僕はある程度確認をしていると学園長たちがやってきた。
「さて、すぐに修理に入るとするかね。助かったよ、吉井」
「いえ、お礼なんていいですよ」
僕はそういうと永琳に近づき、
「・・・連絡は?」
「大丈夫よ」
よし、じゃあはじめようか。
「吉井、お疲れ様だな」
「西村先生・・・そんな、そこまで何もしてませんよ」
「何時もそれだな、お前は。さて、後は俺達の仕事だ」
という発言を受けて、周りの教師と開発メンバーたちが動きを見せる。
「待ってください」
「ん?どうしたんだい?吉井」
「ちょっとお話がありまして」
「話?」
「・・・大方今回の犯人だろ?」
「「「「「!?」」」」」
雄二の言葉に周りがざわめく。
「そのとおりだよ。学会発表を控えたこの日に、しかも学園の心臓部ともいえる部屋に、
誰にも気づかれず侵入者が入るなんて、幾らなんでも手際が良すぎる」
「だれか内通者がいるってことか?」
「そのとおりです。西村先生。もしこの学園の問題、情報を流せばいい稼ぎになる、ってところでしょうね」
永琳はそういうと一人の先生の背後を取り、メスを構える。
いや、危ないよ!?
「な、なにを・・・」
「さっき言ったじゃないですか、内通者さん」
「何を証拠に・・・」
「証拠ならありますよ。うどんげ」
「師匠、吐きましたよ」
そこにはブレザーをきた少女が・・・というか耳帽子で隠してるんだね。
「その人が吐いてくれた証言、あと監視カメラ貴方が彼を誘導するとこが写ってたんですよ」
「くっ……サモン!」
ちっ、召喚獣を出したか。
永琳は教師から距離を取る。たぶんやり合えば永琳が勝つだろうけど、
彼女は手出しをするわけにはいかないのだ。
どうする?
そう思案していると鉄人が前に出た。
「な、西村先生!?」
「吉井は下がってろさすがにさっきので点数は下がってるだろうし疲れているだろう」
「でも・・・」
「吉井、言っておくが教師の仕事は生徒を導くことと・・・」
「あらゆる害から守ることだ!!サモン!!」
数学
補習教師 西村宗一 908点
VS
数学教師 638点
「「「「「は?」」」」」
雄二やみんな、ましてや相手の教師さへ驚いている。
「仮にも補修担当!!これぐらい取れるわ!!」
「く、くそっ!!」
「金に目がくらんで生徒を苦しめようとは・・・恥を知れ!!」
鉄人の召還獣の拳の一撃に、相手の召喚獣は一瞬で吹き飛んだ。
「な・・・ちっ」
「往生際が悪いわよ!!」
犯人はそれでも逃げようとしたが永琳につかまり、投げ飛ばされた。
・・・これで問題は解決かな・・・
「後処理はこっちでやっておくから帰ってもいいぞ」
「はい。お疲れ様です」
はぁ、今日は疲れた・・・早く寝よう・・・
実は言うと鉄人が言ってる言葉、私の昔の先生の言葉なんですよね。