「あとどれ位掛かりそう?」
「多分2時間位だと思うよ」
僕達は慧音が頼んだバスに乗ってるんだが、高速が込んでしまい遅れている。
まぁ、鉄人にはもう連絡してるからいいんだけどね。
「ところで明久」
「なに?慧音」
「その指輪は・・・」
慧音の言ってるのは霊糸の指輪のことだろう。
「七ッ夜は持っていけないからね。鉄人には許可取ってるよ?」
「そうか、ならいいんだが」
「さてじゃあ席戻るね?」
僕は席に戻ると、
「あれ美波?何読んでいるの?」
「ん、これ?これは心理テストの本。100円均一で売ってたから買ってみたんだけど、意外と面白いの」
「へぇ~面白そうだね。美波、僕にその問題出してよ」
「あ、私も」
「私もしてみようかしら」
「うん。いいわよ」
僕と幽香、妹紅は心理テストを受けることにした。
「それじゃいくわよ。『次の色でイメージする異性を挙げて下さい。緑 オレンジ 青』それぞれ似合うと思う人の名前を言ってもらえる?」
「えっと・・・って美波睨まれたら答えにくいんだけど」
「べ、別にそんなわけ・・・! いいから早く答えなさい!」
「……順番に緑、美波 オレンジ、姫路さん 青は・・・慧音達って感じかな」
「私は・・・緑、坂本 オレンジ、秀吉 青は明久だな」
「私も妹紅と一緒ね」
『ビリィッ!』
「ん?どうしたの?美波」
「どうしてウチが緑で上白沢先生達ってことは妹紅達が青なのか、説明してもらえる?」
「なんでって言われてもね・・・・」
なに怒ってるんだ?
「どれどれ?緑は『友達』、オレンジは『元気の源』、青はーなるほどなぁ」
雄二が本を覗き込みながらニヤニヤしている
「ところで藤原と風見はどうして明久が青なんだ?」
「だって・・・」
「ねえ?」
「「(明久眼が蒼くなるし)」」
「青って何なの?」
「絶対に教えない・・・・・・第2問目行くわよ。『一から十の数字で、今あなたが思い浮かべた数字を順番に二つ挙げて下さい』だって。どう?」
1から10・・・
「俺も参加するかな5,6だ」
「ではワシも2・7じゃな」
「私は3・9です」
「僕は1・4だね」
「私は5・8だね」
「私も5・8ね」
雄二、秀吉、姫路さん、僕、妹紅、幽香と答えて行く
それぞれの答えを聞いた後、美波はゆっくりとページを捲くった。
「『最初に思い浮かべた数字はいつもまわりに見せているあなたの顔を表します』だって。それぞれ・・・」
雄二・クールでシニカル
秀吉・落ち着いた常識人
瑞希・温厚で慎重
明久・死になさい
妹紅、幽香・人情深い
はて・・・なんか僕の罵倒では・・・
「それで、『次に思い浮かべた数字はあなたがあまり見せない本当の顔』だって。それぞれ・・・」
雄二・公平で優しい人
秀吉・色香の強い人
姫路さん・意志の強い人
僕・惨たらしく死になさい
妹紅、幽香・一途な人
「ねえ・・・さっきから罵倒しか聞いてないんだけど・・・」
「美波・・・いい加減にしなさいよ?」
「う・・・」
「ほら貸して。何々・・・明久は『天然たらし』、『他人思い』」
「・・・あってるわね」
「だね」
「そうかな?」
「確かにあってますね」
「上白沢先生まで!?」
いや・・・天然たらしって・・・
「………(トントン)」
不意に肩を叩かれた
「あ、ムッツリーニ。 おはよう」
「目が覚めたようじゃな」
「……空腹で起きた」
「あれ? もうそんな時間?」
携帯電話を取り出して現在時刻を確認する。
もう昼過ぎてるね・・・
「ちょうどおにぎり作ってきてるし食べる?」
「食べる~」
「いただくわ」
「あ、妹紅。意地汚いよ」
僕の作ったおにぎりはすぐに無くなってしまった。
ただ、美波と姫路さんがショック受けてたけどどうしたんだろう?