本当、僕にはもったいないくらいの友達。
『さぁ、まだ終わってないよ。いくよ、明久』
「うん・・・妹紅」
『さすがにこれだけでへばってないわよね?』
「ふふ、当たり前じゃん幽香」
『終わったらパーティでもしましょうか』
「それは楽しそうだ、咲夜」
なら、早く終わらせないとね。
煙が晴れるとそこにはボロボロの3体の召喚獣。
なにか・・・様子が・・・
『吉井君!!気をつけなさい!!点が集中し始めてるわ!!』
永琳の言葉の意味を見せ付けるように、
美波、久保君・・・いや周りからも次々と黒い霧のようなものが姫路さんを覆う。
そして霧が晴れると、黒くまがまがしい鎧と剣を身に着けた召喚獣が現れた。
総合科目
姫路瑞希 10000点
「・・・正念場かな・・・」
今僕の点数はアレには届かない・・・
「妹紅、幽香、咲夜・・・」
『『『なに?』』』
「僕に・・・
これはもし僕がまけたら彼女達も補修室送りになる。
一種の賭けだ。
『おかしな事聞くわね』
『答えなんてわかりきってるでしょ?』
『私達の点数受け取ってくれ』
「・・・うん。行くよ!!
僕は白金の腕輪を掲げ、
僕達の召喚獣は手を合わせると光に包まれた・・・
そしてその光から現れたのは、僕の召喚獣。
背には炎をまとい、オレンジと赤と黒の学ランを着て、
後ろには8本の剣が対になるように浮いていた。
総合科目
吉井明久 10000点
「あまり時間が無い・・・」
姫路さんも一撃で終わらせるつもりなのだろう・・・
剣に闇を集中させる・・・
「ホントはこれ僕の技じゃないんだけどね・・・」
八本の剣は展開されるとそれぞれで光を集め始めた。
思い浮かべるは・・・魔理沙の師、魅魔の一撃。
1つ、魔理沙の使う「Master Spark」
2つ、幽香の使う 「Doble Spark」
3つ、幽香と魅魔の 「Trinity Spark」
僕は左手を上げる。背後に剣によって集められた3つの光の玉。
そして中心に巨大な光球・・・
『物理干渉カット!!存分にやりなさい!!吉井君』
『もし壊れても治すから大丈夫よ』
姫路さんは撃たせてはいけないと思ったのだろう・・・
剣を振り下ろし闇色の砲撃を撃ってきた。
でも、もう遅いよ・・・
「・・・『
左手を前に振り下ろすと三つの光球は砲撃を出し、中心の光球と交わりひとつの巨大な光の本流と為した。
光は闇をなぎ払い、部屋全体を包み込み、光が晴れるとそこには僕だけが立っていた。
「・・・終わった・・・」
『お疲れ様、明久』
『まさかあの悪霊が完成させるのに苦労した技を簡単に使うなんてね』
「いや、簡単じゃないからね?」
僕は抜けたコードに近づき、
『明久君、そのコードはそこの赤いコードの3つ下にさしてください』
「ここだね」
差し込むと画面に出てたエラーの文字は消え、扉が開いた。
『お疲れ様だね、吉井』
さて、あとは真犯人だけか・・・