僕と幻想郷と召喚獣   作:只今更新凍結中

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雄二、自業自得って言葉知ってる?

Aクラス前

 

 

「まだ時間あるし、Aクラス見ていこうぜ」

 

始まりは妹紅のこの一言だった。

 

「確かに時間あるし、見ていこうか」

 

「そうね」

 

 

【少年少女達移動中…】

 

「………」

 

「アハハハ…」

 

「何よこれ…」

 

目の前には、普通の教室の5倍はある教室だった…

 

「無駄にお金のかかった教室だね…」

 

「冷蔵庫とエアコンが個人であるし、ていうか何あの大型ディスプレイ…それに天井ガラス張りだよ」

 

「格差社会ってやつね」

 

3人は窓から中を覗くと教壇には知的美人を体現している女性、学年主任の高橋洋子が立っていた。

 

「あ、やぱりあの先生が担任なんだ…」

 

「私あの先生苦手だな…」

 

「私、間違ってもAクラスじゃなくてよかったかも、って今実感したわ…」

 

これといって悪い先生ではないのだが、この二人はどうも高橋先生が苦手らしい。

 

「でははじめにクラス代表を紹介します。霧島翔子さん。前に来てきてください。」

 

「………はい。」

 

 名前を呼ばれ立ったのは黒髪を肩まで伸ばした物静かな少女、霧島翔子だった

 

「同性愛者か…」

 

「「え?」」

 

霧島翔子は一年生の頃からその容姿で多くの男子から告白されてきた。が、彼女はそれをすべて断ってきた。そのうち彼女は男に興味がないというふうに噂されるようになった。

 

「いや、霧島さんには同性愛者じゃないかって噂があるじゃない?」

 

「あ~確かにそうだな」

 

「それがどうかしたの?」

 

「いや…僕にはそう思えなくてね…もしかしたらずっと1人の男の子を想い続けているのかもしれないと思ってね」

 

「「そう…なんでこれで自分のことには気づかないんだろう(のかしら)…(ボソッ」」

 

「?」

 

 

 

 

「そろそろ教室行こうか」

 

僕たちはFクラスの教室に歩き出した。

この時僕は、僕たちを見ている銀髪の少女に気づいていなかった。

 

 

________________

 

 

 

 

「ねぇ…僕たちいつの間に別世界に来たのかな?」

 

「明久、現実を見てくれ…私だって逃避したいの我慢してるんだから…」

 

「これは…ひどいわね…」

 

今僕たちが目にしているのはとても教室とは思えない、それこそ山奥の山小屋のような教室だった。

 

「と、とりあえず中に入ろ。きっと外よりはマシだよ」

 

「そうだな…」

 

「そうね」

 

そう言って、僕は教室のドアを開いた。

 

『ガラッ』

 

「おはよ「さっさと席つきやがれ、蛆虫やろう」う?」

 

なんだろう、この教室。入った第一声罵倒だった…

 

「って雄二なんで教卓に立ってるの?」

 

「そりゃ担任が「「蛆虫やろうとは言い根性してるな(わね)…」」え?」

 

罵声を浴びせた少年、坂本雄二はその方に目を向けた。

 

そこにはもこたn…妹紅とUS…幽香がすごい笑顔で立っていた…

まあ目は笑ってないけど。

 

「女の子に対して蛆虫呼ばわりなんて失礼ね…」

 

「まて、それはお前たちじゃなくて明久のことで…」

 

「ほう、明久を蛆虫呼ばわりなんて…」

 

「「覚悟出来てるんだろうな(わよね)?」」

 

「ち、ちょっと待ってくれ!言い過ぎた。俺が悪かった!だから……あ、明久!助けてくれ!」

 

雄二が助けを求めてくる…仕方ない…

 

「二人とも…」

 

「「なに?明久」」

 

「あとでやってもかまわないから、今は席に着こう?」

 

「「そうだな(そうね)」」

 

「ち、ちょっと待て明久!?見捨てる気か?!」

 

雄二は必死に助けを求めるが、

 

「だって原因雄二じゃん」

 

僕は切り捨てることにした。

 

 

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