そう・・・それはある一言から始まった・・・
「そういえば明久」
「なに?」
「どこに泊まるの?」
そう・・・この話のせいで・・・
「それでは始まりました。第5348回幻想郷弾幕バトルロワイヤル大会『明久君を泊める券』。
司会するのは、清く、正しく、射命丸 文と」
「風見幽香よ」
「というより幽香さん、参加しなくてよかったのですか?」
「前来た時、泊めてるから問題ないわ」
「ってことで今回の内容ですが、明久君を泊めるために弾幕勝負をします。意味はこれといってありません!!」
「ないのかよ!?」
「あ~貴方達はこっちに来てくださいね~巻き込まれたら困るので」
「じゃあ参加者を発表するわ」
何だろう・・・おかしい・・・
「レミリア・スカーレットさん、フランドール・スカーレットさん、アリス・マーガトロイドさん、魂魄 妖夢さん」
そう・・・何かがおかしいんだ・・・
「八雲 藍さん・・・って紫さん達部下さんに任せるのですか?」
「まぁそこについては制限とか言ってないからいいと思うわよ」
「鈴仙・優曇華院・イナバさん、東風谷 早苗さん、比那名居 天子さん、神綺さん」
「ってなんであんたがいるのよ!!」
「アリスちゃんが参加するし、楽しそうだったから・・・」
「ここらへん壊されると迷惑だからやめなさい!!」
「わかったわよ・・・」
たしかに、ガチでやったら地形とかおかしくなるんでやめてください。
「さてちょっと問題ありましたが、あとは博麗霊夢さん」
そう・・・ここまではいいんだ・・・けど・・・
「そしてメインの吉井明久君です!!」
「ちょっと待てええええ!!」
「なんでしょうか?」
「何で僕も参加!?」
「だって・・・・」
だって何だ?
「そっちのほうが楽しそうじゃないですか!!」
「ちくしょおおおおおおおおお!!!」
そうだろうと思ったさ!!!!
side妹紅
「なんかすごい状態になってるな・・・」
「そんなに驚くことか?」
「・・・・人が飛んでる時点で驚き」
それもそうか。
みんなして明久狙ってるや・・・
「だけど、あんなに・・・えっと弾幕だっけ?飛び回ってるのによくここ平気ね」
「・・・私も疑問に思った」
「それは結界張ってるからよ~」
「神綺・・・来てたんだな」
「えぇ、明久君が関わるとアリスちゃんが頑張ってるし、私自身あの子は気に入ってるしね」
「悪いんじゃが・・・どちら様かのぅ?」
「あ~こいつはアリスの母親だよ」
「「「「「「母親?」」」」」」
「はじめまして~」
「なんていうか・・・」
「お若いですね・・・」
「これでも魔界の創造主だ」
「すごいな・・・・」
「まぁ、本気でやって明久君には負けたんだけどね~」
「それはそれでいいんだが、アリスが言ってたんだが・・・」
「あ~あの子が夫になったら楽しそうって話?」
・・・まぁ、いいか・・・
『神劫「画竜点晴」!!!!』
「あ、明久が広範囲殲滅したな」
「煙で見えねえな・・・」
「おわったの?」
「いえ多分・・・あの子は避けてるでしょうね~」
「さっき紹介された中でならあいつは避けるだろうな」
「あいつとは誰じゃ?」
『「夢想天生」』
そう・・・そこには明久と・・・
「やっぱり霊夢が残ったわね」
「幽香もそう思ったんだ」
「なんだあれ・・・」
「あの状態の霊夢には私達でも相手できないでしょうね」
「なぜじゃ?」
「だって攻撃とかまったく当たらないもん」
「じゃあ、アキは・・・」
「でも勝つのは明久君でしょうね・・・」
「「「「「「はい?」」」」」」
「でしょうね・・・」
「でも攻撃とか当たらないんじゃ・・・」
「普通ならね。でも明久は・・・」
『神域「幻想・境地夢創」・・・・』
「・・・・明久の雰囲気が変わった」
「明久もあの状態の霊夢と同じ領域にいけるんだよ」
そう・・・霊夢が能力によってすべてから浮くことにより、何者にも干渉されないあの状態に。
「あんなふうになったらあとは殴り合い」
「そんなったら明久が当たり前有利だから・・・」
「あんなふうになるわ」
神綺が指差す先には、気絶した霊夢を抱っこする明久の姿だった。
こうして第5348回幻想郷弾幕バトルロワイヤル大会は、
やっぱり明久の優勝で終わった。