僕と幻想郷と召喚獣   作:只今更新凍結中

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システムエラー
現代での異変


文月学園コントロールルーム・・・

 

「・・・校舎の破壊、そして学年全体の覗きとくれば評判は下落の一途。

また問題が起これば学園長の失脚は確実になる」

 

その影はサーバールームを目指していた。

 

「しかし・・・あの八意と言うやつが作ったシステム・・・

これを持っていけば後々助かるだろうな・・・」

 

そういうとキーボードを叩き始め、

 

「しかし吉井明久・・・やつは何者だ?清涼際でもそうだがあの戦闘能力・・・

まさか教頭に流したチンピラがあそこまでなるとは・・・」

 

この男は教頭とも繋がりがあるようだ。

 

「うん?パスワード?」

 

そこには

パスワードと10秒と言う表記・・・

 

『ブーブー!!』

 

「な!?早すぎだろ!!何だこのプロテクト!?」

 

その男はその場を走り去ろうとすると・・・

 

『ブチッ』

 

「チッ!!」

 

何かの配線だろうか、線に引っかかり抜いてしまった。

それに構わず、その場を立ち去ると同時にサーバールームの扉が閉まる。

 

「・・・失敗か・・・」

 

そう言う、影は走り去って行った。

 

 

 

side明久

 

 

それはいきなりだった。

朝、まぁいろいろあった後朝食を食べ、のんびりしていると、

 

「明久、ちょっといいかしら」

 

「?紫、どうしたの?」

 

「みんな居るわね。簡単に伝えるわ、学園で問題が起こったわ」

 

「問題?」

 

「えぇ、だから来て頂戴」

 

「俺らは?」

 

「ついでで現代に送るわ。と言うより明久の補佐を頼みたいの」

 

「わかった」

 

何があったんだ?

 

「紫、私も行っていいかしら?」

 

「さすがに無理よ・・・」

 

「あら、残念」

 

「まぁ、いつかおいでよ」

 

「楽しみにしてるわ~」

 

「じゃあ行ってくるね」

 

「お気をつけてください」

 

「頑張ってね~」

 

僕は隙間へと飛び込んだ(雄二たちは落とされた。)

 

僕達は隙間を通り抜けるとそこは教室・・・そして、

 

「あら明久も呼ばれたのね」

 

「ってみんな連れてきたんだな」

 

「しかし、ホントいろいろと問題を起こすわね・・・」

 

「幽香?妹紅?それに永琳まで・・・」

 

「今は学園長の所に行くのが先よ」

 

僕達は言われるまま学園長室に向かった。

 

 

 

 

 

「・・・確か吉井しか呼んでないはずだがまあいいかね。

問題が発生したからあんたに働いて貰おうって事さね」

 

「またいきなりですね。で、今度は何したんですか?」

 

「私が犯人みたいに言うんじゃないよ。実はね・・・」

 

「実は先程、学園内に侵入者があったのです」

 

高橋先生の一言に、

 

「「「「「「侵入者!?」」」」」」

 

「なんでまた?プログラムでも盗みに来たのかしら?」

 

「それもある見たいだけどね・・・実は清涼祭での校舎破壊にこの前の合宿での覗き騒ぎで、

学園の評判がガタ落ちでね」

 

まぁ、犯人探しのためといえ、覗きと言う犯罪をしたのは確かだしね。

しかし、校舎破壊なんてしたっけ?あ、教頭室か。

 

「だからその汚名返上として、学会に召喚システムのお披露目をする事になってたのさ」

 

「イメージアップ戦略か。涙ぐましいな」

 

「ご苦労様です」

 

「……このガキどもにはもう1度、この学園の最高権力者が誰かという事を、教えてやる必要がある様だねぇ・・・」

 

あえて言うと、アンタではないな・・・

 

「それでは、話に戻りますよ?」

 

「はぁ・・・」

 

「とりあえず、学園長であるアンタの失脚を狙ってるやつが居るってことだろ?学園祭の時の様に」

 

学園祭において、腕輪の暴走を一般観衆の前で引き起こし、

文月学園存続を脅かそうという動きがあった。だけど僕達の活躍によって、それは免れた。

ついでに、永琳と改造したため、はっきり言って、元より性能はよくなった。

 

「じゃあこの状況は、その侵入者の仕業って事ですか?」

 

「そうさね。まあシステム自体には問題はないけど、ハードの方に問題が発生したみたいでね」

 

「大方、どっかのコードが抜けたってところでしょ」

 

当たっていたのか、永琳の言葉に、学園長が苦笑する。

 

「それで、何で僕が呼ばれたんですか?その程度なら、教師の召還獣でもできるでしょ?」

 

「だから、その修理の為にアンタを呼んだんだよ。システムのコアに近い教師用召喚獣は、

完全にフリーズしていて召喚ができない、おまけに生徒の召喚獣は暴走状態にあって制御ができないからね」

 

「ですから、吉井君に頼むしかないのです」

 

「なるほど。観察処分者のベース召喚獣はシステムの別領域で走ってるから、

他の生徒と違って暴走の影響を受けませんからね」

 

「はい。ですから停学中ですがお呼びしました」

 

確かの理にかなっているけど・・・はっきり言ってこの状況、と言うよりさっきの、

『生徒の召喚獣は暴走状態』ってのがひっかかるな・・・

 

「わかりました。でもその前に試験を受けてもいいですか?

ちょっと・・・さっきの言葉でいやな予感がするんで」

 

「それについては言うだろうと思ったから用意してるわ」

 

「じゃあ案内頼めますか?」

 

「と言うより、八意先生にも伝えたばっかのはずなんだけどね・・・」

 

いや、それは・・・

 

「この状況、前にあったことを考えればすぐわかるわ。なにより・・・

プロテクトを作ったのは私よ?その情報ぐらい届いてるわ。吉井君、

こっちよ」

 

僕は永琳の後についていった。

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