僕は・・・今妹紅と夕飯調理をかけて競争していた。
「負けた・・・」
「危うく負けるかと思ったよ」
「明久手抜いてたくせに~!!」
さて上がるかな・・・
「明久君泳ぐの上手ですね」
「昔友達とよく勝負してたからね。姫路さんは?」
「実は私、全然泳げないんです」
そういや、姫路さん運動苦手だったっけ?
「そう言う事なら、いつも勉強を教えてもらっているお礼に、ウチが瑞希に泳ぎを教えてあげよっか?得意だし」
「ホントですか」
勉強ではAランクの瑞希が、Fランクの美波にいつも教えてあげているけど・・・
「運動だと美波がAで姫路さんがFみたいだよね」
『ビュンッ』
「うわっと・・・」
「寄せてあげればB位あるわよっ!!」
なんか勘違いしてるようだ・・・
「あ、島田何やってんだ!!」
「だってアキが!!」
妹紅に任せよう・・・
「ドンマイね、明久」
「言わないで、幽香」
「お兄ちゃんっ」
「ん?何?葉月ちゃん」
浮き輪で葉月ちゃんが泳いできた。
「“水中鬼”をするです」
「水中鬼? ……水中でやる鬼ごっこかしら?」
「違うですっ。水中鬼は、鬼になった人がそうでない人を追い掛けるです。それで鬼が他の人を水の中に引きずり込んで、溺れさせたら勝ちです」
「・・・確かに鬼ね・・・(たしかに美波の妹ね・・・)」
「葉月ちゃん、それ危ないからね?」
「あぅ……ダメですか?」
実際したら危険だしな・・・
「葉月ちゃん?」
「なんですか?綺麗なお姉ちゃん」
「見ててね?霧島さん」
?霧島さん呼んでどうするんだ?
「……何?」
「坂本と水中鬼って遊びをやって見せてほしいの。ルールは簡単で、坂本を水中に引きずり込んで、溺れさせた後に人工呼吸ができたら霧島さんの勝ち」
「……行ってくる」
その後、霧島さんは雄二を襲撃・・・・ドンマイ・・・雄二
「あんな感じで危険だから駄目よ?」
「やっちゃダメでしょ」
『ゴツンッ』
「あ痛っ」
さすがに遣り過ぎなので幽香の頭に拳骨を落とし、霧島さんを止めた。
「はいです。葉月、水中鬼は諦めるです」
「あれ? プールを使っているのは誰かと思ったら、代表達だったの?」
「……愛子?」
えっと・・・たしかAクラスの工藤さんだったかな?
「どうしたの?」
「僕水泳部だから、もう一人来てるし」
「「え?」」
すると、
『お姉さまっ! どうしてプールに行くのなら美春に声をかけてくれないのですか!?』
『美春!? アンタどうしてここにいるのよ! プールで遊ぶなんて誰にも言わなかった筈なんだけど!?』
『美春にはお姉さまを害虫から護る為のトクベツな情報網がありますから!』
「・・・・・」
「関わらないほうがいいわね・・・」
「じゃあボクも水着に着替えて来るね?」
「行ってらっしゃい」
すると途中で振り向いて……
「覗くなら、バレないようにね♪」
「覗かないからね?」
なんか後ろから2つの殺気が・・・あ、消えた。
「ふう、さすがに遊び疲れたな・・・」
「あはは、ある意味妹紅一番はしゃいでたもんね」
妹紅は上がろうとすると・・・そこで事故が起きた。
「あ・・・」
「え?」
滑ったのか妹紅がプールサイドからこっちに倒れてきた。
『バシャンッ!!』
「いてて・・・」
「ごめん、大丈夫か?明久?」
「あ、うん妹紅も大丈・・・夫・・・?」
なんか手に・・・赤い布?
「え?」
「ん?・・・・あっ・・・」
え・・・妹紅・・・何もつけて・・・
「アキ~!!」
『ドガッ!!』
「あぐ・・・」
「あ、明久!?」
後頭部に鈍痛が走った後、胸を腕で隠す妹紅に突っ込みながら意識を手放した・・・
「起きなさい・・・」
「う・・ん・・・」
「やっと起きましたか、明久」
「・・・あ、映姫・・・久しぶり」
「久しぶりですね。何があったんですか?こんなとこに来て」
この少女は四季映姫・ヤマザナドゥ。閻魔さまだが同じ年位に見えないからな・・・まぁ、僕より年上だけど。てかなんで膝枕されてるんだろう・・・
「うごけますか?」
「・・・・・無理・・」
「てことは臨死体験みたいなものですね、少ししたら戻れるでしょうしお話しましょう」
「そうだね」
その後、話(主に愚痴)をしてると、
「そろそろ戻るのかな?」
「そうですか。今度幻想郷に来た時は顔出しに来てくださいね」
「うん」
目が覚めると幽香に膝枕をされ、離れたところで美波が正座させられていた。
話によると僕は美波のとび蹴りを食らったようだ・・・
こうして日は過ぎて行く・・・そういやそろそろ合宿だっけ?