

 

「それじゃ、聞きたい事は聞けたし、もう帰ろう」

 

「そうだな。家に帰ってやる事もあるし・・・それに明日も早いしな」

 

「それじゃアタシは学園長室に戻るとするかね」

 

学園長が静かに椅子から立ち上がる。

 

「2人とも、学園長としても個人としても、礼と謝罪をさせてもらうよ」

 

「はい」

 

学園長が戻った後、

 

「さて、俺達も帰るか」

 

「そうだね。アリス」

 

「なにかしら?」

 

「今日うちに泊まっていきなよ」

 

「「「・・・え?」」」

 

何驚いてるんだ?

 

「いや、咲夜にも言ってるけどさすがに心配だからね」

 

「じゃあ、私と慧音も泊る~」

 

「私も行こうかしら」

 

「うん。じゃあ今日は腕を振るわないとね」

 

「ふふ、じゃあ泊らせていただくわ」

 

この後、僕の家には幽香、妹紅、咲夜、慧音、永琳、アリスと集まった。

遊んだ後就寝。朝は

 

「・・・・・」

 

「「「「「「・・・・スゥ・・・」」」」」」

 

 

・・・何も言うまい・・・

 

 

 

 

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